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side S

撮影が始まるけど、案の定全く集中できない。


とりあえず、ここは岸くんにさりげなく探りを入れてみるか、


と思いたって休憩中に楽屋で岸くんに声を掛ける。


「そういえば、岸くんって今付き合ってる人いるの?」


「え、いないけど……大事な時期だしさ」


デリケートな話題に珍しくまともに答える岸くん。


嘘を吐いているようには思えない……


いや、もしやこれも演技?


岸くんって実は演技派だし。


最近演じた役の影響もあってか誰も信じられなくなってしまう。


「いや、例えばそれこそ女の人とじゃなくても、


付き合ったりとかしないの?」


そう言うと、きょとん顔の後で真剣に考えだす岸くん。


しばらくすると閃いた! みたいな表情になって


「紫耀と俺とかってこと? よく飯行くみたいな」


と聞いてきた。俺の言い方が悪かったのか?


完全に岸くんは友達「づき合い」と勘違いしてる。


ってことは、岸くんはシロなのか。


それとも、廉とは体だけの関係とか……


「そういうことじゃなくて……例えば、廉のこと抱ける?」


いやいやいや、全然例えばじゃないけど。


焦りすぎてオブラートに包むのが下手になる自分にイラつきながらも岸くんを見る。


「まぁ、それはね。ほぼ毎日だから慣れちゃったっていうか」


ええええええええええええええええええええええええええええええええええ……


「そっかぁ」


いやいやいやいやいや。驚きすぎて変な声でたわ。


そんなさらっと言います?


え、あれ俺ほんとに廉と付き合ってたんだっけ?


もしかして廉はそれが普通だと思ってんの?


「浮気」っていう概念の見解の相違?


っていうか、俺と廉が付き合ってるのはグループ内でも暗黙の了解だと思ってたんだけど。


俺の妄想だった……?


脳内はめちゃくちゃパニクっていたけど、


岸くんがあまりにもさらっと言うから騒ぐタイミングも見失って、


結局そのまま何もなかったように振舞うことしかできなかった。

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作者名:KAME | 作成日時:2019年8月19日 20時

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