40話 ページ44
男の子は落ちていき、音を立てて地面に落ちた。
女の子「きゃぁ！！」
炭治郎「！見るな！！」
炭治郎は二人の子供に見せないように立ちはだかる。
A『！！！』
Aは直ぐに視線をずらして直視しないようにした。
善逸はガタガタと震えている。
炭治郎は男の子に駆け寄るが、傷が深く、助かりそうにない事に気づく
「でれ…せっかく…でれたのに…カッ…ぁ
でれ…たの…に…
でれ…たのに…、しぬ、のか…おれ、、
しぬのか、、…」
そう言って息が小さくなっていく
炭治郎は強く抱きしめる。
A『はぁ、はぁ…』
心を落ち着かせ、周りを見る、
炭治郎は落ちてきた男の子を抱きしめており、善逸はガタガタと震えている、
後ろでは子供達が抱き合いながら震えている。
A『しっかりしなきゃ…』ボソッ
小さくそう言って、子供たち歩み寄る。
A『ごめんね…
あの子は、君達のお兄ちゃん？』
と、ゆっくりと、優しく言う。
男の子「ち、ちがう、
にいちゃんじゃない…！
にいちゃんは柿色の服を着てる…！」
と、震えた声で精一杯伝えた。
A『！そうか…
ごめんね、こんな事聞いて、必ずお兄ちゃんは助けるから、
だから大丈夫』
そう言って、二人の頭を撫でた。
炭治郎が男の子に手を合わせ立ち上がると
炭治郎「よし、行こう！！
A！善逸！！」
と、善逸はの方を振り返ると
ブンブンと首を横に振りながら震えていた。
炭治郎「でも、ここで助けられるのは俺とAと善逸だけだ」
と、説得しようとしてもガタガタと震えて怯えるだけだった。
炭治郎「そうか…」
と、言いながら顔に陰を落とす炭治郎
A『そっか…』
と、こちらも顔に陰を落とすA
その姿を見た善逸は、
善逸「ヒィィィィ！！！
わかったよぉ！！いくよォォォ！！！！」
と、歩き出す炭治郎の箱を掴みながら泣き出す。
炭治郎「無理強いはしない」
それでも炭治郎は歩みを止めない。
善逸は引きずられながらも、行くよぉ！！
と、繰り返している。
炭治郎は兄妹の前で止まり、箱を置いて
炭治郎「もしもの為にここに置いておく。
何かあったら必ず守ってくれるから
じゃ、行ってくる」
立ち上がると館の方に進んでいく
A『はぁ、ふぅ』
深呼吸をして着いていく。
泣きながら着いていく善逸
炭治郎はそのまま館の扉を開けた。
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奥山乃愛(プロフ) - そうですか…… 教えてくださりありがとうございます！私箱推しなので生きてほしいなって思ってたので少し残念です (2022年6月29日 4時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅーい(プロフ) - 奥山乃愛さん» 遅くなってすみません！！累は原作通りなっております。 (2022年6月28日 23時) (レス) id: bf1b4bd237 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！！この小説って累生きてますか？ (2022年6月9日 18時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅーい(プロフ) - 迷い猫さん» コメントありがとうございます！！もはやモブでは無くなってきていますが、楽しんでいただきありがとうございます！ (2021年10月10日 18時) (レス) id: bf1b4bd237 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 私もモブが愛される小説大大大大大大大大大ッッ好きです‼ (2021年10月4日 17時) (レス) @page1 id: 0f483562a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅーい | 作成日時：2019年9月8日 17時
