6話:もはや別荘 □ 1部変更 ページ9
夕方
この日は雨が朝から降っていて、ぽたぽたと傘に当たる。
ピンポーンと呼び鈴を鳴らすと、少し経ってから扉が開いた。
｢邪魔するでー｣
tn｢邪魔するなら帰って〜｣
｢はいよー……なんでやねん！｣
定番の様にこの茶番をやってから家の中に入る。
赤城と言う男は、我々だで言うところの書記長、スターリン、大天使、豚……で知られているあの“トントン”である。
何時ぞやの時にシャオロンが言っていた｢トントンはいつ行っても泊めてくれる｣と言うのはあながち間違ってない。
現にこうやって私を泊めてくれる。
tn｢お前ん家大丈夫なん？｣
｢ん、私の地域全体がどうやら停電だって。｣
tn｢まじか……｣
私が家に来た理由は、昨晩の台風で停電になったので、比較的に安全な赤城の家に泊まりに来たのだ。
｢あ、機材どこ置けば良い？｣
tn｢あそこら辺でええで。｣
｢スーパーで食材買ったから飯作るよ。赤城の事やからしっかり飯食ってへんかなってな｣
tn｢おかんやん。｣
｢ワイのおかんな、赤城の事めちゃくちゃ気に入ってるからなwww｣
tn｢お前ん家もかwww｣
｢『諒くん元気かしら』って電話する度に聞くwww｣
なんて、会話をしながら食材を出していく。
｢カレーで良き？｣
tn｢ホンマに作ってくれるんや……ええで。｣
｢おけ！｣
調理中
｢久方ぶりにカレー食ったわ。｣
tn｢俺も｣
｢トントンもうそろ撮影の時間やない？｣
tn｢……忘れとった、ありがとう。｣
｢しっかりしいや〜。｣
お皿洗いが終わり、スマホをやっていると赤城の部屋から笑い声が聞こえたので、赤城の部屋を除く。
赤城に、｢撮影、終わった？｣というジェスチャーをすると｢終わった｣と返したので、スカイプで繋がっている彼らと少しだけ話した。
私以外の人はどうやら大丈夫みたいだった。
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しずく(プロフ) - みずきさん» 頑張っていきます！ (2022年9月27日 23時) (
レス) id: 49add6a36f (このIDを非表示/違反報告)
みずき - うわあ！？久しぶりの更新ありがとうございます！！！ (2022年9月27日 1時) (レス) @page30 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - みずきさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年8月29日 3時) (レス) id: 49add6a36f (このIDを非表示/違反報告)
みずき - とても面白いです！リアルを忠実に再現しているところとか良かったです！無理せず更新頑張ってください！ (2022年8月26日 20時) (レス) @page29 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - あんですよ〜さん» ありがとうございます！ (2022年1月19日 23時) (レス) id: 6c8d13eae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しずく | 作成日時：2021年10月9日 13時
