22話:こんな夜更けに □ ページ28
「よ、お久」
ht「……ほんとに来た」
現在、夜の0:30
夜も更け始めた頃に私はひとらんらんの家に訪れていた。
社畜の彼が飯を食べているのかが、心配になったからだ。
他人なんだし……と思ったそこの君!
この男は、バイトで飯を食べなさ過ぎて私含めみんなの前でぶっ倒れて救急車に運ばれたんだ!!
部屋に上がってみると、鬱先生とは違い散らかってはいないが、あまり使われてない部屋っぽいと言うべきなのだろうか。
「君疲れているだろう?風呂でも入ったらどうだ?」
目の下に隈ができているその顔はとても疲れてそうな顔をしていた。
早速買ってきた食材を使って料理を始めた。
ht「っ!めっちゃおいしい……」
風呂上がりで、幸せそうに飯を食っていた。
心做しか頬の色味もつき始めた。
「まだ、あるんだ。ゆっくり食べ」
こうゆって美味しそうに食べる人の顔はいつ見ても飽きないものだ。
「明日どうなん?」
ht「明日久しぶりの休み。」
「やったやん!」
ht「ねぇ、なんで今日来てくれたの?」
「ん?いや、ここを通り掛かるついでに寄っただけやよ。そろそろ帰ろうかな。」
ht「うん、分かった。」
ある程度と荷物を持ち、玄関に向かう。
靴を履き、扉を開けた時ひとりんに話しかけられた。
ht「今日はありがとう。」
「何かあったら頼ってな?」
そう、問いを返すと彼はにこりっと表情を見せてくれたのだ。
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しずく(プロフ) - みずきさん» 頑張っていきます! (2022年9月27日 23時) (レス) id: 49add6a36f (このIDを非表示/違反報告)
みずき - うわあ!?久しぶりの更新ありがとうございます!!! (2022年9月27日 1時) (レス) @page30 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - みずきさん» ありがとうございます!頑張ります! (2022年8月29日 3時) (レス) id: 49add6a36f (このIDを非表示/違反報告)
みずき - とても面白いです!リアルを忠実に再現しているところとか良かったです!無理せず更新頑張ってください! (2022年8月26日 20時) (レス) @page29 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - あんですよ〜さん» ありがとうございます! (2022年1月19日 23時) (レス) id: 6c8d13eae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しずく | 作成日時:2021年10月9日 13時