11.5話:忘年会の後 □ 後編 ページ15
次に送るのは水原なのだが……
少しのイタズラ心に芽生えた私は、あえて凸凹の砂利道を選ぶ。
｢ちょっとこっちの道に行くね｣
tn｢そっちでも行けるん？｣
｢行ける行ける。｣
車体が大きく揺れ、上下に体が浮く。
黄瀬はキャッキャッと笑いながら座席の頭の方を掴む。
すると、後ろの方からゴォンッ！と音と共に水原の声がした。
kn｢イッッッテ！うえ？！ちょっ！｣
｢こっちの道選ぶとこいつ面白い反応するからつい行っちゃうんだよね〜｣
紫垣くんが爆笑しているのをよそ目に、アクセルを少し踏んで進む。
kn｢あぶない！あぶないよぉ！？｣
｢Wwwだめだwww腹痛てぇwww｣
なんやかんやあり、水原の家に着く。
｢楽しかった？｣
kn｢……もういややぁ…｣
｢すまんてw後は1人でも大丈夫そ？｣
kn｢おん、おやすみ｣
｢おやすみ｣
次は黄瀬と思った所で、赤城が提案をした。
tn｢黄瀬、俺んとこで泊めさせるわ。そしたら、後紫垣くんだけやろ。｣
｢せやね。じゃぁ、お願いするわ。｣
と、黄瀬飛ばして赤城の家に向かう。
その間も、とても楽しそうにしている黄瀬とそれを宥める赤城、助手席でウトウトし始める紫垣くん。
｢紫垣くんさ、寝てなよ。着いたら起こすからさ。｣
shp｢ん…お願いします…｣
｢紫垣くん、眠ったわ。｣
tn｢栗原の車案外揺れんくてええと思うで。｣
｢ほんま？｣
そして、赤城の家に着くと黄瀬を連れていく。
｢赤城、黄瀬のことよろしくな。｣
tn｢任せときゃ。おやすみ｣
sha｢おやすみな〜｣
そして、残るは紫垣くんだけとなった。
となりですやすやと眠っている。
意外と美少年なんだよなぁ……
｢紫垣くん。家着いたよ。｣
shp｢…は、い。｣
｢大丈夫？｣
shp｢大丈夫っす…では、｣
｢ん。おやすみ。｣
やっとのことで全員を家に送り、自分も帰宅するのだった。
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しずく(プロフ) - みずきさん» 頑張っていきます！ (2022年9月27日 23時) (
レス) id: 49add6a36f (このIDを非表示/違反報告)
みずき - うわあ！？久しぶりの更新ありがとうございます！！！ (2022年9月27日 1時) (レス) @page30 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - みずきさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2022年8月29日 3時) (レス) id: 49add6a36f (このIDを非表示/違反報告)
みずき - とても面白いです！リアルを忠実に再現しているところとか良かったです！無理せず更新頑張ってください！ (2022年8月26日 20時) (レス) @page29 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - あんですよ〜さん» ありがとうございます！ (2022年1月19日 23時) (レス) id: 6c8d13eae6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しずく | 作成日時：2021年10月9日 13時
