突然と強制続【死穢八斎會】 (ページ14)

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突然42 決意ページ14

『確か、敵連合って言う組織でしたよね？裏切ったのって』

「そうですけど…それがどうかしたんで？」

私が唐突にそう言うと少し驚きつつも答えたクロノさん。そして疑問を投げ掛ける。

私の声が大きかったのだろうか。

私とクロノさん以外のその場に居た全員が振り返る。一番距離が離れている場所まで移動したオーバーホールさんにまで聞こえていたようだ。

『私は…許せません。
オーバーホールさんにあんな事をした敵連合の奴らも、攻めてきたヒーローも…！

絶対に許さない！生まれてきた事を後悔させてやる！

私がこの手で…！邪魔者は全て消し去ってやる!!』

感情任せに思っていた事を全てぶちまける。

体力が尽きかけていた状態なのに力任せに声を張り上げたせいで息切れをする。

「大丈夫ですよA。この場に居る全員あんたと同じ気持ちですよ。

もっと強くなって、それから…

それから、あいつらが後悔するくらい苦しませてやりやしょう？」

クロノさんはそう言いながら、下を向いている私のの顔を覗き込む。

前を向くと皆と目が合い、頷いてくれた。

私はこの人達の為なら何でもやってやる。

憎しみを抱きながらもそう決意をしたのだった。