370話 ページ47
「んっふふ」
私を無言で見つめていたはずの五条先生がそう突拍子もなく笑い出し、
私はギョッと目を見開く。
「Aったらホントに遠回しだよね〜……
聞きたいことがあるなら素直に聞けばいいのに。
このくらいのことなら普通に教えてもいいよ」
諭すように言ったその言葉に、私はあからさま嫌そう眉根をぐっと寄せて。
「生憎ながら疑心暗鬼に生きてきたもので。
駆け引きしないと本当のモノは手に入れられないまでの思考に至っちゃってるもので」
「まぁ仕方ないよねぇ」
そう言っていクツクツ笑う五条先生に嫌気が差す。
「で、その口ぶりじゃ教えてくれるんでしょ。
期末の実演試験。どんな内容なの」
私がそう言うと、五条先生は勿体ぶるように「うーん」と言ってニヤリと笑った。
「まぁいいよ。
昨日、僕の代わりに任務こなしてくれたみたいだし。
それのご褒美って事で！」
「それでご褒美くれるなら、私毎日ご褒美もらっててもおかしくないんだけど」
私のその言葉は無視して、五条先生は口を開く。
「実演試験は実質戦闘試験。
自分の実力以上の敵が現れた時の対処法かな。
クラス2人1組で、敵に挑む」
「………敵役は？」
自分の実力以上の敵。そう言われた瞬間から、若干嫌な予感を感じつつも私はそう口を開く。
それを待ってましたとでも言うように、五条先生は口角をつり上げて、ニヤリと笑った。
「雄英教師、全員さ」
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あいすくりいむ(プロフ) - リルさん» ええっ！結婚する？((ｺﾞﾒﾝﾅｻｲﾁｮｳｼﾉﾘﾏｼﾀ (10月7日 8時) (
レス) id: e7cc10d0d7 (このIDを非表示/違反報告)
リル - この作品にどハマりしてしまって、気づいたらめちゃくちゃ読んじゃってました！！主さん天才ですか？？？ (10月3日 16時) (レス) @page43 id: 19e242bdce (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - ルマさん» ふぁっ！！！そんなもったいないお言葉を……！！ありがとうございます！！これからも精進いたしますぜ！！ (2022年10月4日 20時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ルマ - ネタ要素もあったりして読んでて楽しいです！！これからのお話も楽しみにしてまっす！ (2022年10月4日 20時) (レス) @page41 id: c1bf461124 (このIDを非表示/違反報告)
亜澄奏ｰAsukaｰ(プロフ) - あいすくりいむさん» うわぁぁぁそれなぁぁっぁぁぁ、、、！！いきなりはっ！？って感じですよね！ (2022年9月17日 15時) (レス) id: 316392659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくりいむ | 作成日時：2022年7月26日 22時
