342話 ページ19
_恵side_
「なんかA。雰囲気違うくね？
なんか目がキラキラしてるっつーか」
Aがティラミス目掛けて、その場を去った数秒後。
虎杖がティラミス屋の店員と話すAを見てそう溢した。
「あぁ……スイーツ屋の店員とかならあぁなるぞ。
店員っつーよりは、スイーツに目が眩んでいつもの化けの皮を忘れるって感じだが」
「え、何？
じゃあAの本当の性格って本当はあんな感じ！？」
「いやそれは違ぇな」
グイグイと食いぎみに質問してくる虎杖を鬱陶しく思いつつも、一応返答はしていく。
「あれは小さい頃のAが出てくるって感じだよね〜
昔は可愛かったのにねぇ……
まぁ、3歳からもうだいぶマセてたから年相応の可愛いさはなかったけど」
「へぇ〜」
「本人聞いたら殴られますよ」
五条先生のその言葉に、感嘆しながら虎杖はじぃ〜っとAを遠くから眺めている。
マジで惚れ込んでんなコイツ。
「ってか先生、Aと3歳の頃から顔見知りなん？」
「まぁ色々あってね〜………お？」
虎杖の質問を五条先生がそれとなく流し、その時不意に視界に入ったらしい。
ある一点を見つめて、声を上げた。
釣られて俺もそちらに視線を送ってみると、なにやら一般人をモデルにスカウトしてるらしき現場。
スカウトされてる方は迷惑そうに眉を寄せている。
まぁ面倒だろうな……なんて考えていると、
五条先生の視線の先が、その2人ではないらしいと気づく。
もっと…少し後ろ。
そう考えて、少し奥の方に視線を送ると、
茶髪の女子がその後ろからツカツカと早足で迫ってきていて。
なんだ？と思う前に、ソイツはそのスカウトマンの肩に手を乗せ、そして自分を親指で指しこう言った。
「私は？」
猛者かよ。
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あいすくりいむ(プロフ) - リルさん» ええっ！結婚する？((ｺﾞﾒﾝﾅｻｲﾁｮｳｼﾉﾘﾏｼﾀ (10月7日 8時) (
レス) id: e7cc10d0d7 (このIDを非表示/違反報告)
リル - この作品にどハマりしてしまって、気づいたらめちゃくちゃ読んじゃってました！！主さん天才ですか？？？ (10月3日 16時) (レス) @page43 id: 19e242bdce (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - ルマさん» ふぁっ！！！そんなもったいないお言葉を……！！ありがとうございます！！これからも精進いたしますぜ！！ (2022年10月4日 20時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ルマ - ネタ要素もあったりして読んでて楽しいです！！これからのお話も楽しみにしてまっす！ (2022年10月4日 20時) (レス) @page41 id: c1bf461124 (このIDを非表示/違反報告)
亜澄奏ｰAsukaｰ(プロフ) - あいすくりいむさん» うわぁぁぁそれなぁぁっぁぁぁ、、、！！いきなりはっ！？って感じですよね！ (2022年9月17日 15時) (レス) id: 316392659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくりいむ | 作成日時：2022年7月26日 22時
