338話 ページ15
「この28歳児、すげぇウザいからもう放っておいていい？」
「いいだろ。解散するか」
「え、そんな簡単にいいのかよ！？」
「五条先生だからいいんだよ」
そう言って恵の部屋を出ていったのは数分前。
廊下をボーっと歩いてると急に前にいた虎杖がぐーっと伸びをして。
「あー！！喉乾いたー！！」
「あんなガチガチに緊張してたもんね。
そういえば私、食堂の冷蔵庫にいちごミルク入れっぱだ〜
賞味期限そろそろかも」
「お前、まだあの甘ったるいヤツ飲んでんのかよ。
お前の死因絶対糖尿病だぞ」
「そんな甘めぇの？
伏黒は甘党に見えないのは大前提だけど、AはAで甘党なのは意外だわ」
「んー、よく言われる」
___________
「おー、あった。
……うわ、賞味期限二年後」
「まだまだ全然いけんじゃん」
「まぁ早めに飲むに越したことはないか」
「Aさん言い訳タイムに入りました！！」
「言い訳じゃないですー」
虎杖の言葉に反論しながら、私はいちごミルクを取り出す。
恵の部屋が五条先生によって場所取りされているため、
特に行く当ても無かった私たちは、
主に私が心配していたいちごミルクの賞味期限を確かめるべく、食堂へ足を運んでいた。
ついでに虎杖の水分補給。
目の前の虎杖はすごい勢いで2リットルの爆飲みしている。
その様子を眺めながら、ブスッとストローをパックに突き刺し、ズズーッと一思いにいちごミルクを口に吸い込む。
「あーうめぇーしみるわー」
「おっさんみたいなこと言うなし。
てか、それストロー逆な。
なんで尖ってる方上にしちゃうかなぁ」
「あ、通りで飲みにくいと思った。
コイツのせいか」
「いや、差し間違えたAが原因な
ストローにキレたんなよ」
あはは、と2人で笑い合う間にいる恵の顔が、
それはもうどえらいことになっていて、チラッと視界に映って笑いそうになった。
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あいすくりいむ(プロフ) - リルさん» ええっ！結婚する？((ｺﾞﾒﾝﾅｻｲﾁｮｳｼﾉﾘﾏｼﾀ (10月7日 8時) (
レス) id: e7cc10d0d7 (このIDを非表示/違反報告)
リル - この作品にどハマりしてしまって、気づいたらめちゃくちゃ読んじゃってました！！主さん天才ですか？？？ (10月3日 16時) (レス) @page43 id: 19e242bdce (このIDを非表示/違反報告)
あいすくりいむ(プロフ) - ルマさん» ふぁっ！！！そんなもったいないお言葉を……！！ありがとうございます！！これからも精進いたしますぜ！！ (2022年10月4日 20時) (レス) id: 47293fede8 (このIDを非表示/違反報告)
ルマ - ネタ要素もあったりして読んでて楽しいです！！これからのお話も楽しみにしてまっす！ (2022年10月4日 20時) (レス) @page41 id: c1bf461124 (このIDを非表示/違反報告)
亜澄奏ｰAsukaｰ(プロフ) - あいすくりいむさん» うわぁぁぁそれなぁぁっぁぁぁ、、、！！いきなりはっ！？って感じですよね！ (2022年9月17日 15時) (レス) id: 316392659a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいすくりいむ | 作成日時：2022年7月26日 22時
