･ ページ34
壱馬『ごめんな。その、。』
『いいの。いつか話すことだったんだから。』
壱馬『でも。』
『話ってそれ？笑』
壱馬『いや、』
そう言って詰まる壱馬。
こんな壱馬見るのは、いつぶりだろう。
『ん？』
壱馬『俺の事好きだったって本当？』
『…うん。すきだっt』
言おうとした瞬間。壱馬の匂いに包まれて、
背中には壱馬の腕の温もりが伝わってきた。
『…壱馬には、本当に感謝しかないんだ。
いじめられてた時、相談乗ってくれて、
助けてくれて、分かってくれて。
壱馬がいなかったら、私本当、』
壱馬『もう、いいよ。』
抱きしめる力は次第に強くっなってきて、
壱馬『好きだった。俺も。でも、莉花が見てたのは、俺じゃなかった。だよな？』
『…うん。』
壱馬『……ずっと待たせていいのか？』
壱馬は自分の気持ちよりも、相手の気持ちを
優先して、相手の心に寄り添う。
そういう所が好きで、でも、時に苦しくて…
気づいたら、私もそうなってた。
『…壱馬。大好きだったよ。』
壱馬『俺も。好きだった。』
壱馬は腕の力を緩めて、私は壱馬の所から
離れた。
壱馬『ちゃんと、今の気持ち伝えて来い。』
『ありがとう。壱馬。』
そう言って、伝える人、伝えたい人の所へ
壱馬の部屋を出た。
壱馬『っ、……好きだった。か、…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 369人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エル(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます！！ (2019年9月21日 20時) (
レス) id: 84fcb02a4c (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続き見たいです！！移行に賛成！！ (2019年9月21日 11時) (レス) id: ad4160b4d1 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - Sayuriさん» 了解です！ (2019年9月7日 22時) (レス) id: 84fcb02a4c (このIDを非表示/違反報告)
Sayuri(プロフ) - 私の推しなんですけど、陣くんを見たいです！！ (2019年9月7日 15時) (レス) id: ca3757c01b (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - かりんさん» 了解です！！ (2019年8月31日 20時) (レス) id: 84fcb02a4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エル | 作成日時：2019年8月19日 19時
