暴れん坊GIRL SeasonII

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『んーー。疲れたねー』



色々歩き回って、少し休憩でカフェに入った。


疲れたねーって言ってるけど、


顔はすんごいニコニコ。



翔吾『でもいいの買えてよかったじゃん笑』



『うん！久々にいい買い物したかも。あ、それちょっと飲みたい』



翔吾『はいどーぞ。』



俺が飲んでた飲み物を普通に何も気にせず

そのまま飲む莉花。

慣れっていうのは怖いものだ。




『ん、んま！』



翔吾『俺も莉花の飲みたい』



『えー。』



翔吾『え。笑笑』



『嘘嘘笑いいよ。』





思ってる自分も同じことをする。



翔吾『莉花って好きな人いたの？』



『んー？…どうだろ笑』



翔吾『え、いたの？』



『どーした急に笑』



翔吾『いや、別に気になって』



『笑笑なんだそれ笑』



あ、と言い出して、ちっちゃい紙袋を取り出す


莉花。話しそらされたと思いながらも、


なんだろうと思って見てると、目の前に


その袋が来た。



翔吾『ん？』



『今日のお礼？』



翔吾『え、いいの？』



『うん。今日一緒に遊んでくれたし。
いつものお礼です。』



そこには、1個のシルバーピアスがあった。

モチーフも凄いかっこよくて、

すぐ気に入った。



翔吾『すんげーかっけー…。ありがとう！』



『あ、それねー、私も付けたの笑』



ほら。って長い髪の毛を耳にかけて、片方出すと、


本当に同じピアスが付けてあった。




翔吾『え、めっちゃ最高。ありがと』



『どーいたしまして。』



翔吾『これ絶対北人さんとかにバレたらやばいやつじゃん。』



『そんときはそん時だよ。』



飲み物も空になり、買い物も終わって、


家に戻った。



まぁ、普通にバレました。

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