誘惑していたのは私の方でした。３【ダイヤのＡ】

55 懐かしき光景が ページ15

倉持side



デートの時間まで待ちきれないからAの部屋に侵入。



いい匂いすんな。





なんて部屋でくつろいでると、



あ「………」



俺の彼女様、登場。



倉「よう」



あ「………」



返事がないのでAの手を引いて膝の間に座らせる。



あ「な、なんなのいきなりっ///」



ここでようやく反応あり。



倉「なにって…Aが好きすぎて体が勝手にうg(「離して！」



倉「わーったよ」



Aは俺の膝の間から出ようと立つ。





けど…



倉「それはさせねーぜ！ヒャハッ」



また腕を引っ張って抱きしめる。



あ「そんなことばっかするなら…もうデート行かない…///」



倉「そんなこと言ってるけど顔赤いぜ？ホントは嬉しいんじゃねーのかよ？」



あ「う、うるさいし///」



ぷんぷん怒って今度こそ立ち上がるA。



準備なんてしはじめて、行く気まんまんじゃねーかよおい。



ま、そこも可愛いんだけどな。





あ「………(睨」



倉「んだよ…？」



いきなり突き刺さってくるAからの痛い視線。



倉「怖いって」





あ「………///(睨」



俺、そんな顔赤くさせるほど怒らせることしたか？



倉「なにをそんな怒ってんだよ」



あ「だから…」



手をぎゅっと握りしめてぷるぷるしてるAは言った。



あ「今から着替えるからあっち向いててよ！///」



倉「嫌だ」



ジーっとAを見つめる。









あれ、この光景なんか見たことあるな。

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