26-6 : 友人として ページ47
トントンside
「仲間…そないな簡単な理由で、俺達のこと許してくれるんか？」
「簡単じゃないよ！仲間って簡単に口にはできるけど、実際に…本当に仲間だって思えるのは。沢山の時間を一緒に過ごしたから！一緒に過ごして…認め会えたから。じゃないと、トントンも総統も…許したくないよ！許したくない…それ以上に…大切な仲間何だって思えるの…そんな私をトントンは否定するの？私を薄情ものだと思うの？」
「そんなつもりは…」
「無いんでしょ！なら、それだけだよ…それだけなんだよ…私にとってここは…それ以上でも以下でもない大切な場所なんだよ！恨んだり、怒ったりして過ごしたくない！」
「すまん…」
ほんまに…単純な理由でやったただただ救われた気がした
「トントンのバカ！謝らないでよ…」
「…ごめんな、アンタのこと…子供扱いしとったみたいやわ…そうやな、過去に囚われて一人で後ろめたさもって過ごしとったのは…俺だけやったんな…」
「トントン。私、二人のことなんて何もしらない。だから、これからも余計なお世話が多いかも知れないけど…せめて、友達になってくれる？」
「友達…？」
「そう！友達！私も…トントンに友達って認めて貰いたい！」
「いままでも、そうやったやろ？」
「嘘！トントン、いっつも私に冷たかったよ！優しいけど冷たくて、さすがの私も嫌われてるなぁ…って薄々気づいてたし…」
「…気づかんかった」
「無意識って辺りが完全に嫌ってる証拠だよ…ほら、指だして！」
「指…」
ゆーびきーりげーんまん！うーそついたら…
「嘘ついたら？」
「私の言うこと何でも一つ聞いてね！」
「なんやそれ！？横暴すぎひん！？たかがおまじないやろ…」
「口約束も立派な契約だよ！」
「屁理屈を…はぁ…」
「ふっふっふっ！」
「はぁ、じゃあこれからもよろしゅうな」
ﾁｭｯ…
触れるような優しいキス
「！？トントン！？」
「どうしたん？」
「今っ…きっ…キス…しかも唇…！？」
「なんかおかしかった？」
「おかしいとかそういうのじゃなくて…あ…ぅ…」
以前、グルッペンに言われたことがある
『その挨拶の仕方は、お前の国しか通用しないからやめろ…我々だは人数不足なんだ…悪いが文化の違いでドン引かれる訳にはいかんのや』
と、お叱りを受けた挨拶。
けど、俺を過去から掬い上げてくれた彼女には
言葉だけのありがとうじゃたりひんのや
「ありがとう、これからも友達として、よろしくな」
彼女は少し戸惑ったあとに笑顔で頷いた
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夜空音 - 狐（こん）△さん» コメントありがとうございます！青い鳥は見てはいるのですがアプリは入れてないんです…すみません(´・ω・`)これからも応援お願いします！ (2017年7月26日 0時) (
レス) id: 5aad051f04 (このIDを非表示/違反報告)
狐（こん）△(プロフ) - 夜空音さんのお話がとても好きでコメントを書いてしまいました！とっても好きです！これからも応援してます！（夜空音さんは青い鳥などやっておられますか？やっていらしたらお話したいのですが…） (2017年7月25日 22時) (レス) id: 31e766e5ec (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - 捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪さん» ヤンデレ美味しいですよね…！彼には今後も期待してて下さい！ (2017年6月12日 1時) (レス) id: 09c0159810 (このIDを非表示/違反報告)
捨てられた寝ぇ猫(∂ω∂)♪ - ヤンデレ美味しいﾑｼｬﾑｼｬ← (2017年5月28日 13時) (レス) id: 308487bf5b (このIDを非表示/違反報告)
夜空音 - みいろさん» ヤンデレらんらんさん好きなので書いてて楽しいです…w 夢主ちゃんには頑張ってもらわないとですね…！ありがとうございます (2017年5月5日 12時) (レス) id: 3232c3fbe5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜空音 | 作成日時：2017年4月21日 0時
