中也さんとカルマ君 ページ23
Aside
あっと云う間に夕方になってしまった。
中也さんは家まで送る、と云ってくれたので、お言葉に甘え、送って貰っている最中だ。
……でも、一寸心配なんだよね。
途中でＥ組の人達に会わないか……。
あっ、もしかして之って……フラグ？
突然中也さんが話し掛けてきた。
｢なァ……A｣
｢何ですか…………？｣
｢手前が学校に行きたくない理由を教えろ。俺は手前の事がもっと知りたい……｣
中也さんが私の両手を軽く握りしめ乍ら云った。
……如何、しよう。
｢あっれェ〜？Aサンじゃ〜ん！｣
｢あっ……り、莉桜……ちゃん……こんばんはｯ……｣
｢あれ〜？Aってさ……今日学校休んだくね？何で来なかったの〜？もしかしてさ……うち達が怖いから？｣
莉桜ちゃんが私に作り笑顔で近付いてくる。
莉桜ちゃんの顔から憎しみの感情が漏れている。
｢此方はカルマも居んだよ？ねっ、裏切り者さん？……とっとと利香子に謝れよ、ゴミが｣
最後の部分は耳元で囁かれた。
多分中也さんに聞こえない様にする為だろう。
｢……御免｣
｢は？聞こえないんだけど〜！今度学校に来たらもっと良い事してあげる。覚悟しといてよ？｣
｢……莉桜ちゃん…………｣
｢軽々しく私の名前口に出さないで呉れる？ってか此方は何時でもお前の事ボコボコに出来るんだからね｣
ほら、今だって。と後ろを指差す……中村さん。
後ろには殺気ダダ漏れのカルマ君が居た。
カルマ君は青筋を浮かべ乍ら私に近付いてきた。
……ﾄﾞｶﾞｯ
｢かっ……は……！｣
｢ウザイ、早くﾀﾋね。利香子は毎日涙流してるんだよ？利香子がした思い判ってんの！？ってかさ、そこのおにーさん。見てるのは知ってるけどさ、之誰にも云うなよ？……云ったら判るよなァ？｣
……カルマ君、駄目。
中也さんを怒らせたら……カルマ君がやばいよ。
｢カルマ君……怒らせちゃ駄目……ｺﾎｯ｣
｢あ"？ウザイ、早くくたばれよ。お前さ……体力はそこら辺の不良よりかはあるよな｣
｢……手前、何云ってるか判らねェがなァ……Aからきたねぇ手退けろ。今すぐだ｣
カルマ君が中也さんを睨む。
中也さんはカルマ君を今すぐにも殺しそうな勢いだ。
中村さんはさっき逃げ出した。
……私はその場に座り込んで動けなかった。
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こだま - ふっ(ドヤ顔) うちの体重3はt(( めちゃくちゃ面白いです！あと中也イケメン (2019年2月1日 0時) (
レス) id: ac225effd3 (このIDを非表示/違反報告)
カフカ - スカッとしたいですね。 (2018年9月15日 2時) (レス) id: 82988f9666 (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - 茉莉さん» 本当ですか！？有難う御座います！！愚痴好きですか！？お、おぉう……ならこれからも小説で愚痴らせていただきます！旅行楽しんでくださいね！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - このシリーズ愛読してるので、旅行中こっそり見てまース♪アキ?だっけ、かまちょ乙www(何気愚痴大好き) (2018年8月24日 0時) (レス) id: 88a9b8b93a (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - ばいばーい！良い夢見ろよ☆ミ(ゞω・) (2018年8月23日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華兎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
