ショッピング ページ22
Aside
そして、翌日。
私は中也さんと一緒に服を買いに行った。
中也さんによると、私は服の内側にナイフや銃が隠せる様なドレス、ワンピースが良いと云う。
私の年ではスーツはまだ早いって云われた。
私の目にあるドレスが目に止まった。
中也さんの袖を引っ張り、そのドレスを指差す。
｢このドレスはセットアップドレスですよ｣
後ろの店員さんが説明を始めた。
説明によると、上と下で分けられるドレスらしい。
上の方が黒色の袖の所が薄い生地で透けるようになっている。
ウエストの部分には黒いリボンが巻いてある。
下の部分は灰色のフレアスカートだ。
膝の部分まであるスカートになっている。
｢実はこれ……便利なドレスなんですよ｣
店員さんはウエストのリボンを解いた。
すると、そのリボンの部分には小さなポケットが沢山あった。
そこに証拠品や、相手の意識を奪う薬品等を入れたりする事出来るらしい。
そして、今度は黒のボレロの部分を私達に見せた。
ボレロの内側にはナイフや銃が入りそうなポケットが4つあった。
……便利だね。
｢それ、買います。……中也さん、之買ってくるね｣
｢待て。俺が払うから｣
｢え？悪いですよ！！私が払います！｣
｢良いって！その代わり、学校が楽しくない理由を教えろよ｣
｢うっ……判りました……｣
｢嗚呼、同じ服3着買っとくな｣
中也さんは私の頭を1度撫でてからお金を払いに行った。
そして、5分程立つと、中也さんが戻ってきた。
中也さんは手に何かを握りしめていた。
それは何だ、と聞くと、｢之は俺からのプレゼントだ｣と云い、私の首にチョーカーを巻いてくれた。
試着室の鏡で見てみると、中也さんと同じチョーカーが首に巻かれていた。
私はそれだけで心が落ち着いた気がした。
私は中也さんの方を振り返り、自分なりの精一杯の笑顔で云った。
｢有難う！嬉しい……！！｣
｢お、おう……！つ、次行こう｣
中也さんは私の顔を見ようとせず、私の手を引いて店を出た。
そして、次は靴等を買い、帰りにクレープを食べて帰った。
中也さんと食べるクレープは何故か美味しかった。
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こだま - ふっ(ドヤ顔) うちの体重3はt(( めちゃくちゃ面白いです！あと中也イケメン (2019年2月1日 0時) (
レス) id: ac225effd3 (このIDを非表示/違反報告)
カフカ - スカッとしたいですね。 (2018年9月15日 2時) (レス) id: 82988f9666 (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - 茉莉さん» 本当ですか！？有難う御座います！！愚痴好きですか！？お、おぉう……ならこれからも小説で愚痴らせていただきます！旅行楽しんでくださいね！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - このシリーズ愛読してるので、旅行中こっそり見てまース♪アキ?だっけ、かまちょ乙www(何気愚痴大好き) (2018年8月24日 0時) (レス) id: 88a9b8b93a (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - ばいばーい！良い夢見ろよ☆ミ(ゞω・) (2018年8月23日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華兎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
