片思い ページ20
Aside
｢俺は手前がポートマフィアを裏切ってこの様にはなって欲しくねェ……手前に死んで欲しくねェンだよ……｣
｢……！｣
世の中こんなに優しい人も居るんだな。
マフィアで人殺しなのにこんなに優しいなんて狡いよ。
じゃあＥ組はなんなんだろう。
｢…………だから辛い事があったら俺に云え。何時でも相談に乗ってやる｣
中也さんは私の頭をくしゃっと撫でた。
私は何時の間にかその手を握り、自分の頬の所へ持って行き、中也さんの手を頬にスリスリしていた。
中也さんはその行為に頬を真っ赤に染めた。
私はハッと自分がした事に驚き、後退りをしてしまった。
其の様子に中也さんがニヤァと笑う。
｢さっきやってた事、もう一度やってみろよ｣
｢へ！？い、厭です！無意識だったので！！すみません！！変な事して！！｣
私はスライディング土下座をした。
見よ！私の華麗なスライディング土下座を！！
之を見て驚かなかった人は居なかったのだぞォ！？
HAHAHA☆
…………あ、あれ……？
……ｼ-ﾝ……←
｢……手前、照れ隠しの仕方独特だなァ｣
そして中也さんは私を姫抱きし、其の儘歩き、黒い車に乗せた。
車では中也さんの部下だろうか、その人が運転し始める。
中也さんは放心状態になっている私を見詰める。
｢あー……お姫様抱っこォ……中也さん……お姫様抱っこ……意味判らないィ｣
｢大丈夫かよ……A……初心だなァ｣
｢もう止めて下さい……//｣
私は頬を手で覆い乍ら云った。
部下がチラチラ此方を見ている。
｢あの……お二人は恋人同士なのですか？｣
｢なっ……！ち、違いま……｣
｢……一方的な片思いだよ。俺は此奴か好きだ｣
｢そっ、そうなんですか……！！｣
ポートマフィアに着いた様で、車のドアを黒い服の人が開ける。
私は有難う、と礼を云い、降りた。
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こだま - ふっ(ドヤ顔) うちの体重3はt(( めちゃくちゃ面白いです！あと中也イケメン (2019年2月1日 0時) (
レス) id: ac225effd3 (このIDを非表示/違反報告)
カフカ - スカッとしたいですね。 (2018年9月15日 2時) (レス) id: 82988f9666 (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - 茉莉さん» 本当ですか！？有難う御座います！！愚痴好きですか！？お、おぉう……ならこれからも小説で愚痴らせていただきます！旅行楽しんでくださいね！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - このシリーズ愛読してるので、旅行中こっそり見てまース♪アキ?だっけ、かまちょ乙www(何気愚痴大好き) (2018年8月24日 0時) (レス) id: 88a9b8b93a (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - ばいばーい！良い夢見ろよ☆ミ(ゞω・) (2018年8月23日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華兎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
