異能の練習 ページ17
Aside
それから、芥川さんに色々見せてもらった。
全て見せ終わると、今度は私のも見せろ、と云い出した。
｢……え？い、否！！私なんか昨日やっと操れる様になっただけの木偶の坊です！！｣
｢Aなら出来る、やってみろよ｣
｢僕もAの異能、見たい｣
｢う、うーん……少ししか出来ませんが……良いですか？｣
2人が良い、と云ったので、私が異能を見せる事にした。
先ずは、炎を見せる。
｢異能力__桜雪狐｣
色とりどりの炎が私を覆う。
芥川さんが｢おぉ……｣と声を漏らす。
｢えっと……如何、します？｣
｢……よーし、異能を明日までに使いこなせる様にしろ。この調子なら異能は大丈夫だ｣
｢本当ですか！？やったァ！｣
｢あのッ！！……僕が技について教えたいです。Aの異能を見ると、色々な技が作れそうなので……駄目ですか｣
｢そういやァ……手前は技が結構あったなァ……良いぜ、その代わり変な事吹き込むなよ｣
変な事？
ま、まァ取り敢えず芥川さんに教えて貰える事が判った。
中也さんは訓練所から去っていった。
芥川さんが此方を見る。
｢急なんだが、A、其れはどんな異能だ？｣
｢うーん、桜と雪を操る狐になれる異能でしょうか｣
｢狐……だから桜雪狐なのか。其の儘だな｣
｢なっ……！？で、でも良いじゃないですか！？私自身気に入ってますし！｣
｢それならば良いが……。ｺﾞﾎｯ……始めるぞ、A｣
｢はいッ！｣
それから、30分程で技が幾つか出来た。
芥川さんの教え方は独特だったけど、判り易かった。
｢じゃあ、出来るかやって見せろ｣
｢はい……異能力__『桜雪狐,狐火』！｣
私は半狐に返信し、真っ赤な炎を周りに燃えあげた。
その炎に芥川さんが当たる。
そして、怪我した芥川さんを……また異能で。
｢『桜雪狐,雪化粧』｣
芥川さんが結晶の形のしたものに包まれる。
それが解けると、芥川さんは元通りに戻っていた。
｢……成功だ、良く頑張った。之からは自分で技を創り出せ｣
｢はい、有難うごさいました！芥川さん！｣
｢……後、芥川さんでは無く……その……龍之介と……｣
｢龍之介？｣
｢ッ……！！｣
芥川さんは顔を赤らめ乍ら部屋を出て行った。
そして取り残された私は又、技の練習を重ねていた。
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こだま - ふっ(ドヤ顔) うちの体重3はt(( めちゃくちゃ面白いです！あと中也イケメン (2019年2月1日 0時) (
レス) id: ac225effd3 (このIDを非表示/違反報告)
カフカ - スカッとしたいですね。 (2018年9月15日 2時) (レス) id: 82988f9666 (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - 茉莉さん» 本当ですか！？有難う御座います！！愚痴好きですか！？お、おぉう……ならこれからも小説で愚痴らせていただきます！旅行楽しんでくださいね！ (2018年8月24日 13時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉 - このシリーズ愛読してるので、旅行中こっそり見てまース♪アキ?だっけ、かまちょ乙www(何気愚痴大好き) (2018年8月24日 0時) (レス) id: 88a9b8b93a (このIDを非表示/違反報告)
桜華兎 - ばいばーい！良い夢見ろよ☆ミ(ゞω・) (2018年8月23日 22時) (レス) id: 74159afe69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜華兎 | 作成日時：2018年8月4日 17時
