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「 おはようございます 」
重岡「 A！ 」
「 はーい 」
重岡「 流星が会議室来てって言ってたで 」
「 分かりましたー！！ 」
プロジェクトが始まって3日。こんなに忙しいと思わなかった
「 すみません、遅くなりました 」
藤井「 ええよ、打ち合わせみたいなもんやし 」
「 忙しいですね、こんなに忙しいなんて思ってなかったです 」
藤井「 せやろ？家に帰れてるだけええねん 」
「 この企画の打ち合わせですよね、 」
私たちは最後に帰り、一番最初に出社する。
それだけでも大変なのに重岡さんは近くのホテルにいるらしい。
藤井「 Aは完璧やな、すごいで。 」
「 ありがとうございます 」
藤井「 よし、今日中にまとめて、明日これだそ 」
「 はい、頑張ります 」
藤井「 ごめんな俺いまから会議あるから、手伝えたら俺も手伝うわ 」
「 大丈夫です！」
藤井「 無理すんなよ 」
流星さんとは家では話さない…と言うより望くんがいたら
顔を合わせるのでさえ拒否されてる
ストーカーだと思わなかったら普通の良い上司
「 流星さん！出来上がりました！ 」
藤井「 さすが！！今日はもう帰ろうか？ 」
「 家、もう少しやってきます、手伝える事ありますか？ 」
藤井「 せやなあ、明日の会議の台本まだ作ってないねん 」
「 そうなんですね、私作っておきます 」
藤井「 ありがとう、ほんま助かるわ 」
流星さんは私の頭に手をポンって置いて微笑んだ
「 ………っ 」
藤井「 どうしたん？ 」
「 いえ、なんでも無いです。 」
藤井「 そか？ほな頑張ってな 」
不覚にも流星さんにキュンとしてしまった。
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作者名：くれあ
| 作成日時：2022年9月25日 0時
