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「 そろそろ学校終わる時間やね 」
西畑「 せやなあ〜早いな〜! 」
「 …携帯の電源ONにせな 」
携帯の電源を入れるとすごい数の
不在着信とメッセージが来てた
全部お兄ちゃん達からだった
智洋くんと大毅くんからのメッセージには
“ どこにおんねん、学校におらんやん ”と書かれていた
「 大吾くん、私、帰るな 」
西畑「 せやな、お兄ちゃん心配するしな 」
「 うん、ありがとう 」
西畑「 またいつでも一緒にサボろうな 」
「 うん、お邪魔しました 」
大吾くんの家を離れて自分の家に向かうと
家の前には大毅くんと智洋くん
多分車から推測して家の中にいるのは流星くん
怖くて近づけなかった
そんな時携帯に着信があって相手は智洋くんだった
「 …はい 」
神山「 どこにおるん? 」
「 …別に 」
神山「 別にちゃうやろ、はよかえってき 」
「 …嫌や。 」
神山「 なら今から学校に迎えに行くな 」
「 っ、やだ 」
神山「 はよ帰ってきて。
今すぐ帰ってこなかったら二度と家に入れへんで 」
「 …はい 」
体の震えが止まらなくて怖かった
バレてるのは智洋くんと大毅くんだけなのか
崇裕くんにもバレてるのだとしたら
また昨日と同じ目にあう。
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作者名:くれあ | 作成日時:2020年2月8日 15時