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凪沙がこじはるさんから受け取ったのはただのマイクではなく「マイクサーベル」。ライブ時にはマイクとして使用しているが、DES軍の攻撃にあったときはボタンを押すと、剣型に伸びて武器になる。
これは使用者のアイドルオーラに感応するため、人によってエネルギーが異なるらしい。出力をコントロール出来るようになれば、電流が流れるショックモードから切断モードまで自在に使えると言っていた。
「そなた、セレクション受けていいって！」
「よかったね。一緒に頑張ろう」
「うん！！」
こじはるさんにジャージに着替えるよう言われて更衣室へ案内される。遅れて楚方も到着した。ツバサさんに直談判したら、審査を受けても良いと言われたらしい。
レッスンの内容はDES兵との対人戦闘を始め、無重力空間での身体の使い方、的に当てる射撃訓練など多岐に渡るものだった。想像していたであろうアイドルのレッスンとは程遠く、ギャップに既に顔を歪める候補生もいる。
「AKB0048は数日後、
「せ、戦闘が必要なライブって……？」
「あくまでも護衛です。もしも敵側が有人だった場合、殺傷行為は絶対に禁止」
休憩と称して大型モニターを設置。このレッスンは何のために行っているのかの説明がされた。映像には、ライブする星と何だか文字が細かく綴られたものが表示。
凪沙たちの故郷である藍花星は芸能禁止派が優勢。制限が多いらしい。彼女たちが四年前に見たと言うゲリラライブでも襲名メンバーが戦っていたと織音は言う。
「あれを私たちが？」
「無理無理、絶対無理っ！」
「無理ならばここまで。芸能禁止の星で活動するには、自分の身は自分で守らなくてはなりません。そう、これはただのセレクションではない。この試練を乗り越えられなければ、00になれても命を落とすだけ」
ドクン。心臓が大きく跳ねる。
命、その言葉で何人かが顔を上げた。非日常すぎるレッスンの疲れでへたり込む姿勢から、ちゃんと座り直して背筋を正す者もいた。
そういえば、智恵理はずっと三角座りでツバサさんを見ている。ここにいる誰よりも真剣な様子で。
「ライブのラストを飾るBeginner、それを歌い終わるまでライブを守りきる。それがセレクション！」
強い言葉だ。
私はやるぞの意志を込めてよし、と目の前を見つめ直した。
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ひな(プロフ) - 東雲れーたさん» これから続編に向かうところです！！とても好きです😭✨ 全部が全部脳内で有声再生されるくらい好きなのでこんな素敵な作品に出会えて嬉しいです....！ (2月2日 4時) (
レス) @page50 id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - ひなさん» 当作品を読んでいただいてありがとうございます！ 放映当時のワクワクはもちろん、当作品ならではの展開もまとめて楽しんでいただけたら幸いです。 (1月31日 5時) (レス) id: 35709d1cf1 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 00の作品に出会えたことがすごく嬉しいです...小さい頃から大好きなアニメだったので感慨深い.... (1月30日 22時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲れーた | 作成日時：2022年6月30日 15時
