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TH side
俺、こういう事には子供の頃から敏感なんだよねぇ。
やっぱり前世はライオンさんだよね〜、野生の勘が働いてるもん。
Aヌナ、なんか、隠してる。
最初からなんでも曝け出すタイプではないけれど、明らかに俺にバレたくない何かがある雰囲気。
・・・なんだろ。
「だから教えて！サラヌナ！」
SR「バカテテよ、教えて欲しいならまずは挨拶しな」←
「おはようございます！言ったよ！教えて！」←
JM「おはようございます、って、え、いきなりなのに何の事を聞いてるかわかるんですか？」
休憩室に入って来たサラヌナに聞いてみたら、にこりともせずにいい香りの立つコーヒーを一口。
もう相変わらずイジワル。冷たい。今日も美人。←
てか親友のくせにジミナはなんでわかんないのかなー。
SR「はい、おはよう。どうせ大好きなAヌナの事でしょ？」
「それしかないもん、俺がサラヌナに聞きたい事なんて」
SR「あたしはあんたに聞いて欲しい事、山程あるけどね・・・、」
「それはまた今度！ねぇ、Aヌナ、なんか隠してない？」
スタンドテーブルの向かいに立ったサラヌナに、ググっと顔を寄せて真剣に聞いてみる。
だけどヌナは表情をひとつも変えないで俺を見つめ返してきて。
SR「・・・Aが隠してるならあたしも知らない。本人に聞けば？」
「う、そうなんだけど・・・、」
JM「意外だな。お前、そういうのも簡単に聞きそうなんだけど」
「俺はね、Aヌナから聞きたいの！」
俺はヌナばっかり見てるけど、隠されたらわかることもわからないじゃん。
・・・ちゃんと話して欲しいのに。
「俺、なんでも知りたい。ヌナの事、もっと知りたい」
SR「誰でも知られたくない事はあるでしょ」
「俺ないよ！」
JM「あるだろ・・・、散々遊んできたんだからその辺は知られたくないんじゃないの？」
「なに、エ ッチした人数とか？言ったよ、ヌナには」←
JM「言うんだ・・・」←
SR「くっそどうでもいいからあたしには言わないで」←
サラヌナが本当にイヤそうに眉を顰めて、ジミナは呆れた顔してため息をついて。
「とにかく！気になってるの！これじゃ仕事になんない！！」
SR「ふざけんな、仕事はしなさいよ」
「だったら！」
SR「少しは待ちなさいよ、」
‘Aから離れる気ないんでしょ？’としたり顔で言うから、
「・・・まぁね♡」
俺もドヤ顔で返して。
とりあえず、待ってみるかぁ。
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みあも(プロフ) - こんにちは！クズ元カレと再会したシーンでは思わず泣いてしまいました。テテの包み込む優しさに涙が(;;)本当に素敵で大好きな作品です。この作品に出会えてよかったです。ありがとうございました！ (2021年6月7日 9時) (
レス) id: 2123f5cbc8 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 最高でした。所々、私自身も涙を流してしまいました。。。 感動的で時に少しHな部分もあってすごく楽しめました。ありがとうございました。 (2021年3月30日 17時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
りーりー - 早く結ばれろって毒付いてたけど(すみませーんw)好きな人＝付き合いたい人とは違うって思いました。← (2019年10月5日 7時) (レス) id: 37e0abcb10 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 長くなってしまいましたがこんな素晴らしい作品を読ませていただいて心から感謝します。これからのアウラ様の幸せを願っています！ (2019年4月11日 23時) (レス) id: 65b302e09c (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 共感できるし、何より自分も子供好きだからこそ辛い事とかも…そんな寂しさから何となく男の人を求めてしまうのも、軽い関係だけで終わらせたいと思うのも。何だか自分語りみたいになってしまって申し訳ないのですが夜にギャン泣きしてしまうくらいには感動したので (2019年4月11日 23時) (レス) id: 65b302e09c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アウラ
| 作成日時：2017年11月11日 21時
