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TH side
SR「あれ、テヒョナまだ居たの？」
「あー、サラヌナ〜。企画案考えててさー」
SR「やだ、偉いじゃない！自分から進んで仕事するなんて！」
‘ようやく締切の意味がわかってきたかぁ〜♡’と嬉しそうに目の前のデスクで書類をまとめるサラヌナ。
「ううん、ヌナがね、明日は早く帰れるっていうから、俺も明日は早く帰りたいんだよね〜」
SR「ちっ。そこは ‘そうです’ ぐらい言えよ。可愛くない後輩だな」←
「頑張って作ったのに・・・、」
SR「どれ？」
作ったばかりの企画書をおずおずと渡せば、‘いつも言われる前にやりなさいよ’とキッと睨みつつもすぐ目を通してくれて。
SR「・・・うん、いいね」
「ほんと！？」
SR「テヒョナはホント企画向いてる。こういう発想とかいいもん。これ第一案でいこう」
「やった！！」
思わずガッツポーズ。だってこれで、
SR「だからって明日早く帰れる保証ないから」←
「ヌ〜〜ナ〜〜〜！！」
SR「わかったって(笑)なぁに、今日も帰ったらお風呂掃除？」
「それはするけど、夕飯はコンビニで買って帰る。今日もね、ヌナは遅いってソヒョンちゃんが、」
SR「そ、お疲れさん」
そう言うと、もうパソコンに向き合ってて、俺の話に興味はなさげ。
もうちょっと聞いて欲しいな・・・。←
ちょっぴり寂しく思いつつ、邪魔にならないように小さめの声でお疲れさまでーす、とだけ言って帰ろうとしたら、背中にいつもより優しい‘テヒョナ、’の声がかかって振り返る。
SR「Aを家で待っててあげてよ。・・・嬉しいはずだから」
パソコンの横から顔を出して微笑むサラヌナは、俺の気持ちを良く分かってくれてて。
いっつも怒られてるけど、いっつも気にかけてくれてるんだ。
「・・・うん！じゃあお先でーす！」
にっこり笑い返して、気分良く会社を出る時に携帯を見るけどヌナから連絡はなし。
まぁ仕方ないか、と帰り道にあるコンビニで、自分用にオムライスと飲み物をカゴに入れてたら、デザートコーナーに新作のプリンを発見。
これ、Aヌナが好きそうな生クリームが乗ってる・・・！
‘テテ、ありがとう’って喜ぶ顔を想い描いて、ひとりニヤつきながらそれも買っちゃう。
浮かれつつ店を出れば少し先に抱き合ってるカップルが目に留まる。
いいなぁ〜俺もイチャつきたいなぁ、となんとなく見てたら女の人と目が合って。
「え、・・・ヌナ？」
・・・・・・ヌナだ。
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みあも(プロフ) - こんにちは！クズ元カレと再会したシーンでは思わず泣いてしまいました。テテの包み込む優しさに涙が(;;)本当に素敵で大好きな作品です。この作品に出会えてよかったです。ありがとうございました！ (2021年6月7日 9時) (
レス) id: 2123f5cbc8 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 最高でした。所々、私自身も涙を流してしまいました。。。 感動的で時に少しHな部分もあってすごく楽しめました。ありがとうございました。 (2021年3月30日 17時) (レス) id: b5b319fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
りーりー - 早く結ばれろって毒付いてたけど(すみませーんw)好きな人＝付き合いたい人とは違うって思いました。← (2019年10月5日 7時) (レス) id: 37e0abcb10 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 長くなってしまいましたがこんな素晴らしい作品を読ませていただいて心から感謝します。これからのアウラ様の幸せを願っています！ (2019年4月11日 23時) (レス) id: 65b302e09c (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 共感できるし、何より自分も子供好きだからこそ辛い事とかも…そんな寂しさから何となく男の人を求めてしまうのも、軽い関係だけで終わらせたいと思うのも。何だか自分語りみたいになってしまって申し訳ないのですが夜にギャン泣きしてしまうくらいには感動したので (2019年4月11日 23時) (レス) id: 65b302e09c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アウラ
| 作成日時：2017年11月11日 21時
