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TH「はーい、いきますよー」
「先行きなってば！」
TH「はいはい、もういいでしょーって」
「手、繋がないでよ！」
TH「テレちゃって〜、かわいいなぁ」
「どこが！？イヤがってんの！」
嫌がる私の手をしっかり握ってご機嫌のテヒョン君の足取りは軽く、会社に近づくにつれてこんなに近い部屋を借りたことを初めて後悔する。
だってこの通りを出れば駅から歩いてくる会社の人が増えるのに、このまま手を繋いで出勤なんて出来るわけない。
「ねぇ！ほんとに、」
TH「あっ、ジミナ〜！おっはよ〜」
繋いだままの手を高く上げてぶんぶんと大きく振る親友を見つけて、ジミン君が駆け寄ってくる。
JM「おはよ、って、テテ、そんなことしたらAヌナのシャツが出ちゃうだろ？」
TH「きゃっ！こんな所でお腹さらけ出さないで！」←
「誰のせいだよ！」
JM「今日は二人で出勤なんですね」
「したくてしてるわけじゃ、」
TH「ふっふっふー、いいでしょー♡」
そう言うと繋いでる手を自慢げにジミン君に見せつけて。
ああ、周りの視線が痛い・・・。特に女子の視線が刺さる。
テヒョン君、目立つからな。何気にジミン君も揃うと二人して男前感が増すような。
JM「うん、付き合ってるみたい」
ニコっと人の良さそうな糸目で笑うジミン君。
・・・前言撤回。余計な事言いやがって、この餅め！←
ジミン君の一言で‘でしょ！でしょ！’とご満悦なテヒョン君。
もーー、面倒くさいってば。
「テテ、いい大人が手繋いで出勤はおかしいでしょ。だから、」
半ば呆れながら声をかければ、目をキラキラさせて笑みが零れそう。
TH「ヌナ、テテって呼んでる♡二人でいるときみたいに♡」
「あ・・・、」
しまった。
今のは完全に何も考えず、あまりにも自然に彼の名前を親しげに呼んでた。
「ま、間違えたっ」
TH「合ってるの！」
「もう言わない。外だし、人前だし。じゃ、先行く」
繋がれてた手をパッと離し、二人に背を向けて会社へ行く人達の波に紛れるように足早に歩く。
後ろで‘ヌナ！’という彼の声は聞こえない、聞こえない。
いつもよりカツカツとヒールの音を響かせているのも気にせずエレベーター前までやってきたら、窓ガラスに写る自分の顔の赤さに気付いて。
いつもの生活にいつの間にか入り込んでくる事を拒んでるくせに。
あまりにも呼び慣れてそうに彼の名前を口にして。
・・・それに照れるなんて。
ほんとどうした、私。
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じょんくっく - 純愛じゃこりゃ。やられた。最初はただ…うん。でもだんだんほのぼのしてきてまじでやられた。← (2019年10月5日 0時) (
レス) id: c461f78c89 (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶 - テミンっていったらSHINeeのテミンしか… (2017年12月3日 22時) (レス) id: 5f77ff8aa9 (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - あいよ！さらばじゃ！続編で会おう！←誰？ww (2017年11月12日 22時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - いっちゃんさん» ヌナでしょ！とかミンギュあたりに言われそうで言えないｗｗｗいや、私もコンがこの年末多いから何枚積めるか・・・。雑食は大変だよね(>_<)お互いどこかで当たりますように☆また2でお話ししましょ〜＾＾ (2017年11月12日 21時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
いっちゃん - めっちゃ送ってごめんなさいTTオンニも何かのグループ当たったら私の分いってほしい！ (2017年11月12日 20時) (レス) id: 3d31ebd9bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アウラ
| 作成日時：2017年9月24日 11時
