突然変異II【死柄木弔】【男主】

五十六羽 ページ16

貴方side


BARを出て弔さんを追いかけるが


結構遠くに居る弔さん


走って追いかける

『と、弔さーん』


走ったことで肩で息をする



『はぁ、はぁ…と、弔さん…ど、どこ行きますか？』

荒くなった息を整えていると



死柄木「は？」

『え？何処か行くんじゃないんですか？』


え、だからBARを出たのでは？


『ほら行きましょうよ』


弔さんの手を取って歩き出す

『どこ行きます？』

死柄木「別に、どこでも」


まだ少し機嫌が悪い弔さん


『なら、ショッピングモール行きましょう！俺服買いたいです！』


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やっぱり休日だし人数がすごく多い


『俺何気にショッピングモール来るの初めてかもです…』


昔行ったのかもしれないが覚えてないし


母さんが居なくなってからはどこにも行かなかったし行けなかった


死柄木「逆に行ったことない奴見るの初めてなんだけど」


『ははは、ですね！ほら行きますよ』



再度弔さんの手を引く


やっぱりショッピングモールという所は凄い色々な物が揃っている


服でも個性に合わせた服が沢山ある


これなら俺の服もあるかもしれない


『弔さんあそこ行きまa、わっ！』


店を見ていた俺は弔さんの方向を向くと


弔さんから財布を投げ渡された


死柄木「ちょっと、一人で回ってきて」


一人で歩き出した弔さん


その先には緑髪こと緑谷出久がいた


……あぁ、そういうこと


ならいいや1人で回ろう


けっ！楽しみだったのに…


行こうとしていた店に行く


店員「いらっしゃいませ〜」


俺みたいな翼が生えた人達専用の服が売ってる


弔さんから貰った財布の中身を見ると結構入っている


パーカーとTシャツ数枚でいいだろう


ぱっぱと買って次の店に行く



2階のフロアに行き店を見ていると


人とぶつかってしまった


？？？「すいません、お怪我はごさまいませんか」

『大丈夫です、こちらこそすいません』


？？？「大丈夫？ヤオモモ」


ヤオモモ？「大丈夫ですわ」

この子達…雄英の1年A組の子らだ


『体育祭凄かったですね、敵の襲撃があったのに…』


ヤオモモ？「ありがとうございます！いえ、ヒーローたるものあんなこと隣り合わせですので」


『これからも頑張ってください』

ニコッと愛想笑いをして立ち去る


……隣り合わせね


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ヤオモモぉー！

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