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第百二十四話「光」より
崖から落た先で風間に助けられたAは、治癒力の源となる鬼の血を飲まされた。
風間に生きることを強制されたA。
彼からの告白に、「一緒に来い」という誘い。
新撰組を守りたいという思いが揺らいだその時、
斎藤一の叫び声と銃声が外で鳴り響いたのだった。
斎藤「A！！どこにいる！？」
A「一君……？」
その声に顔を上げる。
治癒力を急激に増やしたため火照っていた体が、一君の声を求めることに集中するように冷えていった。
幾度となく叫ばれる、自身の名前。
焦りからかその声はすこしかすれていて、彼らしくもなく荒れている。
斎藤「A！！！」
もう一度、彼の叫び声が聞こえた。
近づいてくる、その声にこたえるように。
私の足は自然と動き出す。
風間「A、待て……！」
風間の泣きそうな、その声も、今の私には聞こえなかった。
一君が、戦っている。
私を、探している。
銃声の中にかすかに聞こえるその声を頼りに、私は足を動かす。
武器も持たない生身の体ｄ…………ん？
A「……あれ、武器ある」
風間「あ」
風間、武器とるの忘れてたらしい。
これはまたとないチャンス！
A「…………一君！応戦する！！」
斎藤「A……！あぁ、背中は預けた」
不知火「えっ……おい、風間！」
天城「な……っ！？」
「「「ぅわぁぁぁぁああ」」」
治癒力を得た私の体に、斎藤君のいる安心感。
私は短刀をふるい、鬼たちに勝利した。
一君も私も怪我もなく、鬼達もそれからというものの、私に力を貸してくれた。
私が治癒力を身に着けたため、勝てる術がなくなってしまったからだ。
鬼の力が加わった私たちは無敵。
こうして、皆仲良く平和に暮らしたとさ。
HAPPY END
沖田「ちょっとまてーぃ」
作者「……(明後日の方向を見る)」
A「今日も平和だねぇ」
斎藤「そうだな」
作者「ほら、こういうエンドもありかなー、なんて」
沖田「なんてシビアでデリケートな話にNG作っちゃったんだこの人」
作者「そうして、Aをめぐる争いは始まった、っていうエンドでーすっ」
不知火「俺らも参戦だな」
原田「あぁ。おめーには負けねぇぞ？」
沖田「NGだから！本当は僕とくっつくんだから！！」
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前田のさぶ(プロフ) - 初めてこんなに感動しました、とても切なくていいお話で涙が止まらなかったです。夢小説でこんなに感動したのは数年で初めてでした本当にありがとうございます！🥲お疲れ様です😌😌 (2022年8月31日 11時) (
レス) @page36 id: aeb32198b3 (このIDを非表示/違反報告)
美姫(プロフ) - 最高から一気に読ませていただきました。このような最高な作品を作ってくれてありがとうございます！本当に涙が止まりませんでした。本当にありがとうございます！何度でも読み返していきます。 (2021年7月16日 4時) (レス) id: ac5aee6225 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - 最高でした…。 (2021年3月18日 22時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
彗羽(プロフ) - 泣きました。とてもしあわせな作品をありがとうございます。アニメにそうのではなく、オリジナルの展開がたくさんあって、本当に楽しく読ませていただきました。また、読みます。何度でも読みたくなるお話でした。 (2018年12月16日 13時) (レス) id: 3386061a83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 最初から読ませていただきました！ほんとうに素晴らしい作品です！！ありがとうございました！ (2018年8月9日 17時) (レス) id: 534d1c515e (このIDを非表示/違反報告)
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