10 YG side ページ10
YG side
A「同じの、頼む？」
壁にかかってる時計をみると、もう10時前。
結構飲んでたな。
俺もだけど、こいつもいい感じに酔ってるよな。
「あ〜、いや、もういいわ」
こうやって肩が触れあう距離でゆったり飲むのも好きだけど。
今日はこのまま家に帰りたい、こいつと。
そろそろ二人きりになりたいんですよ。
シスコン兄貴や馬に邪魔されず。←
「うち、くるだろ？」
酔ってとろんとしてたAの目が、俺の一言に反応してパチリと大きくなる。
行く、と受け取った俺はさっさと帰り支度。
A「う〜、お財布〜どこ〜」
自分のバッグをゴソゴソやってるこいつの横でジニヒョンに声をかける。
「そろそろ行くんで。ごちそうさまです」
JN「はいよ、こちらこそ来てくれてありがとうね」
「また来ます。おい、A行けるか」
A「え、まってまって、あたしも払う」
JN「もうもらってるから大丈夫だよ」
A「ええ〜、でも、」
JN「ユンギにお礼いいなね。ほら、忘れ物ない？待ってるよ」
ちょっとモタつきながらも言われたようにキョロキョロとまわりを確認して、椅子から降りて俺に向き合う。
A「うん、ユンギぃ、ありがとう。ごちそうになります」
「・・・ん」
ちゃんとしようとしてても、いつもより間延びした話し方になってる。
てか、そんな声で名前呼ばれたらヤバイって。
・・・タクシーで帰るか。
扉はホソクが開けてくれてるから、そっとAの背中に手を添えて先に出るように促して店を出る。
「ごちそーさん」
A「ごちそーさまー、ホソク、まったね〜」
HS「気を付けて帰れよー、ユンギヒョン連絡してね！」
「んー」
JN「二人ともまたおいでねー」
A「はぁーい、オッパも残り頑張ってね〜」
あー、ほら、子供みたいに両手で手を振るからフラフラしてんじゃん。
危なっかしいから捕まえとこ。
道路側へ歩きながら右手でAの手を掴んで、左手を上げるとタイミングよく止まるタクシーに乗り込む。
「××まで」
行先を告げると静かに走り出すタクシーの中で、狭くないシートなのにぴったりと俺に寄り添うA。
そんなAがより愛おしくなって繋いでる手にきゅっと力を込めると、コテンと肩に頭を乗せてきた。
A「・・・(ふぁ)」
・・・おい。←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 883人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
BTS@V - 心臓あの世に行ってしまいましたァァ(´；ω；｀)ｳｯ… (2018年2月26日 22時) (
レス) id: 098c1a355f (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - ellieさん» ユンギ頑張りますよ〜！(*´ω｀)彼にはお砂糖でいてもらわなくては・・・！ｗでも餅な彼も頑張るようです( *´艸｀)そろそろ続編に参ります！引き続きお楽しみくださいませ☆ (2017年7月5日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - ！！えっ！不穏な空気が……ユンギに嫉妬されて嬉しいけど、私まで嫉妬したくないよ〜（ ＴДＴ）む、胸が痛い……ユンギがんばってよ〜、私をはなさないで〜( ；∀；) (2017年7月4日 1時) (レス) id: ddddb51918 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - ellieさん» コメありがとうございます☆前回コメで二回目の初めましてしてしましたΣ(ﾟДﾟ)すみません(´;ω;`)こんな作者ですが、これからもお付き合い頂ければ嬉しいです〜！少しづつこの関係も変わっていきます・・！ (2017年7月2日 23時) (レス) id: 32a01a5ded (このIDを非表示/違反報告)
ellie(プロフ) - 止めないで、ドキドキしたいからっ！( 〃▽〃)もうぎゅーんです。トキメキすぎて、心臓壊れそうです〜(*ノ▽ノ)むふふ (2017年6月28日 0時) (レス) id: ddddb51918 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アウラ
| 作成日時：2017年6月1日 22時
