【 歌い手 】保健室 。【 センラ 】

28 日目 ページ35

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side Snr



なんか うらたんとA楽しそうやなぁ … 。



なんて坂田の手当てをしながらもちらちらとそっちばかり見てしまう 。



と 突然 うらたんの顔がAに近付いた 。


何かを囁くと Aの顔が一気に真っ赤に染まる 。


それを見たうらたんがにやにやしてて 。




え ? なにしてんの ?? は ???



さ ｢ …… ら ､ せんら !! ｣


せ ｢ っあ ､ ごめん ｣




あかんあかん ､ 集中せんと …… 。



さ ｢ ねぇセンラ ｣


せ ｢ 今度はなんや ｣



大した話でもないやろう ､ と軽く返した 。



さ ｢ センラって Aちゃん好きなん ? ｣


ｶﾞﾁｬﾝｯ !!



手から 消毒やらピンセットやらが滑り落ちる ｡


音に反応してこちらを向いたAとうらたんに 坂田が ｢ なんもないよ ｣ と手を振った 。



その一連の流れが 無音に思えるくらい 頭が真っ白になってて 。


明らかに ､ 自分が動揺している 。



が ､ あくまで冷静に 。


バレた訳やない 。疑ってるだけや 。



せ ｢ な" ､ なななんや急に w ｣



もう無理 。変な声出たし 焦りすぎやろ俺 。



さ ｢ わっかりやす ww ｣


せ ｢ うっさいねん しばくぞ ｣


さ ｢ 照れ隠しやめろや w ｣



やっぱそうやと思ったんよね〜 ､ と調子にのる坂田 。ほんま腹立つ 。ニヤニヤすんな 。


その顔 ､ さっきAと話してたうらたんと同じ顔やぞ 。



せ ｢ … はぁ ､ 何が言いたいねん ｣



少し呆れて聞けば


さ ｢ センラの恋 ､ 俺が応援したる !!! ｣


とドヤ顔で答えた 。



こいつ やっぱあほやろ 。



せ ｢ なんでまた … 余計なお世話や ｣


さ ｢ 別に センラのためやないもん !! 俺は Aちゃんに幸せになって欲しいだけ !!! ｣



ほんま何言っとるん 。


なんで センラの恋を応援することが Aの幸せに繋がるんや 。



呆気にとられるセンラに 坂田が痺れを切らしたように言った 。



さ ｢ もういーの ､ とりあえず 応援するで !!! ｣


異論は認めん ､ とばかりに構える坂田 。



… まぁバレたんやし応援ったって たかが知れてるから ありがたく応援されよう 。




せ ｢ 坂田の言う通り … Aが好きや ｣



さ ｢ …… やっぱ ､ 好きなんやね ｣


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唐突ですが 掛け持ち犯しました ↓


【 歌い手 】おやすみ 。【 あほの坂田 。】
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/002868/


どちらも更新頑張るので ぜひ … !!

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