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あの後、アジトで解散してみんな仕事に出た。
マイキーは最後まで駄々こねてたけど。笑
蘭さんと私はイザナくんを家に招いたんだけどね、
彼は灰谷家に来るのは初めてじゃないとのこと。
だから一から色々説明する必要もなく
寝泊まりするゲストルームを案内したぐらい。
そして今はイザナくんと2人で
仕事に行く蘭さんを送り出すところ。
蘭「A、何かあったらすぐ連絡して。」
『うん、分かった。』
イ「……心配？」
蘭「心配。イザナのこと信用してなくはねーけど。笑」
イ「…あっそ。笑
でも俺も仕事溜まってるし、Aに構う暇ねーよ。」
イザナくんはそう言いながら
複数のノートパソコンやタブレットを
リビングのテーブルに並べ始めた。
蘭「……だといいけど。」
蘭さんはぼそりと呟きながら
イザナくんの背中をチラリと見た後、
静かに私を抱き寄せて唇にキスを落とす。
『…、…っ…ん…』
蘭「……早めに片付けて帰るから。」
『うん…行ってらっしゃい。』
私が頷くと、今度は頬に口付けてきて
指で私の唇を撫でながら微笑む蘭さん。
いつもみたいに行ってきますのキスをして
家を出て行く蘭さんを見送った。
…さてと。
もうすぐお昼なんだけど
イザナくんはお昼ご飯食べるのかな。
慣れない相手と2人きりになるのは少し緊張する。
パソコン画面に没頭してるイザナくんに
話しかけていいのか迷っていると
「ねぇ」と向こうから声が聞こえてきた。
イ「……過保護だね、蘭。」
『…ぇっ？』
イ「話には聞いてたけど、俺の想像以上。」
『話って…誰に…。笑』
イ「色々。お前らの情報結構回ってくるからね。」
『…そうなんですか。笑』
イ「……お前さ、そんなにいい女なの？」
ソファ越しに振り返るイザナくん。
見慣れたロゴのあのピアスが、
イザナくんの耳元で揺れるのを見つめていると
「A」と名前を呼ばれてハッとなる。
イ「ちょっと付き合ってよ。外行こ。」
『え、あの…仕事は？』
イ「後で出来るもん。今はそんなやる事もねーし。」
『……っ、…嘘つき！！笑』
イ「ごめん、嘘ついた。
…ちなみにAのスマホは俺が預かってる。」
既にイザナくんの手元にある私のスマホ。
まるで私が蘭さんに連絡しようとするのを
先読みしてたみたいに。
イ「とりあえず飯食いに行こ。」
『…断ったら…？』
イ「だからお前らのことバラすってば。」
……だめだ、抗えない。笑
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yuu(プロフ) - ひいさん» ひいさん、コメントありがとうございます!!すごく励みになるお言葉、嬉しいです(T_T)♡これからもご愛読いただけるよう頑張ります◡̈⃝♪ (2022年8月24日 0時) (
レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
ひい(プロフ) - 一年おめでとうございます!! yuuさんの作品大好きで､いつも沢山のニヤきゅんをありがとうございます(*´ `*)笑 出逢えて本当に良かったです♡*° これからも応援してます!! (2022年8月23日 23時) (レス) @page39 id: e7b32917d3 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ちぃさん» ちぃさん、ありがとうございます♡ずっと読んでくださってて嬉しいです。そして優しいお言葉に救われます(⁎˃ᴗ˂⁎)更新頑張ります⋆* (2022年8月23日 19時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 一年、おめでとうございます！🥰更新はyuuさんのペースで問題ないです！いつも更新楽しみにしてます！ (2022年8月23日 17時) (レス) @page39 id: 1f03340a86 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - 碧さん、嬉しいコメントありがとうございます♡更新遅れるかもですが、お待ちいだたけたら幸いです◡̈♥︎頑張ります！！ (2022年7月22日 21時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuu | 作成日時：2021年12月4日 14時
