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とは言ったものの…
竜胆さんの部屋のドアも
蘭さんばりに厳重なセキュリティロック付き。
今まで起こしに行ったことはないし、
多分開かないだろうと思いつつ
ドアノブに手を掛けると…
…開いた。笑
入り口で控えめな声で竜胆さんを呼んでみたけど
ベッドの上に寝てる人はぴくりとも動かず。
『入るよ…？』
ベッドの方に行くと、まだ気持ちよさそうに寝てる。
寝かせてあげたいけど…起こさなきゃ。
『竜胆さん、今日朝からでしょ…。
起きなくていいの…？』
布団の上から竜胆さんの体を揺さぶってみたら、
いきなり手が伸びてきて、腕を掴まれ…
体勢を崩した私はそのままベッドにダイブした。
竜「…あと、5分だけ…Aも一緒に寝よ…？」
眠そうな顔してるけど、
寝ぼけてるとは思えない力で
私を布団の中に引きずり込む。
私は声を発する間もなく
竜胆さんの腕の中に収まった。
『ちょっと…竜胆さん…っ…離して！！//』
竜「んー…やだ。…A……あったかい。」
『蘭さんに怒られるよ！？//』
竜「…いいよ。Aと寝れるなら怒られても。」
はっきりそう言った竜胆さんは、
もう寝ぼけてる様子はなく…
じっと私を見つめてきてにこっと笑う。
思わず目を逸らしたら、
更に体を密着させて抱きしめてくる。
向き合ったまま、身動きが取れない状態。
『もう…、やだ…っ…離…れて…ってば//』
ぐっと体を押し返そうとしても、びくともしない。
竜「たまに俺と一緒に寝よーよ。兄貴には内緒で。」
『…っ…寝るわけないでしょ…！！//』
竜「相変わらず釣れねぇな…俺寂しい。」
そう言いながら私の首元に顔を埋めてきて
ぐりぐりしてくる。
そして逃げようとする私の腰を抱き寄せて
耳元で私の名前を2回呼んだところで…
『もう…っ…、ぃゃ……っ…だめ…//』
思いっきり抵抗しようとしたら
突然、ぐんっと竜胆さんの顔が離れた。
竜「…っ…、……ｯ…て！！！！！！」
蘭「……やっぱりな。」
そこには冷ややかに笑う蘭さんがいて。
竜胆さんの髪を鷲掴みにして引っ張っていた。
私はようやくそこから解放された。
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▼ちょっとお知らせ
本編の流れとは関係なしに
裏を書く場所が欲しかったので作りました。
タイトル→「蘭の嫁と、【梵天】」
リンク貼れないので
あーる18大丈夫な方、興味がある方は
作品一覧ページからどうぞ◡̈♥︎
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yuu(プロフ) - ひいさん» ひいさん、コメントありがとうございます!!すごく励みになるお言葉、嬉しいです(T_T)♡これからもご愛読いただけるよう頑張ります◡̈⃝♪ (2022年8月24日 0時) (
レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
ひい(プロフ) - 一年おめでとうございます!! yuuさんの作品大好きで､いつも沢山のニヤきゅんをありがとうございます(*´ `*)笑 出逢えて本当に良かったです♡*° これからも応援してます!! (2022年8月23日 23時) (レス) @page39 id: e7b32917d3 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ちぃさん» ちぃさん、ありがとうございます♡ずっと読んでくださってて嬉しいです。そして優しいお言葉に救われます(⁎˃ᴗ˂⁎)更新頑張ります⋆* (2022年8月23日 19時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 一年、おめでとうございます！🥰更新はyuuさんのペースで問題ないです！いつも更新楽しみにしてます！ (2022年8月23日 17時) (レス) @page39 id: 1f03340a86 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - 碧さん、嬉しいコメントありがとうございます♡更新遅れるかもですが、お待ちいだたけたら幸いです◡̈♥︎頑張ります！！ (2022年7月22日 21時) (レス) id: f20e03d161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuu | 作成日時：2021年12月4日 14時
