家政婦から嫁になりました【灰谷蘭】

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春「……げ。」


半「げ、って何。笑 お前らに用はねーよ。」


竜「…やっぱな。俺らが来た時、2人の車見かけた。」



半間くんとワカくんだ。

結婚式にも来てくれてたけど話す機会はなかった。

2人を見てたら半間くんと目が合って
にこっと微笑まれた。意外にも優しい笑顔。



蘭「……帰れ。女目当てなら向こう行け。笑」


若「やだ。俺やよちゃんに会いにきたんだし。
…でもAちゃんいるとは思わなかった。」



ひらひらと私に手を振ってくるワカくん。
私が軽く会釈すると「やっぱ可愛いよね」
って、半間くんに向けて呟いた。



春竜「「うざ…」」


若「可愛いって言っただけじゃん。笑」


弥「私が呼んだのよ、しばらく会ってなかったから。
修ちゃんとワカちゃんも一緒に飲みましょ♡」


若「飲む飲む。」


半「その呼び方やめろって。笑」


弥「いいじゃない、ずっとそう呼んでるんだから♡」



そんなこんなで、みんなでテーブル囲んで
わいわいと楽しくお酒を飲むことに…

…なればいいな、とにかく平和に。笑



万「ねー、なんか人増えてんじゃん…
俺Aの隣がいいー。」



完全に目覚めたマイキーが、
「やよちゃんおひさ♡」って言いながら
私と明司さんの間に無理矢理入ってきた。

今度は距離を取ろうと抵抗するけど無理で
またべったりくっついてくる。



万「A、飲もー♡」


『マイキー、また寝ちゃうんじゃない？』


万「…次は寝ても離さねーよ。」


『……それは困る。笑』


万「Aの膝枕すぐ寝ちゃうもん♡」


若「…仲良いね。マイキー珍しい。」


弥「本当にAちゃんのこと好きなのね。」


蘭「…マイキー、Aに触りすぎ…離れろ。」


万「やだ！！みんなのAだし！！
いーじゃん！A妬かせるの協力したじゃん。」


蘭「…………。苦笑」


若「えー、俺もAの隣がいい。蘭どいて？」


蘭「無理。つか勝手にAのこと呼び捨てにすんな。笑」


若「なんで、俺も仲良くしたい。」


竜「断る。」


春「…死ね。」


若「ケチしかいねーじゃん。笑」


『…………。笑』



蘭さんは席を譲らず。笑
若くんは渋々弥生さんの隣に腰を下ろした。



半「…なぁ、マイキーってあんなだった？
つか、お前ら全員。笑」



明「A来てからいつもこんなん。
蘭はああ見えてAにデレデレ。
マイキー春千夜竜胆もAに惚れてる。
…俺はAの父親役。」


半「…は？何それ、ウケる。笑」


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