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気づいて ページ50

志麻side




『はぁ…はぁ…』


志「もう少しでるすくん、帰ってくるから、大丈夫や。」


セ「熱、上がりますね〜…」



今?今はセンラさんと俺でAの看病をしている。



るすくんから連絡があり、薬を買いにいく間、見ていてほしいと言われた。




時計は17:30を示していて、そろそろ星沙は帰るんか、なんて考えていると案の定、ピーンポーン、となった。




数分して玄関が閉まる音がすると、ドタドタ、と階段をあがる音がし、ドアが開いた。



そ「あれ、A?」


ま「Aちゃん…?」


さ「熱あるん…!?」



こいつらは何を言っているのだろうか。


もう一時間くらい前からこの部屋にいるというのに。



セ「…まさか…知らなかったんです?Aちゃん、朝からずっと熱があったらしいんですよ。」


志「知らなかった、なんてないよな?」


天「えっ…」



みんなが驚いた表情をしているなか、またドアが開いた。



る「センラさん、志麻くん、ありがとうございました。」


セ「センラは大丈夫ですよー。」


志「ん、それより薬は?」


る「買ってきました。」


さ「るすくん、は知ってたの?」


志「知ってたもなにもるすくんが教えてくれたんや。」


る「…さかたん達は星沙ちゃんに夢中やったやろ?Aちゃん、寂しそうに座ってたんや。気づいたん?それに、一時間も前からこんな感じやで?気づかんかった、なんてないよな?」


そ「…」


る「…Aちゃん、起きれる?薬飲まないとダメやで?」


『んぅ…』


セ「水、取ってきますね。」



るすくんが言うと言うことがなくなったのか、唖然としているのか無言でじっ、と見ている。



Aは起きるのですら辛そうで朝からこんな感じだったと思うともっと早く気づけばよかった、と少し罪悪感が押し寄せてくる。



そ「A、明日病院行こ…?」


『…はぁ、はぁ…るすすんが、いい…』


る「ええよ。一緒に行こうな〜」


そ「っ、はぁ…」




そらるさんはやってしまった、とでも言うように溜め息をついていた。



_________________
続編にいきますよ!!
まさかトイレットペーパー君がそんなうけるとはっ…
実はこれ、授業中にパッとひらめいたんですよ!
そしてコメントでイメガ描きたいと言ってくれている方がおり、嬉しいです!
逆に描いてくれませんか…?
ってことでイメガ募集します!
続編でもなのと小説共々よろしくお願いします!!

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瑠歌(プロフ) - えまって、トイレットペーパーかわいそうwwお金wwww (2022年9月1日 15時) (レス) @page50 id: 2a2ca5b148 (このIDを非表示/違反報告)
歌い手の信者 - ごちそうさまでした・・・・・・・。一言いいですか?なのさん、神過ぎます! (2020年6月6日 5時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
- 面白かったです! (2020年4月10日 17時) (レス) id: 18e720f77c (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - 千春さん» 了解です!!リクエストありがとうございます!! (2019年12月8日 17時) (レス) id: 2bdc6ab8ba (このIDを非表示/違反報告)
千春 - お願いがあります。96猫も続編に入れてください。お願いします。 (2019年12月8日 16時) (レス) id: c6d92e4cb3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なの | 作成日時:2018年4月23日 20時

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