本当は ページ38
Aside
あれから、一週間がたとうとしていた。
私は今でも
お父さんと暮らしたかった気持ちがあった。
ま「ふぅー…さかたん、ゲームしない?」
さ「やるー!!」
天「僕もやりたーい!」
楽しそうだなぁ…
でも、ここ最近はやる気分じゃないというか…
“何か”が引っ掛かっていた。
するとそらるさんが
そ「A、大丈夫?」
『ん…大丈夫。』
そう言って作り笑いをして誤魔化す。
そ「無理しないでよ…」
う「A、なんかあった?」
『無理なんかしてないよ!何もないし!ね?』
そらるさんとうらたんには気づかれているような気がした。
数時間したときだった。
ちょうどゲームが終わったらしくソファーや床で項垂れていた。
そ「眠い…」
う「まーしぃ、水飲む?」
志「ちょーだい!ちょーだい!」
セ「っ…ぶふぐっ…w」←
こんな感じであの出来事がなかったかのようになった。
私、以外は。
あれから、私は普通、というものがわからなくなった。
私の普通はお父さんと暮らすこと。
みんなの普通はみんなと暮らすこと。
一人、一人違うっていうのはわかっていた
でも、私は、私の心は限界を向かえていた。
ま「あぁー…!やっぱり、“普通”が一番!」
『っ…』
私の中で何かがぷつっ、と切れた。
る「Aちゃん…?」
歌「大丈夫…?」
『私の普通はっ…!!お父さんと暮らすことっ…!!私の願いはっ、お父さんと居ることっ、!なんで、引き離すの…!!私は!!全部我慢してるの!君らは、私の普通をっ…!!』
口を開くと止まらなくなる。
止まれ、止まれ。
そう思っていても言うことを聞かない。
そして…
『もっとっ…甘えさせてよっ…!愛してよっ…!!』
ついに私は“本音”をいった。
今まで怖くて言えなかったことが全て言えた。
言った後に、はっ、として下を向いた。
ごめんなさい、その言葉を言おうとすると
そ「やっと…本音、聞けた…」
暖かい温もりが私を包み込み、
いつもの優しい言葉が聞けた____
________________
番外編はもう少しお待ちください…!
少し*気にしないでください!←
私、部活の先輩方に好かれているか心配なんです…
可愛くもなければ愛想もない…
嫌われて当然なんデス…
最近、本当に嫌です…
いろいろと…
以上、少し*でした。
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瑠歌(プロフ) - えまって、トイレットペーパーかわいそうwwお金wwww (2022年9月1日 15時) (レス) @page50 id: 2a2ca5b148 (このIDを非表示/違反報告)
歌い手の信者 - ごちそうさまでした・・・・・・・。一言いいですか?なのさん、神過ぎます! (2020年6月6日 5時) (レス) id: cff600fdbd (このIDを非表示/違反報告)
- 面白かったです! (2020年4月10日 17時) (レス) id: 18e720f77c (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - 千春さん» 了解です!!リクエストありがとうございます!! (2019年12月8日 17時) (レス) id: 2bdc6ab8ba (このIDを非表示/違反報告)
千春 - お願いがあります。96猫も続編に入れてください。お願いします。 (2019年12月8日 16時) (レス) id: c6d92e4cb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なの | 作成日時:2018年4月23日 20時