歌い手達は幼女を拾ったようです

番外編*誕生日2 ページ32

『センラマン…?』


セ「なんですー？」




そう、私を抱きしめたのはセンラマン。



セ「ごめんな、センラはAちゃんの気持ち知ってました…寂しかったんやろ？」


『…』




センラマンの言葉にみんながはっ、とした。




そ「A…ごめん…」


ま「ごめんね…」


う「ごめんな…」



みんなが口々にごめん、そう言った。


でも違う。



私が欲しいのはその言葉じゃない…




『…』



私は黙っていた。


すると



パチンッ


急に電気が消えた。




そ「せーのっ！」


「「「「お誕生日おめでとう！！」」」」




“おめでとう”


その言葉を待っていた。




『ありがとうっ…！！』



“ありがとう”



そう告げるとまーしぃやさかたん、あまちゅが出てきて




志「これはみんなからのプレゼントや。」


さ「Aちゃん！」


天「お誕生日、おめでとう！！」




まーしぃからケーキを受けとり、


さかたんからは大きなまふてるの人形、


あまちゅからはおしゃれな服を貰った。


『…』


さ「…ダメ、だった…?」


天「この服、気に入ってくれなかった…？」


志「A…？」




黙った私をみて


さかたん、あまちゅ、まーしぃが言った。





『ううん…嬉しいっ…！ありがとう…！！』





私の頬を一滴の涙が伝った。


でも、悲しくて出たものじゃなくて


嬉しさから生まれた


綺麗な涙だった。



そ「おめでとう。ずっと、一緒だよ。」


ま「おめでとうまたゲームしようね！」


う「おめでとう。一生守るよ。」


さ「おめでとー！！大好き！」


志「おめでとう。ずっと、愛しちゅうよ。」


セ「おめでとう。センラも愛してはります。」


天「おめでとう！その服着て、出かけようね！」


る「おめでとう！一生をかけて守るで！」


歌「おめでとう。また遊ぼうね。」



私の涙を見て全員に抱きしめられた。


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ルツナ様。
リクエスト
ありがとうございます(´∀`*)
ご想像通りでしたか…?
これからも、なの共々
よろしくお願いします!!

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