歌い手達は幼女を拾ったようです

仲良し ページ25

Aside




お母さんが家に来たとき怖かった。



なんでいるの?


いやだ、離して、帰りたくない。


って思った。



でも、誰一人、動かなかった。


わかってる、私が危険だったから動かなかったんだって。




それでも、不思議と私はいらないのかな、なんて思うわけで


途中で抵抗するのをやめてただ、叫び続けた。



もう終わりだ、そう思ったとき、ヒーローが来たんだ。



センラマンと私が苦手なまーしぃ。



最初はセンラマンが助けてくれるって思ってたら


知らないうちにまーしぃに抱っこされてた。



そして震え、泣いている私にむかって小さい声で



「大丈夫や、安心しぃ。」



そう言ってぎゅ、と強く抱きしめてくれた。



気付いたらお母さんは居なくて、謝っているうらたん達が見えた。



まーしぃは優しいな。大好き。



不思議とそう思っていてまーしぃが苦手なことを忘れていた。



それにはみんなびっくりしていた。



そのあとはセンラマンに抱っこされて寝ていた。


いや、正確には狸寝入りってやつ！


みんなの会話を聞いていたの！




そ「本当にごめん。」


セ「もういいですって。」


う「でも、まーしぃなつかれてよかったな。」


志「せやな。近くで見たら可愛えかったわ〜♪」


さ「志麻くんとセンラはヒーローやな！」


天「ヒーローでもあり、救世主！」


る「寝顔も可愛ええな〜♪」


歌「僕達も寝よっか。」




歌詞くんの一言でみんな布団に入った。




私の隣にはもちろん


そらるさんと




まーしぃだよ。




“ありがとう”


そう呟いて眠りについた。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
いやぁ、仲良くなってよかった!
無理矢理感ないですよね!?
早くも24話目です(´∀`*

歌は救い→←救世主

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