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私が剣の練習に勤しんでいると、総悟に後ろから抱きつかれる形で教えをといていただいた
「こう…かな」
「そうそう…やっぱ、いい筋してんな」
総悟の教え方は上手で、素手での戦い方しか知らない私には新鮮だった
今日は新しい隊士もくるとき気、辺りを見渡してみると見覚えのあるアフロの男がいた
「こちらは柱さんでィ…あの終兄さんと互角だったんだぜ」
総悟は自慢げに私に紹介した
……
柱じゃなくて、
桂だろうがああああああああ
「コホン……柱だ…よろしくたのむ」
わざとらしく咳払いをした柱さん、もとい桂さん
なにしてんだこの人は
「こっちはA、今いろんな隊を見学中でしてねィ…今日は3番隊に行くらしいんで、お願いしまさァ」
総悟は保護者のように、なにも発しない、というか発せない私の代わりに紹介をおえた
3番隊…
1人しか隊員がいない部隊
斉藤終という方が属しているらしい
終兄さんと総悟が言っていた、相当腕のたつ方なのだろう
私は桂さんと2人っきりになるタイミングを見計らってはなしかけた
「桂さん…ですよね、?」
私は小さな声で話かける
「桂じゃないヅラだ…Aはなぜこんなとこにいるんだ…この前もお前をみかけたぞ」
鋭く私をみつめる桂さんに嘘はつけまい
「今は真選組として働いてるんですけど……まあ、いろいろあって」
桂さんはそれ以上深くきくことはなかった
「…そうか、まぁ、銀時がなにかしたのだろう」
桂さんは銀ちゃんをどんなやつとおもっているんだか、
「……ちょっとその隊服大きすぎではないか……なんだかムラっとくるな」
桂さんは表情人つかえずにそう言った
この人は驚くような発言をする癖にとても平気そうにそうはなすのだ
「…ムラって……か、桂さんのばか!」
私は頬を赤らめて桂さんの胸をたたいた
「桂じゃない柱だ…そんな顔されては潜入捜査どころではなくなるだろう…」
桂さんは静まりかえった縁側でキスを落とした
ふわりと匂う桂さんの匂いと、ゆれる髪
「んっ…ん……んぁ………んっ」
濃厚で腰が抜けてしまいそうになるぐらい上手なキス
私がすこしふらっとすると桂さんの腕が腰にまわる
「…ははっ……Aは初心で可愛いな……もっとAと触れ合いたいが…」
桂さんはにこっとしたあと、すこし困った顔をしたが、すぐにぱっと顔をあげてそそくさと終さんの部屋にむかってしまった
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そらね - 続き気になります!更新おねがいします!!! (2021年5月1日 8時) (レス) id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - 続編おめでとうございます!更新楽しみにしてます! (2020年6月10日 17時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
hinahina - ありがとう(●^o^●)更新がんばって!!応援してるよ(^^♪ (2020年6月4日 20時) (レス) id: 73469b3ea9 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - hinahinaさん» 大歓迎です!!タメでいこう(>_<) (2020年6月3日 23時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
hinahina - エトさん» そうなんですね(*^_^*) あの、、タメ口でもいいでしょうか? (2020年6月1日 23時) (レス) id: 73469b3ea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エト | 作成日時:2020年5月23日 21時