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どんどんと生身の肌に総悟の細く骨ばった指が触れる
腰を優しく触れられ、くすぐったい
｢……ごめん、なさい｣
総悟を下から睨みつけながら申し訳なさは微塵も感じられない声でいった
｢…なんでィその目……躾がいがあるってことかィ…｣
総悟はそういってまだ不服そうに私をみおろしていた
｢…ど、どいてよ｣
私はおそるおそる声を発する
｢まあ、明日は1番隊にこいよィ……ちゃんとこきつかってやりまさァ｣
私の上からどくと、なにごともなかったように腕をひかれ食堂に向かった総悟
一体彼はなにを考えているのだろう…
やっぱりわからない
私は早々と乱れた服を直し前を歩く総悟の背中をみた
｢…嫌わねぇでくれよ…愛情表現ってのはわかりゃしねぇ｣
総悟は空いた手で荒々しく髪をかいて、小さな声で呟いた
総悟に好きと言われたことを思い出し、私まで恥ずかしくなる
彼は本当に不器用というか、ただのドSなのか
しかし悪い奴でないことはたしかなので、彼を拒むことはできるわけがない
たまには総悟に甘えてみるのもいいかもしれない。彼にはついとんがりすぎてしまう自分に少し嫌気が差したが、すぐに食堂に行くことで我をとりもどした
｢おぃぃ！総悟てめぇなにA誑かしてやがる！……Aもしっかりしろ…｣
食堂ではっていた十四郎さんにお叱りをうける
私はしゅんとして下を向いたまま、はいと一言
｢土方さんはただAを独り占めしたいだけでしょう……俺が無理矢理連れ回しただけでさァ…こいつは悪くありやせん｣
二人の間に火花がまっているようにみえる。
｢チッ…総悟…お前あんま舐めた真似してると痛い目みるぞ｣
ヤンキーのような口調の十四郎さんはいつもより数倍怖い
｢…俺が舐めてんのは土方さんとAの股だけでさァ｣
…
静まり返る食堂と、私に集まる視線が痛い
総悟はわざとらしく私の肩に腕を回した
『はああああああ？！』
食堂にいた人が全員声を上げた
ついでに私もその1人だ
私は総悟の回した腕を手にとり床にたたきつけた
｢いってぇ…なにすんでィ｣
背中を押さえながら私を見る総悟
｢……A…？｣
十四郎さんは本気にしているのか顔が汗でだらだらだ
｢ち、違いますから！！…総悟ォ…あんたいつか殺す｣
私は大きな声で否定するも否定すればするほど疑いの目を向けられた
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そらね - 続き気になります！更新おねがいします！！！ (2021年5月1日 8時) (
レス) id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - 続編おめでとうございます！更新楽しみにしてます！ (2020年6月10日 17時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
hinahina - ありがとう（●＾o＾●）更新がんばって！！応援してるよ(^^♪ (2020年6月4日 20時) (レス) id: 73469b3ea9 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - hinahinaさん» 大歓迎です！！タメでいこう(>_<) (2020年6月3日 23時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
hinahina - エトさん» そうなんですね(*^_^*) あの、、タメ口でもいいでしょうか？ (2020年6月1日 23時) (レス) id: 73469b3ea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エト | 作成日時：2020年5月23日 21時
