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35- ページ39

みんなのもとに戻れば、笑顔で私を迎えいれてくれた

「ねえ、みんな最後にあれ…乗ろうよ」

私が指さしたのは、綺麗にライトアップした観覧車

6人で乗るなんて馬鹿なはなしである

でも、今、乗りたいんだ




「わあ〜、すごいアルな!」

「ほんとだ…こんな感じなんだ」

私と神楽ちゃんがはしゃぐ中、男4人は私たちのはしゃぐ姿をみていた









万事屋に帰ってくると、いつものお決まりのようにすぐに眠りについた神楽ちゃん






「なぁ…A、なんかあったのか」

「へ…」

銀ちゃんにはなにも言ってないのに。

「…涙の跡…残ってんぞ」

私の頬を親指で擦る銀ちゃん

部屋の中には月の光以外に明かりはなくて、

「これ、つけてくれよ」

なにも聞いてこない銀ちゃんはきっと言いたくないことを知ってる

そうして取り出したのは、白いレースのカチューシャ

「…うん」

私がカチューシャをして銀ちゃんをみつめる

「…手、だせ…ほら」

私が首を傾げていると、銀ちゃんが私の腕を引っ張った

「あっ、…、え」

銀ちゃんが何をするかと思うと、私の指に指輪をはめてくれた


「おもちゃだけど…、いつか本物…やるから、」


そう真剣な目をする銀ちゃん


「…好きだよ…A」




月の光のもとでキスをした


まるで結婚式みたいな…









そのあと銀ちゃんの隣でいつもどうり寝た

1つ違うのは、私の指に指輪があることと、銀ちゃんが恋人繋ぎしていることだ





1日に2回もプロポーズ紛いな事をされて正直困惑している

布団に入っても寝付けない




親はすぐに死んでしまって、人からの真っ直ぐな愛情を受けたことがなかった


そのためにどう接したらいいかわからないのだ

神威の愛は歪んでて家族にもらうような愛ではないと思っていた


しかし、今となっては違う。

二人の愛は正真正銘の愛なのだ





私も愛が知りたい__









次の日からは万事屋も、銀ちゃんもなにも変わらない日常をすごしていた






神威side



なんであんなこと…言っちゃったんだろ…

Aを前にしたら、止まらなくなった

本当はあの場で身も心も俺のものにしたかった
あの場で犯したいくらい彼女に欲 情してた


もう閉じ込めない…か、

彼女に言った愛の言葉も全て本当。
嘘偽りない。

一生変わらない事実


でも閉じ込めない、この言葉だけが俺はまもれる自信がない








Aのことになると臆病になってしまう俺をどうか許してくれよ

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設定タグ:逆ハー , 銀魂 , 愛され   
作品ジャンル:恋愛
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エト(プロフ) - さらさん» いえいえ!! (2020年5月14日 1時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ひゃー!!!ありがとうございます!!!! (2020年5月14日 1時) (レス) id: b53f13e3f7 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - さらさん» まじです!!おまちしてます!!!!(><) (2020年5月14日 1時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
さら - まじですか!!!ありがとうございます!!これからドンドンしていきますね!!!! (2020年5月14日 0時) (レス) id: b53f13e3f7 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - さらさん» バンバンください!!ネタがうかばなくて(笑)さらさんのリクエストたすかります!!ありがとうございます!! (2020年5月14日 0時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エト | 作成日時:2020年5月9日 14時

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