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さっきの銀ちゃんの顔…
なんだか色っぽくて、あのまま私がなにも発しなかったら今頃……
自分で想像して顔をあつくしてしまった
今から新撰組の所に行くのだから切り替えなくては、
真選組の屯所前まで来ると門番の人に一言挨拶をして中にはいる
すると屯所の門をくぐり抜けると総悟が待っていた
「あ、やっときたかィ…俺様を待たせるなんざ100年はやいってんでィ」
そういいながらデコピンをくらった
「いて……やりかえすからね!」
と、私より背の高い総悟のおでこに届くように背伸びをした
「おチビちゃんには届きやしねえよィ」
上から嘲笑うようにみてくる総悟
「チビじゃない!」
私はいらっとして声を荒らげる
すると、総悟の後ろからきっとここの長であろうゴリラがあらわれた
「おっ、Aちゃんきたのか…そういや俺の自己紹介を忘れてたな、近藤勲っていうんだ。一応ここの局長なんだぞ」
曇りひとつない笑顔をみせた近藤さん
やっぱりこの人が局長なんだな
「今日はよろしくお願いします!」
近藤さんに頭を下げるとそんなにかしこまらなくていいと言ってくれた
なんだか、真選組の局長とは思えないほど柔らかい人だと思った
「おい、さっさとついてきなせェ、あんたの部屋はここでィ」
つれてこられたのはいたって普通な部屋
そこに荷物をおいて私は総悟に屯所案内をしてもらうことになった
「広いね…総悟の部屋はどこなの?」
とくに深い意味もなくきいてみる
「ん…あんた夜這いでもするつもりかィ?…とんだ痴 女だったなんてねィ」
また悪魔のような顔をして馬鹿げたことを言ってくる総悟
「そ、そんなことするわけないでしょ!ばか」
「あれィ…そんなに慌てて…図星かァ」
クスクスと笑う総悟の余裕そうな顔
「ちがうって!」
「そうかい…俺の部屋はお前のとなり」
「そ、そうなの…」
案外近くて驚いた
いつも銀ちゃんと寝ているが銀ちゃんは安心できるというかなんというか…
「今から昼飯なんで食堂いくか」
「うん」
食堂に行くと先程まで仕事や稽古をしていた隊士たちが帰ってきたらしい
「あなたが今日1日ここで過ごす人ですか?俺は山崎退っていいます!よろしく」
食堂にはいると早速声をかけてくれた山崎さん
「私はAっていいます。よろしくお願いします」
山崎さんの笑顔が輝いていたが、総悟が耳元でなにかはなすと直ぐに顔を真っ青にしてどこかに走っていった
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エト(プロフ) - さらさん» いえいえ!! (2020年5月14日 1時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
さら - ひゃー!!!ありがとうございます!!!! (2020年5月14日 1時) (レス) id: b53f13e3f7 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - さらさん» まじです!!おまちしてます!!!!(><) (2020年5月14日 1時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
さら - まじですか!!!ありがとうございます!!これからドンドンしていきますね!!!! (2020年5月14日 0時) (レス) id: b53f13e3f7 (このIDを非表示/違反報告)
エト(プロフ) - さらさん» バンバンください!!ネタがうかばなくて(笑)さらさんのリクエストたすかります!!ありがとうございます!! (2020年5月14日 0時) (レス) id: 84b1407f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エト | 作成日時:2020年5月9日 14時