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・ここは半径占いツクールの爆心地です。地雷源でタップダンスとフラメンコをフルで踊っております。自己防衛の徹底をよろしくお願い致します。
・誤字脱字は囁くように教えてください。
・アンチと荒らしの差別化を図るため、自覚のある方は文末に「アンチ」もしくは「荒らし」の明記をよろしくお願い致します。
・ネタバレ、捏造を含みます。
・真実?レキシューが改変して行きましたよ。


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【審神者・所持品】
・財布
・ハンカチ
・政府支給端末
・審神者身分証明証
・藤の簪
・にっかり青江
・ショルダーバッグ

【にっかり青江(極)・所持品】
・本体『にっかり青江』
・御守(極)
・財布
・政府支給刀剣専用端末
・リュック

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「青江」

流し目で私より少し大きい彼を見る。

「どうしたんだい主」

光忠により短くカットされた髪を揺らしながら青江が答える。

「ここはどこだか分かる?」
「分からないね」
「だーよーねー」

知ってた、と言って私は『おかけになった電話番号はー現在使われいないかー電波が届かない場所にー』を繰り返す使えない端末を握りしめた。
もし漫画ならばここでミシッとか音立てるんだろうけど、長年体力じゃなくて精神力を重視する仕事やってきた私の握力なんぞ高が知れている。握り潰すのはあとでうちの本丸瓦割り大会一位の石切丸にお願いしよう。そしたら事故った事にして経費でもっと容量高い機種買えるし。

てか現在地米花町って端末は表示してるけど米花町ってどこだよ。そして東都ってどこだよ。東京しか審神者知らねぇよ。

薄暗い路地裏の比較的綺麗な壁に、青江共々背中を預けてふっかい溜息を吐いた。溜息の矛先は使えないゲートと政府と端末だ。私ゲートの転送先実家にしたはずなんだけどな。何でこんな都会に居るのかな。納得の行く説明を求めるよ政府。さもないと御宅の管狐を鍋にして食うから。

「青江、索敵結果は」
「遡行軍の気配はしないけど……ここ、霊が多いんだよね」
「え?何つった?」
「霊が多いんだよ。僕の真剣必殺って言えば分かる?」
「分かりとうなかったでござる」

普段より圧倒的に短い髪の毛で落ち着かないのか、くるくると指に巻き付けたりして横髪を弄る青江を思わず白い目で見た。
ちょ、青江の真剣必殺ってあれだろ? あれだろ? あのにっかりがにっかりしてるやつだろ? にっかりかりーだろ? 何で今カミングアウトするんだよバーカ。怖いじゃんかバーカ。審神者基本幽霊とか見えないんだよバーカ。

「取り敢えず当初の目的を達成しない? 腹が減っては戦はできぬって言うし」
「この状況で飯の提案するお前に審神者びっくりだよ」

緊急事態にも関わらず、ケロッと当初の目的(昼飯)を達成しようなんて提案をした青江に半ば呆れながらも端末をショルダーバックの中にしまう。
うちの本丸にも政府にもこんのすけにも連絡が取れない今、確かに取り敢えず今やるべきは腹ごしらえだ。正直私も朝食抜いてお腹減ったんだから。


「青江、私たちの所持金使えるかな」
「そこの自動販売機でさっき人が買い物してるのをちらっと見たとき、僕が持ってるのと同じ札使ってたから大丈夫だと思うね」
「流石青江、索敵の鬼」


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「青江」

最早軽く目眩がする視界で向かいに座る青江を捉える。

「どうしたんだい主」

優雅にコーヒーを啜る青江が首を傾げて言葉を返す。

「何で殺人事件が起きてるわけ?」
「僕に聞かないでくれると助かるなぁ」
「神様パワーで何とかならないの?」
「審神者パワーで何とかできないの?」
「無理です」
「僕も」

泡吹いて倒れてる中年のおじさん。ヒステリックに泣き叫ぶ女性。青褪める他の客。なぜか冷静な眼鏡の少年。そしてどこでもにっかり青江。散々な本日の昼下がりに現実逃避を始めた私は警察が来ても何もする事が出来ず、もうただただぼんやりしていた。

もう警察が来る前に逃げたり隠れたりすればいいものの、間抜けな私にそんなこと思いつくわけもなく、警察が来ると何がやばいのか理解していない青江に取り敢えず本体出すなよとしか言う事がなかった。
あー……今日ついて来てたのが刑事ドラマ大好きの物吉だったりしたらまだよかったんだろうけどなぁ……青江節と長髪さえ除けばイマドキの一般人に見えるからーなんて理由で青江にしたのが間違いだったか……くそ……今猛烈に歴史を改変したいぞ……。

まず青江のこと聞かれたらなんて言うんだよ。まさか刀の付喪神なんて白昼堂々警察に言えるわけがなかろうが精神異常者扱いされてピチュンだから。だいたい審神者証明書が通じるかどうかすら分からないし……。
あーどうしようマジで。ほんっと許さんぞ政府。

「にしても、彼も沢山憑いてるねぇ……」
「え?」
「眼鏡の子だよ。彼一度お祓いに行った方がいいんじゃない?」
「油断も隙もないね」

可愛らしい小学生くらいの男の子に、青江が青江節を炸裂させないだけの霊が憑いてるとかほんと何なの。何なのよここ。
取り敢えずお亡くなりになられた見知らぬ人と私たちには何の接点も無かったおかげで事情聴取とか身分証明とか、そういういろんな方面で面倒いのは無くて済んだからマジ助かった。青江、お前ちょっとその意味深な笑みやめよ?

したらやってしまった、と言いたげな顔でこっちに目配せしてくる青江。彼の視線の方向を見てみればどんどん近づいてくるさっき青江が「沢山憑いてる」って本日二回目の爆弾の拠り所となった子供。私は察す、これアカンやつ。ふざけんなよ青江。

「お兄さん、お姉さん、ちょっといーい?」
「んー?どうしたんだい?」

サイドの髪の毛を耳にかけて、それすら規制をかけたくなるような色気を晒し出す青江に審神者は酷く頭痛がしてきましたよー。笑えねぇよにっかりと。

「お兄さんとお姉さん、もしかして恋人同士?」

……。……? なんつったよ。今この子供一体なんつったよ。恋人? 青江と私が? ん? 恋人? は? 普通に無いわ。ありえねーよ。ありえてたまるかマジで。解釈違いですわさようなら。
……おい青江、お前何笑ってんだ。ちょっと今君の主がピンチなんだけど助けてくれないわけ? ちょっと待と?

「そうだよ。どうして分かったんだい?」

は? そしてお前は何でそうさらっととんでもない大嘘吐くわけ? 今時大般若オジさんでもそんなん言わないわ待って前言撤回長船派超言いそう。

「……死にそ…………」

死んだ人がいる空間内で超不謹慎なのは分かってるけど審神者今こういうしかないの分かってください。





続かない。



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作者名:雪寝 | 作成日時:2018年10月16日 4時

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