二次創作について

2次創作の基本から、簡単にまとめましょう


まずは著作権について

著作権は「親告罪」です

わかってない人が多いようですが、親告罪というものはつまり、「被害を受けた人が訴えない限り犯罪ではないよ」という法律です


これがとても重要


原作者サイドが、「2次創作はしてもいい」と言っている場合がありますが

その場合、必ずと言っていいほど
「公序良俗(良識的な行い、その他)に反するものは警察に言いつけちゃうね☆」
というルールになっています


この「公序良俗」
意味は「原作者サイドが気に入らない作品」なんですよ

「違法ではない2次創作もある」と言い張っている方がいますが、

はっきり言いますね

そんなものは存在しません


全ての2次創作は
「公序良俗」
これに引っかかります


最初の話に戻りましょう

2次創作は、「親告罪」です

原作者が怒って2次創作者を訴えるようなことがなければ、「違法ではありません」

が、それはつまり、訴えられるまで何が違法になるかわからないということで、

どんな作品であっても、訴えられるかもしれない、ということです


「全ての2次創作は違法になる可能性がある」

と言った方が正確ではありますね





さて、ここまでは「親告罪」を前提にして書きました

去年の年末、一部の創作物の著作権が「非親告罪」になったのを知っていますか？


非親告罪


つまり、原作者ではない人が訴えることができるようになったのです

一部の方の努力により、2次創作は例外となりましたが…
これから先、2次創作者のマナーが悪くなるようなら、2次創作も非親告罪の対象になってしまうでしょう



そうなった場合のことをお話します


2次創作が非親告罪の対象となった場合

原作者とは関係のない人からの通報で、2次創作が削除されるようになります

片っ端から消されるでしょうから、2次創作はもう作れません


そんな未来はもう近くまで来ています

2次創作を書けるのは当たり前ではありません
戦って勝ち取った権利です

これからも書いていくためには、戦い続ける必要があります

そのためには、原作者を尊重し、原作者を無視するようなことはしないこと

マナー良く、楽しむことが重要です

自分でよく考えて、2次創作を楽しんでくださいね



このサイトが原因で2次創作が禁止されるようなことがないよう、祈っています

2019/01/02 unknown