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物語
其れは、暇を持て余した神々の悪戯に過ぎなかったのか。
或いは必然だったのか。
旧世の神々の時代が終わりを迎える。
只、其の為の準備に過ぎなかったのか。
生贄が神の子、と呼ばれる所以が此処に在ろう等とは。
其の時まで、誰も知らなかったのだ。
「此の中から一人、我が後継の神に成ってもらう。」
神と成るか、喰われるか。
選べ、人の子よ。
あらすじ
古来より、現世を守り、育て、時には壊す、人の更に上の上の上に君臨する存在、神。
しかし、神々も「存在」が在る以上「寿命」が存在した。
神々は何百億と言う寿命を今、この時代に終えようとしていたのだ。
現世の神々は旧世の神々から新たな神々へと代替わりが行われていた。
処変わって、此処はとある山に囲まれた古い村。
人々は豊かな自然に囲まれ、田畑の世話をするのどかな日々。
此処にもまた、寿命の近づいた旧き神が居た。
神は思う。己の後継者を如何にして選び出すべきか。
ふと、其の目に留まった存在が在った。
数年に一度、己に捧げられる生贄達。
彼れには我が力の一端を分け与えていた。
其れは、まるで此の時の為に在ったかのような格好の存在。
丁度良い、今度の生贄から一人、選べば良い。
そうして残りは喰って仕舞えば良いだけだ。
だから彼等には、彼女等には。
命を張って、我が後継者を決めて貰おう。
用語
【
キャラクター達の暮らす村。
山に囲まれたとても小さな村で、人口も精々1000人ほど。
其の為村人の殆どが顔見知りであり、子供達は殆ど全員幼なじみである。
基本的には村の外との交流は無く、極稀に行商人がやって来る程度。
生活は村の中だけで基本的に完結しており、地産地消の際たる形である。
大抵の家に畑があり、家畜などを飼っている場合が大半。
そうでない家は薬屋や寺子屋、酒蔵などを営んでいることが多い。
文化が恐らく村の外に比べて大幅に古く、基本的な服装は着物。
大正ロマンとかを優に超えて遡り、最早江戸情緒とかそういう文化レベルである。
結婚の際は男性から女性へかんざしを送る習慣がある。
夏の終わり頃に村総出の祭りがあり、毎年沢山の夜店が出る。
花火や神輿なども出るかなり本格的な物。
【
神に選ばれた、「神技」と呼ばれる特殊な能力を持つ少年少女の総称。
毎年行われるお祭りで十年に一度数人が生贄として捧げられている。
数えで五歳になる年に神社に参る「五つ参り」の際に神様から選ばれる。
基本的に選ばれる人数はそれほど多くなく、せいぜい一年に1、2人。
選定基準は不明だが、実は神が面食いで美しい者が選ばれる、という噂がささやかれていたり。
神子に選ばれると親元から離され、北の屋敷と呼ばれる広い屋敷に他の神子達と暮らすことになる。
北の屋敷は名前の通り村の北の端にあり、神社の場所も北の山(通称「
非常に広い土地面積を誇り、言うまでも無く村で一番大きな建造物である。
住み込みで家事や身の回りの世話をしてくれる女中さんは村の中では憧れの職業。
基本的には普通の子供と変わりなく、寺子屋に行って勉強をしたり山で遊んだりもする。
農作業をしたり家畜を飼う必要はないが、神技を求めてやって来る村人の相手が数少ない仕事。
神技の内容は人それぞれで、チート級のモノもあれば役に立つのか分からないようなモノまで。
基本的に神の力を分け与えている形なので、恐らく神子達の神技は神様も使えるのだろう。
女性は右目、男性は左目に桜の花の紋様が刻まれており、神技を使用した際に其処が淡く光る。
此の紋様は五つ参りの後に気が付いたら刻まれており、痛みや違和感を感じることなどはない。
【
夏の終わり頃、蝉の鳴き声も聞こえなくなって秋の香りが漂ってくる頃に行われる伝統的な祭り。
元は普段眠っている神を起こし、日々の恵みへの感謝を込めて供物を捧げる祭り。
供物は生贄である神子の他に酒や肉、野菜など。その他にも上等な工芸品や感謝の手紙など様々。
神への願い事を短冊に書く風習があるあたり、色々な祭りが混ざって居る事が伺える。
今では何百年か前の厳かな雰囲気は薄れ、賑やかな夜店が神社の参道に並ぶ楽しいものとなっている。
神起祭の日は神子達も上等な浴衣などを着て友人たちと夜店を廻ったりする。
神子特典でちょっと割引してもらえるんだとかなんとか。
祭りの最後には打ち上げ花火が上がったり、豪華な神輿が出たりもする。
昔は生贄を毎年捧げていたらしいが、今では十年に一度の頻度にまで落ちている。
十人に一度5〜10人ほどの神子を生贄として捧げるのが現在の生贄文化。
神子達に提灯を一つ持たせて神社よりさらに山の奥へと向かわせる。
彼等のその後は誰も知らない。
【
村で祀られている神様。そうかと思えば割と村の外でもふらふらしてたりする。
特に固有の名前などは持たない、何処にでも居るタイプの一般的な上位存在。
一応稲荷神社などの系譜を踏んでいるらしく、八つの尾の狐の姿をしている。
尻尾が九本じゃないことを指摘されるのは嫌い(九尾の狐が最も徳が高いと言われている)。
主食って程ではないが一寸した御馳走の気分で人間を食べるタイプの人外。
気まぐれかつ享楽主義的な性格をしているらしく、今回の事も一寸した人間観察くらいのノリ。
人間と言う種族の事は割と気に入っているがそれだけ。むしろ気に入っているからの所業。
勿論ちゃんと生き残った一人は自分の後継の神様にするつもりでいる。
広い日本庭園をかたどった神域を持っており、神子達が放り込まれて殺し合わされて居るのも其処。
神域の最も深いところに自分だけの御殿を作り、普段はそこで寝たりのんびりしたりしている。
よっぽど気に入った生き物がいればこういう場合でなくとも神域に取り込んで愛でたりする。
結構人生ならぬ神生楽しんでそうなタイプ。ただしそろそろ寿命なので死ぬ。
企画概要
【 企画内容 】
本企画は
・参加者様同士での交流
・キャラクター達の関係組み
・参加者様による派生作品
・主催による本編
を予定しております。
【 参加規約 】
❑必要事項
・ログインユーザーであること
・なるべく沢山のキャラクターと関係組みをすること
・最後まで企画を見届けられること
・どのような結末を迎えても受け入れられること
・主催と個別で連絡が取れること。
❑可能事項
・3L
・現実ではありえないカラーリング
・派生作品の作成
・リメイクキャラクターの使用
・闇を抱えているキャラクターの作成
❑禁止事項
・荒らし
・喧嘩
・パクリ
・キャラクターの作り逃げ
・世界観を無視した創作
・チート設定やメアリー・スー
・複数のキャラクター作成
【 裏CSについて 】
裏CSは必須ではなく、任意事項とさせていただきます。
作成は選考前でも選考後でも構いませんが、選考は基本的に表CSのみを基準として行わせていただきます。
内容としては、他のキャラクターに言えないことや隠し事、あるいは本人も知らないようなことを記載してください。
勿論闇の深いお子様を創作していただいても構いませんが、世界観に沿っているかだけはご確認くださいませ。
【 本編について 】
皆様の要望を一通り聞かせていただいて、そちらを参考に主催が執筆させていただきます。
重要な選択やお子様の行動方針などはある程度参加者様に決めていただく形にはなるかと思います。
キャラクターが痛ましい最期を迎えたり、悲惨なBADENDになる可能性もある、と言うことをご理解ください。
HO一覧
共通HO
・貴方達は神子だ。
・貴方達は14〜16歳だ(一部例外を除く)。
・貴方達は今年の祭りで生贄に捧げられた。
HO壱|
・貴方はムードメーカーだ。
・貴方は怪我や病気を治す神技を持っている。
・貴方のイメージカラーは黄色系だ。
HO弐|
・貴方は自由気ままな性格だ。
・貴方は一度見た生き物に変身する神技を持っている。
・貴方のイメージカラーは緑系だ。
HO参|
・貴方は皆の中で最も賢い。
・貴方は少し先の未来を予知する神技を持っている。
・貴方のイメージカラーは青系だ。
HO肆|
・貴方は皆の中で最も運動神経が良い。
・貴方は離れた場所の景色を見る神技を持っている。
・貴方のイメージカラーは赤系だ。
HO伍|
・貴方はこの中で最年長(17歳)だ。
・貴方は相手の考えていることを聞く神技を持っている。
・貴方のイメージカラーは紫系だ。
HO陸|
・貴方はこの中で最年少(13歳)だ。
・貴方は目を合わせた相手を魅了する神技を持っている。
・貴方のイメージカラーは桃色系だ。
HO漆|
・貴方は一匹狼だ。
・貴方は幻覚を生み出す神技を持っている。
・貴方のイメージカラーは黒系だ。
HO捌|
・貴方は泣き虫だ。
・貴方は人では有り得ない程の怪力という神技を持っている。
・貴方のイメージカラーは白系だ。
質疑応答
Q.なんで神様こんなことするん?
A.暇つぶしも兼ねてるんでしょ、きっと。
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Q.闇ってどれくらいぶっこんでいいの?
A.これはダメかも、と言う場合は指摘させていただくので、とりあえず好きなだけやっちゃって大丈夫です。
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Q.名字あり?なし?
A.なしの予定です。
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Q.キャラメイクでなるべくやってほしい事とかある?
A.しいて言うなら目の色はなるべくイメカラにしてほしいです。
予定
九月八日 メインページ公開
主催より
初めましての方は初めまして。そうでない方はまた会いましたね。葉月です。
よくもまあ懲りもせずに企画を立てたもんだええ?とお思いの方もいらっしゃるかも知れません。
ご容赦いただければ幸いにございます。
さてさて、今回は和風テイストで送らせていただいております。
なるべく片仮名を使わないようにしたのでございますが、段々と疲れてまいりました。徐々に解禁していく次第です。
思い返してみれば此れまで幾つも企画を生み出して参りましたが、和風の物は無かった様に思いますね。
葉月はこう見えて和風の物は結構好きなのですが。不思議な事に御座います。
何はともあれこの機会に和風推しを前面に出していこうかと思っておりますので宜しく御願い致します。
本企画はX(旧Twitter)のアンケートにて見事一位でしたので、一先ず事前告知をさせていただいた次第でございます。
X(旧Twitter)から来ていただけた方ももしかすればいらっしゃるかも知れませんね。思ってたんと違ったらすみません。
メインページはいつか出すと思います。ええ、いつか。気長に待っていただければ幸いに御座います。
と言うか実際葉月は余り堪え性がないのでこんな事を言っておきながら其れ程掛からないかと思います。
それでは、次はメインページでお会い致しましょう。
主催より取り留めの無いご挨拶で御座いました。
各種リンク
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機能|オレンジ【機能配布】
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作者名:葉月(もなか) | 作成日時:2024年8月20日 21時