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はい、お久しぶりですつららっちょです。
業君おめでとう。そしてメリークリスマス。
12月25日の本日、イオンでクラスメイト(カップル)に会いまして、少し悲しくなりました。
仲良さそうで良かったけども。
私は友達(以前官僚業×プロポーズを送った友達)と遊びました。すごく充実していたのでクリスマス楽しかったです。
そんな私のことはさておき、今回は今まで以上に無いくらいのお前誰？感がすごい業君がいます。
それでも許してくださる優しい方だけ、どうぞ。
※誤字脱字は見逃してくださると助かります。
※大人設定。飲酒表現あり
はい、お久しぶりですつららっちょです。業君おめでとう。そしてメリークリスマス。
12月25日の本日、イオンでクラスメイト(カップル)に会いまして、少し悲しくなりました。
仲良さそうで良かったけども。
私は友達(以前官僚業×プロポーズを送った友達)と遊びました。すごく充実していたのでクリスマス楽しかったです。
そんな私のことはさておき、今回は今まで以上に無いくらいのお前誰？感がすごい業君がいます。
それでも許してくださる優しい方だけ、どうぞ。
※誤字脱字は見逃してくださると助かります。
※大人設定。飲酒表現あり
今日は12月25日クリスマス。
きらきらと輝くイルミネーションを好きな人と見ることができたらどれだけ素敵だろうか。
手をつないで、赤い頬を隠すようにマフラーを巻いて、クリスマスプレゼントあげようとするタイミングをどうつかもうか悩んで、ドキドキして……。
『って、今日はキリストの誕生日だよっっ！！』
「うわー、何急に。大丈夫？」
『うるさいよ赤羽！私は元気だよ！！』
「いや、大丈夫かって聞いたんだけど」
心配そうにしながら焼き鳥を食う赤羽を見ていらっとする。
なんで私はこの聖なる夜に同僚と飲みに来てんの。馬鹿なの？私って馬鹿なの？
クリスマスっていっても独身女性である私は特にすることが無い。
いや、独身と言うか彼氏もいないんですけどね、はい。
女友達と今年も去年と同じく酒を飲んで何がクリスマスだ、キリストを祝え！と何故かキリスト教信者のようなことを言いながらすごそうと思っていたのに、「ごめん、今年は彼氏と過ごすね」というLINE。あっけなく裏切られた。私泣きそう。
仕事終わりにやめろよテンション下がるわ、と内心愚痴っていたら、横からニヤニヤした顔の赤羽根が私の顔を見てうれしそうにしていた。
「俺とのみに行きましょうよ」
そう誘われて、最初は断っていたが奢るという言葉にまんまと乗せられてついてきてしまった。なんで後輩に木を使わせてんだ馬鹿野郎自分。
まぁ、気を使っているわけではないかもしれないけど（楽しそうだから）、後輩に奢らすというのもなんだか気が引けたので会計のときはさすがに半額だそうと思う。尚更なんで来たの私。
ビール片手にちらりと赤羽を見ると楽しそうな赤羽の目と合ってしまった。
『……なに』
「いや、そっちが見てきたんじゃん」
『先輩には敬語使えやばっきゃろー』
「キャリアが先輩なだけじゃん。だからちゃんと仕事場では敬語使ってるし。」
『は？なら今は？』
「今はオフだから同年代ってことで敬語なし。」
『うっざ』
「説明しただけなのにうざいって脳みその容量オーバーしてんの？」
『天に召されろ』
親指をぐっと下に向けるが赤羽はべーっと舌を出してくる。なにこいつ、餓鬼かよ。
『それにしても今日早くあがれるとは正直思って無かったわ』
「あー、いつもは日付変わるからね」
『うん、でもクリスマスは別に早くあがれなくてもいいんだけど。何で今日に限って早いの？官僚なめてんの？』
「なめてんのお前じゃん」
『串刺しにしてやろうか』
「はいはい」と私の言葉を交わす赤羽が憎たらしくて仕方ない。
そういや赤羽はあんまり酒を飲んでいないようだ。え、私が飲みすぎてるだけ？だからこんな暑いのか。
顔が暑いのでペタリと机にくっつけた。ひんやりとして気持ちがいい。
「眠い？」
『ちがう、暑い』
「あー、確かに」
『ねぇ、かるまさー』
「…………なに」
今日、何気に気になっていたことを酒の力を借りて聞いてみる。
『なんで私を誘ったの』
赤羽なら他に誘ってくれる人がたくさんいそうなのに。
もしもそれを断ってまで私に付き合ってくれたのだとしたらそれは悪いことをした。いや、赤羽に対してじゃなく誘っていた方に対して。
私の問いかけには答えず、もくもくと焼き鳥を食い始めた赤羽にムッと来てガバッと顔を上げる。
『人の発言無視すんな』
「考えてんの」
『何を』
「どうやったら下心隠せる言い方出来るかなって」
『言っちゃってんじゃん』
「あ、ばれた？」
「そう、下心。それ以外に誘う理由ある？」と言われて一瞬呆けた後、思わず噴出した。なにこいつ、馬鹿正直だなぁ。
笑われるとは思ってなかったのか、気味悪そうに私を見る赤羽に私は身を乗り出した。
『つまり体目当てと？』
「いや、それはない」
『そくとう！？』
「魅力を感じないでしょ、よく鏡見たら？」
うぐっと詰まる。なんだよ、じゃあ何の下心だよ。
じとっと見つめれば、すっと視線を泳がす赤羽。
『なに』
「別にー？」
『言ってよ、気になる』
「……ヒント、今日は俺の誕生日」
『は？』
いや、知らないよそんなの。
取りあえずおめでとうと言っておくと、ありがとうと返ってきた。でしょうね。
『奢れって？』
「いや、奢るって言ったのは俺だし俺が今日は奢るよ」
『……いや、半額は出すけどね。もう一つヒント』
「ちなみに男、女、どちらからも誘いがあったけど断ってあんたを誘った。俺の意思で」
『うーわー、予想的中。ごめんなさい誘ってあげてた方』
「いや、何言ってんの？酔ってる？」
『酔ってない』
「あっそ」
なら解いてみろよオーラがすごい。あのね、酔ってないとは言ったけどお前よりかは酔ってるからね。無茶だから、頭回んないよ。
赤羽を見る。ため息を疲れた。弁慶蹴るよ。
『答えは？』
「えー、わかれよ」
『いや、わかってたら答え聞かないよ。てかそっちも酔ってんじゃん』
顔赤いよ？と言えばうるさいと言われた。
一向に視線は合わせないし、答えも言ってくれない。
顔は赤いけど、酔ってるようには見えない。
『なんなの、告白する前の中学生か』
「正解」
『……は？』
ピンポンピンポンと言いながら、呆けてる私のほっぺをにょーんと引っ張った。
「あんたのこと好きだから。だからこうやって誘ったし、気にかけてるし、他のやつらの誘いなんか断った。はい、返事は」
『お、おう』
「付き合ってよ俺と」
『……えー』
不満げな声を上げると、「うわぁ可愛くない」といいながら私の頬を撫でる。
言葉と動作が一致してないですよ赤羽さん。
どうしよう、これはどういう答えが正解なんだろう。
迷った末に私が出した答えは……
『……イエス……キリスト』
「つまんな」
『うっさい！』
赤羽の手を振り払って、顔をもう一度机にくっつける。
今度は違う意味で顔が熱い。
そんな私を見て赤羽が笑った。
「じゃあ、とりあえず彼女になったYOUが俺に言うことは？」
『……ハッピーメリークルシミマス』
「違うよね」
『……』
同年代だけど後輩の癖に。ムッとしながらもどこか嬉しそうに聞いてくる赤羽を見て、思わず恥ずかしさで目をそらした。
『誕生日おめでと』
きらきらと輝くイルミネーションを好きな人と見ることができたらどれだけ素敵だろうか。
手をつないで、赤い頬を隠すようにマフラーを巻いて、クリスマスプレゼントあげようとするタイミングをどうつかもうか悩んで、ドキドキして……。
『って、今日はキリストの誕生日だよっっ！！』
「うわー、何急に。大丈夫？」
『うるさいよ赤羽！私は元気だよ！！』
「いや、大丈夫かって聞いたんだけど」
心配そうにしながら焼き鳥を食う赤羽を見ていらっとする。
なんで私はこの聖なる夜に同僚と飲みに来てんの。馬鹿なの？私って馬鹿なの？
クリスマスっていっても独身女性である私は特にすることが無い。
いや、独身と言うか彼氏もいないんですけどね、はい。
女友達と今年も去年と同じく酒を飲んで何がクリスマスだ、キリストを祝え！と何故かキリスト教信者のようなことを言いながらすごそうと思っていたのに、「ごめん、今年は彼氏と過ごすね」というLINE。あっけなく裏切られた。私泣きそう。
仕事終わりにやめろよテンション下がるわ、と内心愚痴っていたら、横からニヤニヤした顔の赤羽根が私の顔を見てうれしそうにしていた。
「俺とのみに行きましょうよ」
そう誘われて、最初は断っていたが奢るという言葉にまんまと乗せられてついてきてしまった。なんで後輩に木を使わせてんだ馬鹿野郎自分。
まぁ、気を使っているわけではないかもしれないけど（楽しそうだから）、後輩に奢らすというのもなんだか気が引けたので会計のときはさすがに半額だそうと思う。尚更なんで来たの私。
ビール片手にちらりと赤羽を見ると楽しそうな赤羽の目と合ってしまった。
『……なに』
「いや、そっちが見てきたんじゃん」
『先輩には敬語使えやばっきゃろー』
「キャリアが先輩なだけじゃん。だからちゃんと仕事場では敬語使ってるし。」
『は？なら今は？』
「今はオフだから同年代ってことで敬語なし。」
『うっざ』
「説明しただけなのにうざいって脳みその容量オーバーしてんの？」
『天に召されろ』
親指をぐっと下に向けるが赤羽はべーっと舌を出してくる。なにこいつ、餓鬼かよ。
『それにしても今日早くあがれるとは正直思って無かったわ』
「あー、いつもは日付変わるからね」
『うん、でもクリスマスは別に早くあがれなくてもいいんだけど。何で今日に限って早いの？官僚なめてんの？』
「なめてんのお前じゃん」
『串刺しにしてやろうか』
「はいはい」と私の言葉を交わす赤羽が憎たらしくて仕方ない。
そういや赤羽はあんまり酒を飲んでいないようだ。え、私が飲みすぎてるだけ？だからこんな暑いのか。
顔が暑いのでペタリと机にくっつけた。ひんやりとして気持ちがいい。
「眠い？」
『ちがう、暑い』
「あー、確かに」
『ねぇ、かるまさー』
「…………なに」
今日、何気に気になっていたことを酒の力を借りて聞いてみる。
『なんで私を誘ったの』
赤羽なら他に誘ってくれる人がたくさんいそうなのに。
もしもそれを断ってまで私に付き合ってくれたのだとしたらそれは悪いことをした。いや、赤羽に対してじゃなく誘っていた方に対して。
私の問いかけには答えず、もくもくと焼き鳥を食い始めた赤羽にムッと来てガバッと顔を上げる。
『人の発言無視すんな』
「考えてんの」
『何を』
「どうやったら下心隠せる言い方出来るかなって」
『言っちゃってんじゃん』
「あ、ばれた？」
「そう、下心。それ以外に誘う理由ある？」と言われて一瞬呆けた後、思わず噴出した。なにこいつ、馬鹿正直だなぁ。
笑われるとは思ってなかったのか、気味悪そうに私を見る赤羽に私は身を乗り出した。
『つまり体目当てと？』
「いや、それはない」
『そくとう！？』
「魅力を感じないでしょ、よく鏡見たら？」
うぐっと詰まる。なんだよ、じゃあ何の下心だよ。
じとっと見つめれば、すっと視線を泳がす赤羽。
『なに』
「別にー？」
『言ってよ、気になる』
「……ヒント、今日は俺の誕生日」
『は？』
いや、知らないよそんなの。
取りあえずおめでとうと言っておくと、ありがとうと返ってきた。でしょうね。
『奢れって？』
「いや、奢るって言ったのは俺だし俺が今日は奢るよ」
『……いや、半額は出すけどね。もう一つヒント』
「ちなみに男、女、どちらからも誘いがあったけど断ってあんたを誘った。俺の意思で」
『うーわー、予想的中。ごめんなさい誘ってあげてた方』
「いや、何言ってんの？酔ってる？」
『酔ってない』
「あっそ」
なら解いてみろよオーラがすごい。あのね、酔ってないとは言ったけどお前よりかは酔ってるからね。無茶だから、頭回んないよ。
赤羽を見る。ため息を疲れた。弁慶蹴るよ。
『答えは？』
「えー、わかれよ」
『いや、わかってたら答え聞かないよ。てかそっちも酔ってんじゃん』
顔赤いよ？と言えばうるさいと言われた。
一向に視線は合わせないし、答えも言ってくれない。
顔は赤いけど、酔ってるようには見えない。
『なんなの、告白する前の中学生か』
「正解」
『……は？』
ピンポンピンポンと言いながら、呆けてる私のほっぺをにょーんと引っ張った。
「あんたのこと好きだから。だからこうやって誘ったし、気にかけてるし、他のやつらの誘いなんか断った。はい、返事は」
『お、おう』
「付き合ってよ俺と」
『……えー』
不満げな声を上げると、「うわぁ可愛くない」といいながら私の頬を撫でる。
言葉と動作が一致してないですよ赤羽さん。
どうしよう、これはどういう答えが正解なんだろう。
迷った末に私が出した答えは……
『……イエス……キリスト』
「つまんな」
『うっさい！』
赤羽の手を振り払って、顔をもう一度机にくっつける。
今度は違う意味で顔が熱い。
そんな私を見て赤羽が笑った。
「じゃあ、とりあえず彼女になったYOUが俺に言うことは？」
『……ハッピーメリークルシミマス』
「違うよね」
『……』
同年代だけど後輩の癖に。ムッとしながらもどこか嬉しそうに聞いてくる赤羽を見て、思わず恥ずかしさで目をそらした。
『誕生日おめでと』
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つららっちょ(プロフ) - 夏望柑外伝@受験真っ只中さん» 業君のお話を書くどころか小説自体書くのが久しぶりだったため不安で仕方なかったので嬉しいです。素敵だと言ってもらえる小説は中々かけないのかいて良かったなと思いました。夏望柑外伝さんの小説も是非読んでみようと思います！ありがとうございました！ (2016年12月26日 5時) (
レス) id: 25270dc33d (このIDを非表示/違反報告)
夏望柑外伝@受験真っ只中 - とても面白かったです！どなたが書かれたんだろうと見たらつららっちょさんでしたので、納得。私も先程おめでとう小説を挙げたのですが、上手く書けず、つららっちょさんの文才が羨ましいです。素敵な小説をありがとうございます！これからも応援してます！ (2016年12月25日 21時) (レス) id: c86f0f9b29 (このIDを非表示/違反報告)
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同じような占いを簡単に作れます → 作成
作者名：つららっちょ
| 作成日時：2016年12月25日 20時
