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夢ならばどれほど良かったことだろう。
何度も願った。
未だに、彼との夢を見る。
それじゃあ、私のむかしむかしの失恋を話そうか。
そう言えば、彼は別れる前にひとつ教えてくれたなぁ。
『幸せはずっと続くものじゃないよ』
「知ってるよ?急にどうしたのそらるくん」
『いや、別に何でもない』
「ふ〜ん変なの」
それに、私が持っていた辛い過去だって
『大丈夫。大丈夫。親のとこからなんか逃げちゃお?俺の家で一緒に暮らそうよ』
「...あり..がとう」
きっと彼が居なかったら、ずっと抱えたままだった。
私は、失恋した時ほど傷つくことはもう無いと分かっている。
1人になって悲しかった時も
親の事で苦しかった時も
そんな私の全てを愛してくれた彼と共に、
過ごした日々はきっと帰ってこない。
彼と離れた日に飲んだあの、レモンティーの苦味、香り。
私はきっと忘れることは無いだろう。
たとえ離れていても、
あなたはずっと私の光
そう言えば、お化け屋敷で怖いのに私をリードしてくれた。
あの頼もしい背中もしっかりと覚えている。
彼からの、
『ごめん今日は遊べない。忙しいんだ』
『俺、転校することになったんだ』
『....別れよう』
受け止めきれない言葉を聞く度に、
家で何度も何度も涙を流した。
-----------
「ねえ、何...してたの?何処に、言ってたの?」
『ただいま』
「私、居なかった間のそらるくんが知りたい....!」
-----------
もしも、もしもだけど。
まだそらるくんが私のことを覚えていて、人肌恋しくて、
私のことがまだ好きだと言うのなら。
「.....その時は私なんか忘れて、他に好きな人を作ってね」
そんな事を心から願うほどに。
「そらるくんは、私の光なんだよ」
そらるくんの事がずっとずっと好きなんだよ
.
.
..
元々、彼が転校してきて。
彼が私のことを好きになってくれて、
私はそこから君と付き合ったんだ。
でも、私は
自分が思っていたより
そらるくんに恋をしていたようです
それに気づいてからは、
今までの彼との付き合い方が分からなくなった。
ねえ、今何をしてるの?
どこに居るの?
あんなに、側にいてずっと一緒だったのが嘘みたい。
でも、
それでも。
この曖昧な生活の中、記憶の中で
私が彼の事が好きという
気持ちだけが
確か。
どれだけ、辛くて悲しかった時さえ
どれだけ、息も出来なくなるくらい苦しい時さえ、
私の全てを愛してくれた彼に。
今では、そらるくんが恋しくなる度に飲んでいたレモンティーに。
そしてずっと降り続いて、止まない雨に。
その全てをひっくるめて、
「ずっとずっと貴方は私の光」
*☼*―――――*☼*―――――
『ただいま、YOU』
「....!..なんで...ここに居る...の?」
*☼*―――――*☼*―――――
〜fin〜
作者、とんだ勘違いをしておりました。
友達から聞いたんですが、これって失恋じゃ無いらしいです。
読んでた方はきっと気付いたんでしょうけど...
申し訳ないです。私の解釈はこうだったという事にしておいて下さると嬉しいです。
本当にごめんなさい。
夢ならばどれほど良かったことだろう。
何度も願った。
未だに、彼との夢を見る。
それじゃあ、私のむかしむかしの失恋を話そうか。
そう言えば、彼は別れる前にひとつ教えてくれたなぁ。
『幸せはずっと続くものじゃないよ』
「知ってるよ?急にどうしたのそらるくん」
『いや、別に何でもない』
「ふ〜ん変なの」
それに、私が持っていた辛い過去だって
『大丈夫。大丈夫。親のとこからなんか逃げちゃお?俺の家で一緒に暮らそうよ』
「...あり..がとう」
きっと彼が居なかったら、ずっと抱えたままだった。
私は、失恋した時ほど傷つくことはもう無いと分かっている。
1人になって悲しかった時も
親の事で苦しかった時も
そんな私の全てを愛してくれた彼と共に、
過ごした日々はきっと帰ってこない。
彼と離れた日に飲んだあの、レモンティーの苦味、香り。
私はきっと忘れることは無いだろう。
たとえ離れていても、
あなたはずっと私の光
そう言えば、お化け屋敷で怖いのに私をリードしてくれた。
あの頼もしい背中もしっかりと覚えている。
彼からの、
『ごめん今日は遊べない。忙しいんだ』
『俺、転校することになったんだ』
『....別れよう』
受け止めきれない言葉を聞く度に、
家で何度も何度も涙を流した。
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「ねえ、何...してたの?何処に、言ってたの?」
『ただいま』
「私、居なかった間のそらるくんが知りたい....!」
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もしも、もしもだけど。
まだそらるくんが私のことを覚えていて、人肌恋しくて、
私のことがまだ好きだと言うのなら。
「.....その時は私なんか忘れて、他に好きな人を作ってね」
そんな事を心から願うほどに。
「そらるくんは、私の光なんだよ」
そらるくんの事がずっとずっと好きなんだよ
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元々、彼が転校してきて。
彼が私のことを好きになってくれて、
私はそこから君と付き合ったんだ。
でも、私は
自分が思っていたより
そらるくんに恋をしていたようです
それに気づいてからは、
今までの彼との付き合い方が分からなくなった。
ねえ、今何をしてるの?
どこに居るの?
あんなに、側にいてずっと一緒だったのが嘘みたい。
でも、
それでも。
この曖昧な生活の中、記憶の中で
私が彼の事が好きという
気持ちだけが
確か。
どれだけ、辛くて悲しかった時さえ
どれだけ、息も出来なくなるくらい苦しい時さえ、
私の全てを愛してくれた彼に。
今では、そらるくんが恋しくなる度に飲んでいたレモンティーに。
そしてずっと降り続いて、止まない雨に。
その全てをひっくるめて、
「ずっとずっと貴方は私の光」
*☼*―――――*☼*―――――
『ただいま、YOU』
「....!..なんで...ここに居る...の?」
*☼*―――――*☼*―――――
〜fin〜
作者、とんだ勘違いをしておりました。
友達から聞いたんですが、これって失恋じゃ無いらしいです。
読んでた方はきっと気付いたんでしょうけど...
申し訳ないです。私の解釈はこうだったという事にしておいて下さると嬉しいです。
本当にごめんなさい。
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作者名:蓮音 | 作成日時:2019年3月2日 15時