【募集企画】妖精の国【新敷青葉】で作成

【名前】
新敷(にしき) 青葉(あおば)

【性別】
男性

【種族】
人間

【年齢】
二十四歳

【所属】
トゥプン医療部部長

【身長】
176cm

【好きなもの】
　果物、料理

【嫌いなもの】
　ミス、リスク

【容姿】
　ざっくりと肩の上で切られた白銀色の髪と、切れ長で涼し気な濃紺の瞳。眉は人当たりの良さそうにゆるくカーブを描いて、薄い唇にも柔らかい情が浮かんでいる。患者を運ぶこともある身体はすらりと均整がとれていて、とどのつまりは優しげな美男子。
　常であればずうっと白衣を羽織っているためにあまり他の服を着用しないため、基本的に白衣、と考えてくだされば大丈夫。普段着は格子柄のシャツが多く、基本的には白衣という仕事着が当たり前になっている分普段着は緩い雰囲気のものを好む。青葉にとって服とは動きやすく衛生面に問題がなければ何でも構わない。

【性格】
　極度の臆病者で、「石橋を叩いて渡る」を地で行く気質。生まれてこの方周囲の人間からの期待に晒され続けていたために彼らの期待に寸分の狂いなく応えようと綿密にものを考えるようになった結果、そのための妨げになるリスクの回避を徹底するようになった。普段から大小様々な問題に苛まれており、時折ひたすらに料理を作ることによって発散している。いわゆるメシウマ。
　普段は常に何かに怯えているかのようにびくびくと落ち着きのない様子だが、一度ことが起こってしまえば自分の怯えというリスクさえも取り払おうと冷静に振る舞う。そのため彼の治療では常に適切な方法が選択されており、医師としての腕は随一。自らの考える「リスク」を回避するためにはどんな手段も尽くそうとした結果、医療部長という地位を手に入れることが最も有効的だと考え、実行した。

【武器】
　護身用としてナイフの類を所持してはいるものの、自分が戦うことで発生する危険性を考慮して滅多に抜くことはない。基本逃げる。

【関係】
　募集中です。交流に関して特別これが嫌だ！ということはありませんのでコメント欄などでお気軽にどうぞ。妖精さんとは気軽に話せる仲だと青葉の精神がパンクしないと思います。

【備考】
　新敷家は代々医療の研究において名を挙げていた名家で、それ故に青葉も幼い頃から医療に関するたくさんの教育を施されていた。幼い頃の青葉は現在の面影がないほどに奔放な気性だったが、同時に聡明で一度教えられたことはすぐに吸収する性質だった。そんな青葉に周囲も過度なほどの期待を寄せていたが、当時の青葉はそれに気が付かず大きなミスを犯してしまった。
　そのあとから周囲の人間の態度は一変、青葉に対して酷く当たるようになった。それによって（患者を含めた）周囲の期待を裏切ることが罪であると考えた青葉は、周囲の期待を裏切る事象を徹底的に回避し期待に応え続けた。それにより周囲の態度は軟化したため、青葉もそれが間違いではないのだと思い「リスクを回避、もしくは潰すことにより最善の手段を取る」ということを続けた。
　はじめは目に見える大きな問題だけを回避していたが、次第に些細なことにでも気を取られるようになった。最後にはまだ表れていない問題にさえも気を揉むようになり、自分の周辺にリスクが潜んでいるのではないかという考えから常に恐怖心を抱き続けるようになった。そのために足元を掬うような大きな問題にも対処できるようになり、医師としてはより成功していった。

【サンプルボイス】
「新敷、青葉、と申します。どうぞ青葉と呼んで、仲良くしてください」
「YOUさん、あの……　作りすぎてしまったので、唐揚げ、いりますか？」
「待ってください、この糸だと抜糸後に痛みが残る可能性があります。一段細いものに変更しましょう」
「怖い、んです。僕のほんの些細なことで、積み上げていた大局が壊されてしまったら、と思うと」

【作者】
せぼね