小説の書き方メモ

占いツクールで小説を読んでいて、突っ込まずにはいられないところ。
参考程度に言っておきますが、小説の依頼がくるくらいには文才はあります。

そのいち 肉付けをする

×
海に来た。

A子「わー！すごーい！」

B子「うん！綺麗だよね！」

〇
海に来た。晴れるかな、と心配していたが、今日はすこぶる天気がいい。よかった、と思う。
波はざざ、と音を立てながら波打ち、太陽の光を浴びてキラキラと光っている。
海水は青色ながらも透明に近く、底が見えるくらいだ。
二人は感激する。
「わー！すごーい！」
A子は言う。あまりの美しさに、単調な感想しか出てこない。
「うん！綺麗だよね！」
B子も頷く。
二人の語彙力を消し去るくらい、綺麗な海だった。

そのに「、」を使いすぎない 。。。や、、、は使わない

×
「わあ、すごく、綺麗。。。」
「ねえ、あのさ、、、」

〇
「わあ、すごく綺麗……」
「ねえ、あのさ……」

そのさん 三点リーダーについて

三点リーダー（…のこと）は、二つセットが一般的だそうです。
だそうです、というのは、以前小耳に挟んだ程度だからですね、すみません。
間違ってたら嫌なので、調べてみました。
・三点リーダーは二つセット
・それ以上使うとしたら、偶数個使う
だそうです。間違ってたら指摘してください。すみません。
三点リーダーは、あまり使いすぎるのは駄目です。くどくなってしまいます。
「……おれは、そう思ったよ」
「………………おれは、そう思ったよ」
全然違いますね。

そのよん 台本形式について

台本形式いいですよね、書きやすくて。
しかし、本当にそれでいいのですか？
なんだか見栄え悪くありません？わたしはそう思います。
台本書きというのは、A子「」B子「」というものですね。それは、できるだけやめたほうがいいかな、とわたしは思います……
台本書きは、忌避される傾向にあります。
キャラの名前を書かなくてもわかるように、描写力をつけましょう。

そのご 改行

改行をしすぎるのはやめましょう。かといって、改行をしなさすぎるのもだめですね。
私は、改行しなさすぎるタイプですね。以前、読みにくいのでもう少し行間をあけましょう、と言われました。
難しいところですね。改行しすぎるな、は簡単に直せますけど、改行しろ、というのはなかなか難しいです。（正当化）
私が改行しなさすぎるタイプであるからですかね。もし、私の小説を読んで、こうしたらいいよ！という意見があれば、お待ちしております。

そのろく 記号

A子「何もないところでこけるとかマジウケるwww」
B男「そこまで笑うことないじゃん(´；ω；`)」
「黙れ」←ひどくね？

などというのは、やめましょう。やめましょう。大切なことなので二回言いました。
アホっぽくなります。
あ、この人文才ないな、と思われてしまいます。
さっきも言いましたが、描写力をつけましょう。
色々な小説を読んでみましょう。

たとえば、

「なにそれ！」
A子は嗤う。なにもそこまで笑うことはないだろう、と僕は思う。
きっかけは些細なことだ。僕がなにもないところで躓いてこけた、ということだ。
その場をA子に見られ、冒頭に至る。
「な、なにもそこまで笑うことないだろ！？」
僕は涙目になりながら抗議する。

みたいな感じですかね？


一番最初に依頼がくるくらいには文才がある、と言ったものの、だいぶん酷いですね。
私もまだまだ勉強中なので、おかしなところは是非指摘してください。

随時追加予定