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皆平等で楽しく過ごせる学校
僕らが通いたいのはそんな学校だ!
本家様:【募集企画】劣等生シニシズム【無限募集】
素敵な企画をありがとうございます。
「ううう、うるせえ！ 俺だってやる時はやるんだ。だって、だって──友達のピンチにさえ立ち上がれないんだったら、そんなの正真正銘のドヘタレクズ野郎じゃねえか！」
*皆平等で楽しく過ごせる学校
僕らが通いたいのはそんな学校だ!
本家様:【募集企画】劣等生シニシズム【無限募集】
素敵な企画をありがとうございます。
「ううう、うるせえ！ 俺だってやる時はやるんだ。だって、だって──友達のピンチにさえ立ち上がれないんだったら、そんなの正真正銘のドヘタレクズ野郎じゃねえか！」
*劣等生
【名前】
御幸 充(みゆき みつる)
【性別】
男
【誕生日/血液型】
12月29日/A型
【年齢/学年】
16/2年
【身長/体重】
171cm/56kg
【所属】
私立雄舞高等学校 劣等超克部
【ルームメイト】
未定
【性格】
人当たりが良く誰とでもそれなりに打ち解ける。が、なかなか深い関係は築けないタイプ。
あまりぱっとした部分がなく、「優しい人」という当たり障りのないイメージを抱かれがち。実際優しく気遣いのできる人間。ただし気を遣いすぎて、困っている人を見かけた時には「声かけようかなぁ……いや今行ったら迷惑かも……勘違いかもしれないし……僕ごときが役に立てるとも限らないし……」といろいろ考えを巡らせてしまい、優しさを発揮できる時は少ない。発揮出来た時は、自分のできることはなんでもやる。献身的。
人付き合いの面でも気の遣いすぎを発症しており、「迷惑かも」と誰かに頼ったり校外での付き合いをしたりするのは苦手。なので、基本的に受け身。ただ、一度仲良くなるとそういうことも積極的にやり始める。また、言葉使いがちょっと乱暴になる、よく遊びに誘ってくるようになる、相談事で当たり障りのない回答以外もしてくるようになるなどの変化も見られる。
ついでに自意識過剰気味。失敗をしたり、クスクスと笑う声が聞こえたりすると「自分は周りから見下されているに違いない」と思い込んでしまい頭が真っ白になる。
が、これらの欠点は劣等感を克服した結果。克服前はもっと酷く、コミュニケーションすらろくに取れないほどだった。
細かい作業が好きで得意。趣味は菓子作り。モヤモヤするとじっとしていられず、気づけば菓子を大量生産している。
また、簡単なヘアアレンジも特技(理由はその他参照)
「誰かのために頑張る」時こそ、彼が一番輝く時である。
【容姿】
人間(男)メーカー(仮)様で作成させて頂きました。
焦げ茶の髪と瞳。
黒縁メガネ(度入り)をかけている。目に異物を入れるのが怖いのでコンタクトにする予定は無い。
鼻筋にそばかすが散っているのが垢抜けない雰囲気を演出している。
【得意科目】
化学、英語
【苦手科目】
地理、政経
【感じていた劣等感・願望】
本当の友達が欲しい
【好きなもの/嫌いなもの】
好き:細かい作業、誰かと話す、外へ出かける、美しいもの(人工物/非人工物問わず)、優しい味のもの。大好物は味噌汁とだし巻き玉子。
嫌い:嘲笑、速さを要求される仕事、噂話、刺激の強い食べ物。
【得意/不得意】
得意:時間をかけて高クオリティなものを作る仕事、困っている人を見つける、手芸、ヘアアレンジ。
不得意:人前に出ること、速さを要求される仕事、勇気を出すこと、家庭料理
【趣味】
手芸、菓子作り、ジグソーパズル
【一人称/二人称】
僕
名字＋君/さん。仲良くなると呼び捨てになったり名前で呼んだり。
【サンプルボイス】
「御幸 充です。迷惑をたくさんかけてしまうと思いますが、よろしくお願いします」
「あ、甘いもの大丈夫ですか？ こっちがプレーンでもう一つがレモンなんですけど……苦手なら、レモンをお一つどうぞ」
「……いいですいいです、僕なんかよりもっと上手に出来る人がいるんですから。でしゃばって邪魔になったら迷惑だろうし……」
「勉強も出来なきゃ運動もダメ、人並みに誰かに役に立つこともできない。僕ってなんで生まれてきたんだろう……」
「欠点なんて言わないでくださいよ。○○さんのその力強さに、いろんな人が元気づけられてるんですから。いいえ、誰も迷惑なんてしてません。少なくとも僕は、○○さんのことが好きです。きっと、みんなそうですよ」
打ち解け時
「あぁ、焼きあがったところだから暇なら来てよ。……今から5分で？ バカ、勉強中じゃなかったの？」
「俺がコンサートになんて、場違いなことくらい知ってる。 悪いか！ 俺だって好きなんだよ！ だから行くぞ！ ……けど、怖いので良ければ着いてきてくれませんか」
「今は耐えるときじゃないかなって思う。ごめん、当たり障りのないことしか言えなくって。すごく分かる。ごめん、僕は無力だから、お前に共感することしかできないんだ。本当にごめん」
【その他】
裕福な家庭の出身。兄・充・妹の三人兄妹。兄は雄舞高等学校OBで、模範的な優等生で在学・卒業し、今は政界で活躍中。充も家族からそれを期待されて入学したが、それには応えられなかった。いま中学3年生の妹(雄舞高等学校を受験予定)に家族がかかりきりになっている様子や、兄への家族の期待などを見ていると「自分は見切られた」とふと思う瞬間があるらしい。家族と仲が悪い訳ではない。ただ、彼が劣等生になってから感じ方が変わっただけ。ヘアアレンジも、多忙な両親に代わって妹にしてあげるために覚え、得意になった。
彼の名前は他界した祖父が付けたもの。「お前は幸せに『充』ちているんだ。それ周りに分けられる人物になりなさい。そうすれば、自然と人の輪が広がるからね」と、幼少期は頭を撫でられながら言われたものだった。
彼は小学校、中学校とそれを実践してきた。友達が「宿題見せて」と言ってきたら見せてあげた。「掃除当番代わって」と言われれば代わった。忙しいという友達の代わりにジュースや弁当を買ってきたこともあった。
――けど、ある日思ったのだ。自分がこうすることは、本当に友達のためになるのか、と。
ある朝、いつものように「宿題見せて」と言われた。締切まではまだ時間が充分にあった。だから、充はこう言った。「一緒にやろうよ、分からないところは教えるから──」
その瞬間、友達の顔が変わった。表情がストンと抜け落ちた。そして、こう言った。
「萎えたわ」「御幸、真面目だもんな」
そのまま彼らはこちらを振り向かず、大人しいけど頭がいい別のクラスメートの所で「ノート見せて」と言っていた。
──要するに、彼らにとって充は「友達」などではなかった。都合のいい存在。暇な時に構うやつ。言うなれば、「友達予備軍」のような。
誰も裏切ってなんかいないのに、裏切られた心地がした。それ以来、充は誰かと深い信頼関係を築こうとすること自体が苦手。
お菓子作りは得意だが料理は苦手。細かいことにこだわる性分なので「ひとつまみ？ 少々？ 味が整うまで？ それってどれくらいなのかハッキリしろよ！！」と。
元西小桃(通称もも)という、最近売れ始めたアイドルのファン。彼女が駆け出しの頃から推している。頑張っている姿に勇気を貰えるそう。握手会とかは怖くて行けない。余談だが、彼女のデビュー曲「春色オルガン」から最新曲「さよなら、なんて」まで全部振り付け完コピで歌って踊れる。オタ芸も出来る。けど誰にも披露したことは無い。そもそもドルオタであることも一部の人間にしか明かしていない。知っている人物も「明かした」というより「バレた」という表現の方が多分正しい。オタグッズは基本的に全て隠している。
*劣等獣
【名前】
ボンド
【性別】
男
【身長/体重】
獣ノ形→65cm/35kg
召ノ形→166cm/50kg
【性格】
良きおじいちゃん。常にのほほんとしている癒し系。
に見せかけて実はかなりアクティブ。放っておくと勝手にあちこちを駆け回っている。ボール遊びやフリスビー遊びが好き。
いたずら好きで、こちらが気づくまで黙って後ろに居続けては驚かせたり、大丈夫そうな相手には飛びかかったりする。忙しそうな時を狙っては構ってアピールをするのも好き。全く困ったおじいちゃんである。
普段は聞く側に回ることが多いが、相談などをするとドキッとするような切れ味の鋭い返答が帰って来ることがある。が、「わんわん、わたしは犬だからよく分からないねえ」とすっとぼけることもある。微妙に掴みどころがない。
読書、哲学系の本や小説を読むのが好きで、そこからちょっと小難しい話をするのも好き。
【容姿】
〜獣ノ形〜
クリーム色の毛を持つゴールデンレトリバー。サイズも実際のものと同じくらい。何か常に嬉しそうな表情を浮かべている。黒い瞳はいつも周りに興味津々。
充が気にして2週間に1回の風呂と、毎日のブラッシングのおかげで、毛並みも毛艶も最高。
赤の革の首輪をしている。
〜召ノ形〜
白髪混じりの金髪を持つおじいちゃん。ふくふくしている癒し系。元々大きかったであろう目は、皺と皮膚の垂れ下がりで細く見える。瞳ははしばみ色。丸眼鏡をかけていたりかけていなかったり。杖をついているが、別になくても歩ける。何なら走れる。
服装はシャツにネクタイ、毛糸のベストとぴかぴかの革靴。ベストは充が編んだもの。ズボンには、獣ノ形同様ふさふさの尻尾を出す穴がある。また、大きく口を開けなければ分からないが、歯は鋭い牙となっている。
【能力】
攻撃力:E 速さ:D 能力範囲:D 体力:B 協調性:A
他人に幸福感を与える。
「真の友人は相手を幸せに出来る」から。
ここで言う他人は充以外の人間。
最大補足人数は30人で、範囲を広げれば一人当たりが享受する幸福感は低くなり、持続時間は1時間ほど。逆に絞れば高くなり、補足人数を1人にして幸福感を下げれば、最長で2日は持つ。
ただし、一人の人間に対して幸福感を持続させすぎると、幸福感に慣れてしまい、言わば耐性が着いてしまう。それでも持続させればその耐性が定着してしまい、並大抵のことでは幸福を感じられない感性にしてしまったり、幸福中毒のようになってしまったりすることがある。簡単に言うと、扱いを間違えれば容易く他人の人生を狂わせてしまえる。
また、その幸福感は持続時間に関わらず、対象者が何かの拍子に「不幸だ」「不運だ」と思った瞬間に解除される。また、その対象者の落ち込んだ気持ちは問答無用で充が共有せねばならず、メンタル管理が不可欠。
【好きなもの/嫌いなもの】
好き:読書、ホットミルク、散歩、日向ぼっこ、昼寝
嫌い:水辺、玉ねぎ
【得意/不得意】
得意:誰かの話を聞く、人を癒す、小難しい話をする、背後からの奇襲(いたずら)
不得意:泳ぎ、対話する気のない相手と向き合うこと
【劣等魂の時の能力】
誰か特定の人物を孤立させる。
「味方が自分だけになれば、その人は自分しか頼れない→本当の友達になれる」という歪んだ思考から。
特定の人物として定められるのは一人。定められた人物は、周りから避けられるようになる。避ける側は自覚してやっているのではなく、「気づいたら」という感じ。発動から時間が経てば経つほど効果と範囲は高くなり、最初は「よそよそしい」くらいだったのが1ヶ月経てば「無視」になる。
避ける側は「避けている」と気づけばその後は普通に戻る。それを繰り返し、避けていた人物のうち60％が普通に接するようになれば、自然と能力は解除される。
【趣味】
読書と散歩。
【一人称/二人称】
わたし/君、男女問わず名字＋君
【サンプルボイス】
「ボンドだよ。こんな見た目だけど、一応劣等獣なのさ。どうだい、記念に写真でも、一つ」
「充は変な子だろう。取っ付き難いよねぇ。けど、彼は彼なりに今頑張っているんだ。よかったら、ゆっくり見守ってあげてくれないかね」
「……君ねぇ。もう、言いたくはないけれど言うね。さすがにそこまでグジグジやられちゃ、わたしの自慢の毛並みにカビが生えてしまいそうだ」
「はっはっは。それじゃあここで一つ休憩でもしようか。もうすぐ充が菓子を持ってくるよ」
「明るい星に暗い星、色の違う星……昔の人々はそれぞれに意味を感じたから、星座が出来たのに。どうして皆、一等星しか褒めたたえないのかね」
【その他】(備考など)
姿はかつて充の祖父が飼っていた犬に似ている。が、当人(犬？)にとってはそれは別犬で、祖父については「素晴らしい人だねぇ」と。特に思い入れはない。
充は基本的に孫のように甘やかしつつ、たまにピシッと厳しく。褒めて伸ばすがモットー。
【名前】
御幸 充(みゆき みつる)
【性別】
男
【誕生日/血液型】
12月29日/A型
【年齢/学年】
16/2年
【身長/体重】
171cm/56kg
【所属】
私立雄舞高等学校 劣等超克部
【ルームメイト】
未定
【性格】
人当たりが良く誰とでもそれなりに打ち解ける。が、なかなか深い関係は築けないタイプ。
あまりぱっとした部分がなく、「優しい人」という当たり障りのないイメージを抱かれがち。実際優しく気遣いのできる人間。ただし気を遣いすぎて、困っている人を見かけた時には「声かけようかなぁ……いや今行ったら迷惑かも……勘違いかもしれないし……僕ごときが役に立てるとも限らないし……」といろいろ考えを巡らせてしまい、優しさを発揮できる時は少ない。発揮出来た時は、自分のできることはなんでもやる。献身的。
人付き合いの面でも気の遣いすぎを発症しており、「迷惑かも」と誰かに頼ったり校外での付き合いをしたりするのは苦手。なので、基本的に受け身。ただ、一度仲良くなるとそういうことも積極的にやり始める。また、言葉使いがちょっと乱暴になる、よく遊びに誘ってくるようになる、相談事で当たり障りのない回答以外もしてくるようになるなどの変化も見られる。
ついでに自意識過剰気味。失敗をしたり、クスクスと笑う声が聞こえたりすると「自分は周りから見下されているに違いない」と思い込んでしまい頭が真っ白になる。
が、これらの欠点は劣等感を克服した結果。克服前はもっと酷く、コミュニケーションすらろくに取れないほどだった。
細かい作業が好きで得意。趣味は菓子作り。モヤモヤするとじっとしていられず、気づけば菓子を大量生産している。
また、簡単なヘアアレンジも特技(理由はその他参照)
「誰かのために頑張る」時こそ、彼が一番輝く時である。
【容姿】
人間(男)メーカー(仮)様で作成させて頂きました。
焦げ茶の髪と瞳。
黒縁メガネ(度入り)をかけている。目に異物を入れるのが怖いのでコンタクトにする予定は無い。
鼻筋にそばかすが散っているのが垢抜けない雰囲気を演出している。
【得意科目】
化学、英語
【苦手科目】
地理、政経
【感じていた劣等感・願望】
本当の友達が欲しい
【好きなもの/嫌いなもの】
好き:細かい作業、誰かと話す、外へ出かける、美しいもの(人工物/非人工物問わず)、優しい味のもの。大好物は味噌汁とだし巻き玉子。
嫌い:嘲笑、速さを要求される仕事、噂話、刺激の強い食べ物。
【得意/不得意】
得意:時間をかけて高クオリティなものを作る仕事、困っている人を見つける、手芸、ヘアアレンジ。
不得意:人前に出ること、速さを要求される仕事、勇気を出すこと、家庭料理
【趣味】
手芸、菓子作り、ジグソーパズル
【一人称/二人称】
僕
名字＋君/さん。仲良くなると呼び捨てになったり名前で呼んだり。
【サンプルボイス】
「御幸 充です。迷惑をたくさんかけてしまうと思いますが、よろしくお願いします」
「あ、甘いもの大丈夫ですか？ こっちがプレーンでもう一つがレモンなんですけど……苦手なら、レモンをお一つどうぞ」
「……いいですいいです、僕なんかよりもっと上手に出来る人がいるんですから。でしゃばって邪魔になったら迷惑だろうし……」
「勉強も出来なきゃ運動もダメ、人並みに誰かに役に立つこともできない。僕ってなんで生まれてきたんだろう……」
「欠点なんて言わないでくださいよ。○○さんのその力強さに、いろんな人が元気づけられてるんですから。いいえ、誰も迷惑なんてしてません。少なくとも僕は、○○さんのことが好きです。きっと、みんなそうですよ」
打ち解け時
「あぁ、焼きあがったところだから暇なら来てよ。……今から5分で？ バカ、勉強中じゃなかったの？」
「俺がコンサートになんて、場違いなことくらい知ってる。 悪いか！ 俺だって好きなんだよ！ だから行くぞ！ ……けど、怖いので良ければ着いてきてくれませんか」
「今は耐えるときじゃないかなって思う。ごめん、当たり障りのないことしか言えなくって。すごく分かる。ごめん、僕は無力だから、お前に共感することしかできないんだ。本当にごめん」
【その他】
裕福な家庭の出身。兄・充・妹の三人兄妹。兄は雄舞高等学校OBで、模範的な優等生で在学・卒業し、今は政界で活躍中。充も家族からそれを期待されて入学したが、それには応えられなかった。いま中学3年生の妹(雄舞高等学校を受験予定)に家族がかかりきりになっている様子や、兄への家族の期待などを見ていると「自分は見切られた」とふと思う瞬間があるらしい。家族と仲が悪い訳ではない。ただ、彼が劣等生になってから感じ方が変わっただけ。ヘアアレンジも、多忙な両親に代わって妹にしてあげるために覚え、得意になった。
彼の名前は他界した祖父が付けたもの。「お前は幸せに『充』ちているんだ。それ周りに分けられる人物になりなさい。そうすれば、自然と人の輪が広がるからね」と、幼少期は頭を撫でられながら言われたものだった。
彼は小学校、中学校とそれを実践してきた。友達が「宿題見せて」と言ってきたら見せてあげた。「掃除当番代わって」と言われれば代わった。忙しいという友達の代わりにジュースや弁当を買ってきたこともあった。
――けど、ある日思ったのだ。自分がこうすることは、本当に友達のためになるのか、と。
ある朝、いつものように「宿題見せて」と言われた。締切まではまだ時間が充分にあった。だから、充はこう言った。「一緒にやろうよ、分からないところは教えるから──」
その瞬間、友達の顔が変わった。表情がストンと抜け落ちた。そして、こう言った。
「萎えたわ」「御幸、真面目だもんな」
そのまま彼らはこちらを振り向かず、大人しいけど頭がいい別のクラスメートの所で「ノート見せて」と言っていた。
──要するに、彼らにとって充は「友達」などではなかった。都合のいい存在。暇な時に構うやつ。言うなれば、「友達予備軍」のような。
誰も裏切ってなんかいないのに、裏切られた心地がした。それ以来、充は誰かと深い信頼関係を築こうとすること自体が苦手。
お菓子作りは得意だが料理は苦手。細かいことにこだわる性分なので「ひとつまみ？ 少々？ 味が整うまで？ それってどれくらいなのかハッキリしろよ！！」と。
元西小桃(通称もも)という、最近売れ始めたアイドルのファン。彼女が駆け出しの頃から推している。頑張っている姿に勇気を貰えるそう。握手会とかは怖くて行けない。余談だが、彼女のデビュー曲「春色オルガン」から最新曲「さよなら、なんて」まで全部振り付け完コピで歌って踊れる。オタ芸も出来る。けど誰にも披露したことは無い。そもそもドルオタであることも一部の人間にしか明かしていない。知っている人物も「明かした」というより「バレた」という表現の方が多分正しい。オタグッズは基本的に全て隠している。
*劣等獣
【名前】
ボンド
【性別】
男
【身長/体重】
獣ノ形→65cm/35kg
召ノ形→166cm/50kg
【性格】
良きおじいちゃん。常にのほほんとしている癒し系。
に見せかけて実はかなりアクティブ。放っておくと勝手にあちこちを駆け回っている。ボール遊びやフリスビー遊びが好き。
いたずら好きで、こちらが気づくまで黙って後ろに居続けては驚かせたり、大丈夫そうな相手には飛びかかったりする。忙しそうな時を狙っては構ってアピールをするのも好き。全く困ったおじいちゃんである。
普段は聞く側に回ることが多いが、相談などをするとドキッとするような切れ味の鋭い返答が帰って来ることがある。が、「わんわん、わたしは犬だからよく分からないねえ」とすっとぼけることもある。微妙に掴みどころがない。
読書、哲学系の本や小説を読むのが好きで、そこからちょっと小難しい話をするのも好き。
【容姿】
〜獣ノ形〜
クリーム色の毛を持つゴールデンレトリバー。サイズも実際のものと同じくらい。何か常に嬉しそうな表情を浮かべている。黒い瞳はいつも周りに興味津々。
充が気にして2週間に1回の風呂と、毎日のブラッシングのおかげで、毛並みも毛艶も最高。
赤の革の首輪をしている。
〜召ノ形〜
白髪混じりの金髪を持つおじいちゃん。ふくふくしている癒し系。元々大きかったであろう目は、皺と皮膚の垂れ下がりで細く見える。瞳ははしばみ色。丸眼鏡をかけていたりかけていなかったり。杖をついているが、別になくても歩ける。何なら走れる。
服装はシャツにネクタイ、毛糸のベストとぴかぴかの革靴。ベストは充が編んだもの。ズボンには、獣ノ形同様ふさふさの尻尾を出す穴がある。また、大きく口を開けなければ分からないが、歯は鋭い牙となっている。
【能力】
攻撃力:E 速さ:D 能力範囲:D 体力:B 協調性:A
他人に幸福感を与える。
「真の友人は相手を幸せに出来る」から。
ここで言う他人は充以外の人間。
最大補足人数は30人で、範囲を広げれば一人当たりが享受する幸福感は低くなり、持続時間は1時間ほど。逆に絞れば高くなり、補足人数を1人にして幸福感を下げれば、最長で2日は持つ。
ただし、一人の人間に対して幸福感を持続させすぎると、幸福感に慣れてしまい、言わば耐性が着いてしまう。それでも持続させればその耐性が定着してしまい、並大抵のことでは幸福を感じられない感性にしてしまったり、幸福中毒のようになってしまったりすることがある。簡単に言うと、扱いを間違えれば容易く他人の人生を狂わせてしまえる。
また、その幸福感は持続時間に関わらず、対象者が何かの拍子に「不幸だ」「不運だ」と思った瞬間に解除される。また、その対象者の落ち込んだ気持ちは問答無用で充が共有せねばならず、メンタル管理が不可欠。
【好きなもの/嫌いなもの】
好き:読書、ホットミルク、散歩、日向ぼっこ、昼寝
嫌い:水辺、玉ねぎ
【得意/不得意】
得意:誰かの話を聞く、人を癒す、小難しい話をする、背後からの奇襲(いたずら)
不得意:泳ぎ、対話する気のない相手と向き合うこと
【劣等魂の時の能力】
誰か特定の人物を孤立させる。
「味方が自分だけになれば、その人は自分しか頼れない→本当の友達になれる」という歪んだ思考から。
特定の人物として定められるのは一人。定められた人物は、周りから避けられるようになる。避ける側は自覚してやっているのではなく、「気づいたら」という感じ。発動から時間が経てば経つほど効果と範囲は高くなり、最初は「よそよそしい」くらいだったのが1ヶ月経てば「無視」になる。
避ける側は「避けている」と気づけばその後は普通に戻る。それを繰り返し、避けていた人物のうち60％が普通に接するようになれば、自然と能力は解除される。
【趣味】
読書と散歩。
【一人称/二人称】
わたし/君、男女問わず名字＋君
【サンプルボイス】
「ボンドだよ。こんな見た目だけど、一応劣等獣なのさ。どうだい、記念に写真でも、一つ」
「充は変な子だろう。取っ付き難いよねぇ。けど、彼は彼なりに今頑張っているんだ。よかったら、ゆっくり見守ってあげてくれないかね」
「……君ねぇ。もう、言いたくはないけれど言うね。さすがにそこまでグジグジやられちゃ、わたしの自慢の毛並みにカビが生えてしまいそうだ」
「はっはっは。それじゃあここで一つ休憩でもしようか。もうすぐ充が菓子を持ってくるよ」
「明るい星に暗い星、色の違う星……昔の人々はそれぞれに意味を感じたから、星座が出来たのに。どうして皆、一等星しか褒めたたえないのかね」
【その他】(備考など)
姿はかつて充の祖父が飼っていた犬に似ている。が、当人(犬？)にとってはそれは別犬で、祖父については「素晴らしい人だねぇ」と。特に思い入れはない。
充は基本的に孫のように甘やかしつつ、たまにピシッと厳しく。褒めて伸ばすがモットー。
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睦月花(プロフ) - 紫清さん» こちらこそ返信遅れてしまい申し訳ありません……！ありがとうございます！！分かりました！ (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 86c21a887a (このIDを非表示/違反報告)
紫清(プロフ) - 睦月花さん» お返事遅れてしまいすみません！ もちろんです、ボードの方お邪魔してもよろしいですか？ (2019年9月23日 22時) (レス) id: 85ba6a0490 (このIDを非表示/違反報告)
睦月花(プロフ) - 書き込み失礼します。当企画にて穂月 紗夜で参加させて頂いている睦月花という者です！もしよろしければ、関係を組んで頂けないでしょうか…？ (2019年9月23日 17時) (レス) id: 86c21a887a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫清 | 作成日時：2019年9月4日 23時
