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８月〇日
今日で貴利名と付き合い始めてから１年。
私には一つだけ悩みがある。
最近貴利名の様子がおかしい事とストーカーがいる事。
友達と話していると割り込んで来て何の話してんのって言って来たり
帰ろうと思った時には下駄箱に絶対に居たりするんだ。
でもそれだけ愛してくれていると思えばちょっと嬉しい。
８月×日
朝から全校集会で隣のクラスの灰崎くんが殺されたことを聞いた。
死体はまだ見つかっていないらしい。
灰崎くんからは何度かナンパされたことがあった。
そういえば珍しく貴利名が休んだ。
さっき電話を掛けたけど繋がらなかった。
なんでだろう。
９月△日
とりあえず山に埋めた。
毎日見守ってるから。
９月◇日
灰崎くんの死体が山で見つかった。
毎日何かがついて来ている。
怖い。
９月◎日
ひと月前からストーカーにあっているらしい。
俺が守ってあげるから。
１０月■日
俺のもの。
愛してあげる。
一生。
この下
閲覧注意
朝、息苦しさと共に目が覚めた。
俺は縛られていた。
困惑しながらも周りを見ると、俺の彼女である
YOUが座っていた。
まさかYOUまで捕まったのか。
だが、俺の心配は無駄だったようだ。
「おはよう。貴利名。」
いつもと違い、妖しく微笑むYOUにすこしときめいて仕舞う。
「起きるの遅いよ！」
口を尖らせながら怒る姿は可愛いが今はそれよりもこの状況に疑問を抱く。
「YOU、俺はなんでこんな所に居るんだ？」
YOUが目を瞑った次の瞬間、首輪が少し締まった。
「っ？！」
ギリギリと首が締められて行く感覚に恐怖を覚えた。
「ぁ、あ゛、YOU、やめ…て…っ…い゛きがっ…」
恍惚とした表情を浮かべ、YOUはさらに首をきつく締めてくる。
「苦しいでしょ？苦しいでしょ？でもね、私は貴利名が誰かと話してる時、何倍も苦しかったの。心がね。だから、もっと、苦しんで。
私の為に！」
「んっ、う゛っ、おねが、ぃ…ゆるしっ…て…よぉ…」
涙を浮かべ、懇願する様子はとても可愛らしい。
このまますこし放置していると、目が虚ろになり、かくかくと足が震え始めた。
「YOUっ、ゆる…して、…ゆ…っる、し…て、ゆるし、て、ゆ…るして、ご…めんなさ…い、ごめん…なさい、…ごめ…ん…っなさ……いッ…」
可愛いが死なせては元も子もない。1度首輪を緩める。
「ふぁっ…ゲホッ、ゴホッゴホッ！」
首輪を完全に外せば首輪のアザが見えるだろう。
「首輪、取るよ。」
そう告げて、貴利名の首の後ろへ手を伸ばした。
「ひっ…」
ぴくんっと僅かに身体が跳ねた。
うっすらと首輪の形にアザが見える。
これからもこうして首を締め続ければ、そのうち、首輪型にアザが付いてくれるかもしれない。いつか私の手で締めてもいい。
ポケットに入れていた注射薬を首に突き刺す。
「ひゃっ…」
すこし痛かったのだろうか。
薬を押し込む。
「ひっ、い…っ、あっあっ…」
感覚を鋭敏にする効果があったはずだ。
ガクンと身体が跳ね上がり、その場に崩れ落ちた。
「あれ、貴利名大丈夫？」
「…あつくて…しび…れて…」
成功したかもしれない。
実際に人で臨床実験はしたことが無いのでどうなるかは全く知らない。
耳を軽く甘噛みする。
「ひぁっ！」
舌先を這わせる。
「ん、ぅ、ふぅっ…」
口を押さえて声が出ないようにしているがもったいない。
声を聴き続けて思ったが、やはり、貴利名はいい実験台だ。
今日で貴利名と付き合い始めてから１年。
私には一つだけ悩みがある。
最近貴利名の様子がおかしい事とストーカーがいる事。
友達と話していると割り込んで来て何の話してんのって言って来たり
帰ろうと思った時には下駄箱に絶対に居たりするんだ。
でもそれだけ愛してくれていると思えばちょっと嬉しい。
８月×日
朝から全校集会で隣のクラスの灰崎くんが殺されたことを聞いた。
死体はまだ見つかっていないらしい。
灰崎くんからは何度かナンパされたことがあった。
そういえば珍しく貴利名が休んだ。
さっき電話を掛けたけど繋がらなかった。
なんでだろう。
９月△日
とりあえず山に埋めた。
毎日見守ってるから。
９月◇日
灰崎くんの死体が山で見つかった。
毎日何かがついて来ている。
怖い。
９月◎日
ひと月前からストーカーにあっているらしい。
俺が守ってあげるから。
１０月■日
俺のもの。
愛してあげる。
一生。
この下
閲覧注意
朝、息苦しさと共に目が覚めた。
俺は縛られていた。
困惑しながらも周りを見ると、俺の彼女である
YOUが座っていた。
まさかYOUまで捕まったのか。
だが、俺の心配は無駄だったようだ。
「おはよう。貴利名。」
いつもと違い、妖しく微笑むYOUにすこしときめいて仕舞う。
「起きるの遅いよ！」
口を尖らせながら怒る姿は可愛いが今はそれよりもこの状況に疑問を抱く。
「YOU、俺はなんでこんな所に居るんだ？」
YOUが目を瞑った次の瞬間、首輪が少し締まった。
「っ？！」
ギリギリと首が締められて行く感覚に恐怖を覚えた。
「ぁ、あ゛、YOU、やめ…て…っ…い゛きがっ…」
恍惚とした表情を浮かべ、YOUはさらに首をきつく締めてくる。
「苦しいでしょ？苦しいでしょ？でもね、私は貴利名が誰かと話してる時、何倍も苦しかったの。心がね。だから、もっと、苦しんで。
私の為に！」
「んっ、う゛っ、おねが、ぃ…ゆるしっ…て…よぉ…」
涙を浮かべ、懇願する様子はとても可愛らしい。
このまますこし放置していると、目が虚ろになり、かくかくと足が震え始めた。
「YOUっ、ゆる…して、…ゆ…っる、し…て、ゆるし、て、ゆ…るして、ご…めんなさ…い、ごめん…なさい、…ごめ…ん…っなさ……いッ…」
可愛いが死なせては元も子もない。1度首輪を緩める。
「ふぁっ…ゲホッ、ゴホッゴホッ！」
首輪を完全に外せば首輪のアザが見えるだろう。
「首輪、取るよ。」
そう告げて、貴利名の首の後ろへ手を伸ばした。
「ひっ…」
ぴくんっと僅かに身体が跳ねた。
うっすらと首輪の形にアザが見える。
これからもこうして首を締め続ければ、そのうち、首輪型にアザが付いてくれるかもしれない。いつか私の手で締めてもいい。
ポケットに入れていた注射薬を首に突き刺す。
「ひゃっ…」
すこし痛かったのだろうか。
薬を押し込む。
「ひっ、い…っ、あっあっ…」
感覚を鋭敏にする効果があったはずだ。
ガクンと身体が跳ね上がり、その場に崩れ落ちた。
「あれ、貴利名大丈夫？」
「…あつくて…しび…れて…」
成功したかもしれない。
実際に人で臨床実験はしたことが無いのでどうなるかは全く知らない。
耳を軽く甘噛みする。
「ひぁっ！」
舌先を這わせる。
「ん、ぅ、ふぅっ…」
口を押さえて声が出ないようにしているがもったいない。
声を聴き続けて思ったが、やはり、貴利名はいい実験台だ。
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氷浦メグ(プロフ) - 琳葉*さん» 遅くなりまして申し訳ございません。最後、最後から二つ目、上から四つめが氷浦くんの日記です。 (2020年6月3日 19時) (
レス) id: 3357bae399 (このIDを非表示/違反報告)
琳葉*(プロフ) - こんにちは！これって最後の方氷浦の日記なんですか…？チョコチップメロンパン美味しいですよね(笑)珍しい感じの氷浦嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年5月22日 4時) (レス) id: 5e5098d3db (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - ヤンデレじみた氷浦君ですね最高です (2020年5月9日 18時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷浦メグ | 作成日時：2020年5月9日 17時
