動物虐待について

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　ネットを漁っていてそれなりの頻度で見かける『動物虐待』についてのホームぺージ。
勿論、占ツク内にも少なからず存在します。

　そして、社会にも、無知なのにもかかわらず偉そうに語る方が多いのです。間違った知識を
広めたりされると、正しい飼い方をしている人に迷惑が掛かります。

　小さな、試みとも言えないレベルの試みですが占ツクでそういう人へのホムペを書かせて
いただきます。

　まず、公益法人日本動物福祉協会から動物虐待はどのようなものかの引用です。


1. 意図的（積極的）虐待＝やってはいけない行為を行う・行わせる

・殴る、蹴る、熱湯をかける、動物を闘わせる等、身体に外傷が生じる又は生じる恐れのある
行為、暴力を加える
・心理的抑圧、恐怖を与える
・酷使 など

2. ネグレクト＝やらなければならない行為をやらない

・健康管理をしない
・病気を放置
・必要な世話をしない
・劣悪な環境に動物を置くなど


　上の『意図的（積極的）虐待』はニュースなどでよく聞くとは思いますが、下の
『ネグレクト』については、あまりなじみがないかもしれませんね。

　健康管理をしない、というのは『義務の狂犬病予防接種を受けさせない』『予防注射を
受けさせない』等という物の事を指すそうです。

　さて、上の『意図的（積極的）虐待』の項を見て早とちりする方が居ます。

『犬ぞりの犬は虐待されているじゃない！』

　あくまでも、犬ぞりの犬は『愛玩動物（ペット）』として飼われていません。


　子供が沢山生まれてしまえば、殺して毛皮をはぎ、衣服にします。

　懐かない犬や、噛みつく様な犬が居ればそれは処分として殺されます。

　夏は必要最低限の餌だけを貰い、みすぼらしいほどに毛がぼさぼさになります。


　ペットとして、可愛い可愛いとかわいがるために彼らは飼っておらず、そりを引くために
飼育しているのです。

　家畜と同じです。鶏や肉牛、豚などと大差はないのです。

　ただ、氷上に出れば立場は逆転し、人はそり犬の命を奪う立場ではなく、そり犬に命を
奪われるかもしれない立場になります。氷を薄いところを犬が歩けば人は落ち、凍死する。
命の駆け引きです。


　ネグレクトについてですが、これは色々と面倒な方が多く、勘違いしている方が多いです。
勘違いされているのは

・外飼い
・ケージ飼い

の二つが大体です。

　ケージに閉じ込めるというのが虐待だとおっしゃる方が居ますが、その方が犬の居場所が
出来て落ち着く事が出来るという論もあります。
　私の家の犬もケージに入れて飼っていますが、そこを自分の場所と認識して散歩から
帰ってきたりするとすんなり入っていきます。ケージの別名『ハウス』、そのままなのです。

　外飼いについては田舎ではよくある事です。また同じような話になりますが、田舎で外に
つながれている犬の多くは『番犬』であり、『愛玩動物（ペット）』ではないのです。
　不審者が入ってきた場合に吠え掛かるのが仕事という、職務を果たす犬で、飼い主と
べったり過ごす、チワワやトイプードルなどの愛玩向けの犬ではないのです。

　ただ、外飼いは『愛玩向け』の犬である、チワワ、トイプードル、マルチーズなどの
小型犬には向いておらず、下手をすると死んでしまいます。
　勿論、大型のグレートピレニーズやセントバーナードなどは外飼いの方が向いていると
いうのもあります。

　まぁ雑にまとめますと、『一概に虐待虐待と騒ぐな』『ケースバイケース』という事です。
　反論や意見、コメント欄にどうぞ。