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______探偵チームKZ事件ノート______






________今週のテーマは、________






_________彼らの日常。_________









Today is March tenth.






Cast


立花彩

若武和臣

上杉和典

黒木貴和

小塚和彦

美門翼

七鬼忍







こんたん。シリーズ一覧
忘 れ る 前 に 。【探偵チームKZ事件ノート】【短編集】







キーンコーンカーンコーン···。






塾の授業終了のチャイムが鳴った。






ここから、25分間の休み時間兼、探偵チームKZの事件報告会の始まりである。






「よし、じゃあ授業はここまで。」






自身が得意とする国語の授業であったことと、このあとにあるKZの集まりのことで頭が精一杯だった彩は、授業をほとんど聞いていなかった。






彩の母が知ったら驚くだろう。






だが、その事すらどうでもいいか、と思っていた彩は、よほどこのあとの集合が楽しみであったのだろう。






「起立。」






立ち上がるついでに、シャープペンシルやノート等をまとめる。






「礼。」






一応の敬意を表すため、深々とお辞儀。






「解散。」






解散のさ···の辺りで、国語のワーク等を鞄の中に入れ、中から探偵チームKZ事件ノートを取り出した。






それと、筆箱を持って急いで教室を出てカフェテリアへ。






カフェテリアは、成績上位者たちが集うクラスに近いので、彩からすると遠いところに位置する。






階段をはぁはぁ言いながら上りきり、倒れ込むようにカフェテリアのドアを開けた。






「遅れてごめんっ!」






息を切らしながらそう言った彩が顔をあげると、見慣れた顔ぶれが奥の椅子に座っていた。






真っ先に黒木、次に美門···という風に、その椅子に座っている皆が次々と入り口付近にいる彩に気づく。






「アーヤ、こっち。」





黒木が引いてくれた椅子に座る彩。






その動作はまだぎここちなく、誰かに引いてもらった椅子に座るのに慣れていないようだった。






彩から見て右隣が黒木、そこから半時計回りに上杉、若武、小塚、七鬼、美門という風に座っている。






「それじゃあ今回の事件だが···」






若武が口を開いた。






今回の事件とは、近所の大手デパートでの盗難事件。






盗まれたのは、ルビーのペンダント。






実際に買ったらうん十万という、本物である。






調べていくうちに、その犯人が浜田中二年生の女子だということが分かったので、彩に話をしてもらうということが前回決まったのだが···。






「いくらなんでも、アーヤ一人はかわいそうじゃない?」






美門がそう、声を発した。






「そうだね。」






と、小塚。






「いや、でも、この前のミミーのときも立花一人だったし、大丈夫じゃね?」






そう、上杉。






「え?ミミーがなんだって?」






と、若武が口を挟んだ。






ミミーは、本名宮下美久。






決してミミーが本名なのではなく、通称がミミーなのてある。






学校の都市伝説は知っているで、若武の彼女になったが、すぐに宮下のほうから振ったらしい。






まぁ、その事は彩たちが仕組んだのだが。






「若武覚えてないの?ミミーと若武を別れさせ」






小塚がそこまで言ってから、あっ···と口を自身の手で押さえた。






「何っ!?俺がミミーと別れたのは、お前たちが仕組んだのかっ!?」






若武が大きな声で言う。






それの様子に、となりに座っている上杉が火に油を注ぐような言葉を言った。






「あぁ、そうだよ。
 単細胞でチビなお前が、俺らKZよりそっちの方が大切だっていったんだからな。」





「なんだとバカ杉っ!
 もういっぺん言ってみろっ!」






「何回でも言ってやるよ、単細胞でチビなバカ武っ!」






その言葉に若武が激怒し、ぎゃあぎゃあと口喧嘩が始まった。






それを、あきれ顔で見つめる彩たち。






その低レベルな争いをずっと見ているのも飽きる。






彩の様子を見てそう思った美門と黒木が目配せをして、黒木が一言。






「姫がつまらなそうだから、そろそろやめようか?」






瞬時に顔を赤らめる彩。






その言葉に、はっ···と正気に戻る二人。






すごすごと、いつの間にか立ち上がっていた若武と上杉は椅子に腰を落ち着けた。






その様子を見つつ、苦笑することしかできない一向。






「で、何を話していたんだっけ?」






と美門。






「ルビー盗難事件だ。」






と七鬼。






「そうだ、確か、アーヤにもう一人付け加えるっていう話···」






と小塚。






「こんなに大きな事件を解決したら、目立つこと間違いなし!」






そう、自身がテレビに映ってインタビューを受けている姿を想像しながら言う若武。






そして。






「あの···非常に言いにくいんだけど···。」






と、申し訳なさそうに彩がつぶやいた。






「実はもう言っちゃって、ミミーのときと同じかんじになったから、事件は解決して、若武の求めるような証拠が残ってないんだ···」




















直後、若武の叫び声がカフェテリアに響いたそうな。




















__________________






皆さんこんにちは!こむぎです!


今週から始める企画、


その名も、


【こんたん。】シリーズです!


毎週土曜日(?)更新予定!


よろしくお願いします!


では〜♪




次↓
ホワイトデー。【若彩】[今週の短編。3.16.]【探偵チームKZ事件ノート】

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オレンジ - ↓すいません、「忘れる前に」とコメント間違えちゃいました…。応援してます! (4月21日 11時) (レス) id: 211c3d49fd (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 今週の短編シリーズ、ひとつにまとめたんですね。すごい読みやすいです!〈こんたんシリーズ〉好きなので、ここで全て読めるのは嬉しい! (4月21日 11時) (レス) id: 211c3d49fd (このIDを非表示/違反報告)
木実こむぎ(プロフ) - 花桜優音さん» 頑張る! (3月10日 9時) (レス) id: d1b6f44894 (このIDを非表示/違反報告)
花桜優音(プロフ) - こむぎガンバ! (3月9日 20時) (レス) id: b1f72a0dd9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木実こむぎ | 作成日時:2019年3月9日 19時

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