楽々孤園【選考型募集企画】【事前告知】

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【世界観】

蛇楽組が恐怖で人々を統治する無法の街，「楽園都市」．

鬱々とした空気と怒号がはびこりながらも楽園をうたうこの街には，世間から行き場をなくした者たちが集う．

明日を生きれる希望もない浮浪児．

光の世界から必死に逃げ込んできた犯罪者．

そして人を殺し地肉を喰らうことしかできなくなった哀れな怪異たち．

世界の片隅で息を続け，

運命の波に逆らい続ける彼らが舞台に揃ったとき，

悪意と慈愛に満ちあふれた物語が幕を開ける．


【企画概要】

中華風 × 怪異

キャラ制作や壁打ち、派生作品作成を目的としています。本編作成は今のところ予定していませんが、作成する可能性はあります。


【用語解説】

・怪異(かいい)
→負の感情をためすぎた人間が凶暴化したもの。人間の血肉を主食とする。非常に高い身体能力を持ち、妖術を使う個体もいるが、一般的に人間の心臓や頭など急所に当たる部分を攻撃されれば死亡する。急所以外に傷をつけられた場合は回復する。人間の原形をとどめていない気味の悪い見た目の個体からぱっと見じゃ人間と見分けがつかないような個体まで様々であり、一般的に人間と近い見た目をしていればいるほど強く、知能も高い。どれくらい負の感情がたまってしまえば怪異になるのかは人により、また負の感情のたまりやすさもその場所の風水によって変わる。知能の低い怪異は顔を覚えた人間を積極的に襲うため、怪異の多い地域に住む者はお面をつけていることが多い。食事以外の、たとえば排泄や睡眠などの生理現象は行わず、見た目も髪を切るなどしなければ怪異になった時点から変わることはない。寿命という概念はなくきちんと食事として人間を食べていれば誰かに倒されない限り生きていける。桃の匂いをよく好む。

・楽園都市(らくえんとし)
→ある大陸のどこかにある街。広さは大体700平方キロメートルぐらい。四方全てが山に囲まれているという立地上、風水の観点で負の感情が溜まりやすく、その分怪異の出現率も高い。そのためほとんどの人は楽園都市に近づくことはなく、住人は金のない人々や犯罪者がほとんど。場所によって一番街から十番街まで区切られており、一番街は後述する「蛇楽組」の人々やある程度金のある人が住んでいるため整備されているが、それ以降はあまり環境が良くなく、治安が悪い。（基本的に数字が大きくなるほど治安が悪くなる）。八番街から十番街は特にひどく、路上暮らしの人ぐらいしかおらず死体もあちらこちらに転がっているため犯罪の巣窟になっている。無法地帯であるが、「蛇楽組」という極道がヒエラルキーの頂点に君臨しており、楽園都市の住人は蛇楽組に従っている。（詳しくは後述する）。怪異に顔を覚えられないようほとんどの住人がお面をつけている。他の街や国との交流がないため、独自の文化が形成されている。









（中華街のようなものと思っていただければ）

・お面(めん)
→怪異の多い地域に住む人たちの必需品。知能の低い怪異は顔を覚えた人を積極的に襲うが、顔のどこかを隠していれば怪異は顔を覚えることができないため、現在は多くの人が外出する際はお面をつけている。デザインも様々であり、よりおしゃれなものを厳選して着用している人も多い。

・妖術(ようじゅつ)
→何かしらの超常現象を起こせる力のこと。妖術を扱える者を「妖術使い」と呼ぶ。人間の場合使える者はあまり多くはなく、そこから強力な妖術使いを探すとなるとさらに数は限られる。怪異の場合は人間よりも妖術を使える個体の割合が多く、人間のときは使えなかったのに怪異になってから妖術の才能に目覚めるという場合も少なくはない。特に人型の怪異は強力かつ暴力的な妖術使いである場合がほとんど。一種類の弱い妖術しか使えない者もいれば、強力な妖術をいくつも使える者もいるため妖術使いはピンキリである。

・蛇楽組(じゃらくぐみ)
→楽園都市を牛耳る極道。楽園都市に住む人たちからまきあげた家賃やみかじめ料を主な収入源としており、組長や幹部は一番街で裕福な暮らしをしている。楽園都市の土地はすべて蛇楽組のものということになっており、楽園都市の建物に住んだり商売をしたりする場合は蛇楽組に許可をとらなければならない。基本的に言うことを聞いていれば危害を加えられることはないが、少しでも蛇楽組に敵対するような意思を見せた者は次の日まで生きていることはできない。楽園都市を恐怖で統治するなんでもありの集団だが、一応極道としての仁義やけじめはもちあわせてはいるようだ。「楽園都市」という名前は初代蛇楽組組長が名付けた。

・警備局(けいびきょく)
→蛇楽組によって作られた楽園都市を警察する組織、というのは建前上の説明であり、実際は蛇楽組専用の護衛組織のようなものである。蛇楽組の言うことさえ聞いていればそれだけで高い収入が入ってくるため、真面目に楽園都市に住む人々を守ろうと働いている者はほとんどいない。もしも目の前で誰かが怪異に襲われていても助けることはしないし、連続殺人事件が起こっても蛇楽組から捜査しろと言われない限りは何もしない。それどころか蛇楽組の威権を後ろ楯に一般人に対し横柄な態度で接する者もいる始末である。それゆえ楽園都市の住人の警備局員への信頼は0に等しい。とはいえ蛇楽組からの粛清が怖いため文句を言える人はいないが。制服のようなものはなく、警備局のエンブレムを服のどこかにつけていればいい。エンブレムは偽造されないよう特殊な透かしが入っている。



↑エンブレムです。

司玉教(しぎょくきょう)
→近年楽園都市で耳にするようになった新興宗教の名。教祖の教えに従えば永続の幸福が与えられるという一見どこにでもあるような宗教だが、司玉教を信仰し始めた者はなぜだか突如消息不明になることが多い。

大和(やまと)
→楽園都市のある大陸から東に向け海を渡った先にある島国。唯一無二の独自な文化を持ち。刀一本で戦う「侍」と呼ばれる者たちがいるという噂。
(日本のことです)


【募集枠】

全11枠

HO1〜HO6→人間（うち一枠〆切）
HO7〜HO11→怪異

HOは追加される場合があります。

HO1：あなたは楽園都市で腕利きの情報屋として知られている。あなたには金を集めなければならない理由がある。

HO2：あなたは楽園都市出身であり、現在は旅人として世界各地を巡っている。あなたは過去になにか辛い出来事があり、それが原因で楽園都市を出ていった。（主催枠につき募集しておりません）

HO3：あなたは楽園都市出身であり、現在は大都市でアイドルとして絶大な人気を誇っている。あなたはたくさんの人に愛されるほどのルックスと歌声を持つ。

HO4：あなたは警備局に勤めており、警備局員の中でも珍しくまっすぐな正義感を持ち真面目に仕事に取り組んでいる。

HO5：あなたは大和出身であり、常に刀を手にしている。あなたがなぜ祖国を離れ楽園都市にいるのか、理由を知っている者はいない。

HO6：あなたは楽園都市を牛耳る極道「蛇楽組」の組長である。あなたは楽園都市の住人から奪った金で優雅に暮らしている。あなたは蛇楽組の組員をまとめあげ従わせるほどのカリスマ性を持つ。

HO7：あなたは医者である。あなたは人間を食べてしまう罪滅ぼしとして無償で楽園都市に住む人々を診察している。あなたは優しい心を持つ。

HO8：あなたはなんの理由も目的もなく、ただ愉悦のためだけに人を殺す。あなたの倫理観は人間のころからどこかゆがんでいた。

HO9：あなたは司玉教の教祖である。あなたは司玉教の信徒たちを供物として自身にささげさせ、それを食べて暮らしている。

HO10：あなたは「蛇楽組」の構成員として、HO6の護衛をしている。あなた自身は凶暴な性格であり、HO6の言うことしか聞かない。

HO11：あなたは楽園都市に住む怪異の中でもっとも古株でありもっとも強い。あなたは百年以上前から楽園都市に住んでおり、どれほど昔から生きているのかは誰も知らない。


【企画始動条件】

評価とお気に入り数の合計が10を越えましたら企画始動いたします．詳しくはスケジュールをご確認ください．

条件を満たしましたので予定通り企画始動いたします。詳しくはスケジュールをご確認ください。


【スケジュール】

一次募集の詳しいスケジュールはこちらをご覧ください．

2025/1/20　一次募集〆切
2025/1/31　一次募集cs提出〆切
2025/2/2　一次募集合格者発表
2025/2/4　二次募集受け付け開始


【各種URL】

一次募集（現在募集中）
↳【選考型募集企画】奇々楽々

設定集（参加希望者は閲覧推奨）
↳奇々楽々 細かい設定集

壁打ちボード（参加希望者は壁打ち可能です）
↳【奇々楽々】壁打ち

質問ボード（質問等ございましたら）
↳質問ボード